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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.5
- 出版社: 小学館プロダクション
- サイズ:20cm/383p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-7968-8001-1
紙の本
それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (Sho‐pro books)
著者 リーナス・トーバルズ (著),デイビッド・ダイヤモンド (著),風見 潤 (訳),中島 洋 (監修)
北欧のコンピュータ・オタクの一学生が興味と自尊心の赴くままに世界のネットワーク仲間に投げ入れた小石は、広くビジネス社会全般の根幹を揺るがすに至った。小石の名は「リナックス...
それがぼくには楽しかったから 全世界を巻き込んだリナックス革命の真実 (Sho‐pro books)
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商品説明
北欧のコンピュータ・オタクの一学生が興味と自尊心の赴くままに世界のネットワーク仲間に投げ入れた小石は、広くビジネス社会全般の根幹を揺るがすに至った。小石の名は「リナックス」。生みの親が初めて語るリナックス哲学。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
リーナス・トーバルズ
- 略歴
- 〈トーバルズ〉1969年フィンランド生まれ。Linux開発者。
〈ダイヤモンド〉『レッドヘリング・マガジン』誌の編集役員。
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紙の本
愛と勇気と好奇心
2001/09/11 10:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みゆの父 - この投稿者のレビュー一覧を見る
僕は親馬鹿だ。三六歳で生まれた一人っ子なので仕方ないといえばいえるけど、それはこっちの理屈で、いい迷惑なのは本人(二歳になる娘)だろう。なにせ、音楽にあわせて歌ったり踊ったりするのが好きなばかりに、音楽が好きに違いないって決め付けられ、将来は音楽関係の仕事だって論理が飛び、あげくの果てに(親の趣味と実益が入って)絶対オペラ歌手にするって決められてしまったのだ。一歳半から音楽教室に通い、二歳の誕生日には祖父母からピアノが贈られ、三歳になったらピアノ教室に通う予定だ。もちろんこれは半分本気・半分冗談で、娘が「いやだ」っていったら、この遠大なオペラ歌手化計画は即座に放棄。僕は、好きな仕事をすることはとても大切だ、好きな仕事が出来るように環境を整えてやる(つまり選択の幅を広くキープしておく)のが親の仕事だ、そう思ってる。だから、本人がいやなのにやらせるのは第一の条件に反するから「なし」だし、放っておくのは第二の条件に反するからこれも「なし」だ。
とにかく、仕事をするんだったら好きな仕事でなくちゃいけない。そんな夢を実現したリナックスの作者トーバルズが書いたってことで、僕はこの本を手に取った。僕はIT弱者だから、この本に対する僕の関心はただ一つ、つまり(娘に好きな仕事をみつけてやるためじゃなくて)娘が好きな仕事をみつけるためのヒントが書いてあるかどうかだ。これって不純な読み方かもしれないけど、「それがぼくには楽しかったから」ってタイトルには、パソコン好きだけじゃなくて、そんな読者も引き付ける力があるような気がする。というわけで一気に一晩で読んでしまった。四つにわけて感想を書いておこう。
第一、オープンソースって素敵だって感じた。ボランティアで、共同作業で、無償で無料で、改良が自由で、どこか反権威主義っぽいコンセプト。水から空気から人の命に至るまで値段が付いてるこの社会で、こんなコンセプトが放つメッセージは魅力的だ。しかも、このメッセージの背景には哲学がある。人間は、他人からやってほしいことをやり、誇りを持って行動し、楽しまなきゃいけない。人生の意味は、生存すること、社会秩序を維持すること、楽しむこと、このように進化する。オープンソースは「楽しむこと」って段階にフイットしてる。テクノロジーは手段であって目的じゃない。
第二、仕事は楽しくなくちゃいけないって改めて感じた。仕事の目的は、人間関係を築き、人々から意見や評価をもらうことだ。仕事の原動力は、好奇心と意志と楽しさだ。貪欲はつまらないし、トーバルズもいってるように「絶対によくない」のだ。
第三、でも、好きな仕事をして生活するのって難しいって感じた。わりと恵まれてたトーバルズも、大学の助手や企業の研究員をしながら、半分は趣味でリナックスを作ってく。もちろん趣味で活躍するうちに仕事の声がかかることはあるだろうけど、はじめの一歩は結構大変だっていうことが、この本を読んで改めてわかった。
第四、自然体でいるって大切だって感じた。トーバルズは、オープンソースと商用リナックスの関係とか、既存のプログラムとリナックスの関係とか、一部の人々が熱くなる問題に直面しても、「どっちでもいいじゃないか」って自然体を崩さない。これは、いい加減ってみられるかもしれないけど、じつは選択の幅を広くキープしておくっていう態度を反映してるはずだ。
好きな仕事を楽しくするっていうのは、じつは大変なことだ。でも、沢山の友人や隣人の力を借りながら、一歩一歩夢を実現することは不可能じゃない。そんな勇気をこの本はくれる。働く人には辛い世の中になったけど、僕もいつかこの勇気を娘に伝えたい。
紙の本
2001年の必読書
2001/12/17 21:10
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投稿者:せいじろうず - この投稿者のレビュー一覧を見る
工業化社会から情報化社会への変化を克明に記録した、歴史的な書として記憶されるでしょう。2001年の必読書。…と言いたいところですが、最近はあまりlinuxが(目を見張るほどには)元気じゃないですね。それでもリーナスの「生存・社会化・楽しみ」モデルはとても魅力的なアイディアであることには変わりはないです。
リーナスの出身国フィンランドは、ヨーロッパにありながらアジア系民族なわけですが、どんなところか僕はあまりよく知りませんでした。サウナ好きでハイテク好きでトナカイ好きだとか。フィンランドのお国ばなしとしても楽しく読みました。
紙の本
LINUXが成功した理由がこんなところにあった
2001/07/14 02:13
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投稿者:yuu - この投稿者のレビュー一覧を見る
LINUXを作った人とはどんな人だろう。
フィンランドで生まれ育ち、コンピューターオタクと自分を称するほどプログラミングが好きだったそうだ。
フィンランドという国がテクノロジーの研究開発にとても熱心な国であるとか、大学に入るのにお金がかからないとか、トーバルズ氏とフィンランドの興味深い話から始まり、LINUXができるまでのエピソード、世に広まってから現在に至るまでのコンピュータ業界の裏話などがぎっしり。ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、業界の有名人についても辛口にコメントしているところもすごい!そのようなコメントもトーバルズ氏が語ると妙に納得できるのはやっぱりすごく物事をよく理解できていて、どうしてそれがダメなのか、ということの説明もすごくうまい。
オープンソースという言葉がひっきりなしに出てくるように、そうすることで、みんなが共有でき、開発も進みLINUXはどんどん良くなっていることが今まで成長をとげた理由と語る。これは他の仕事についてもそうだと言えるし、そうなるとこれからの時代どんどん社会も良くなっていきそうだ。
結局人間は楽しむことを理由に生きているわけで、トーバルズ氏もただその意志を貫いている。やっぱり成功した人の考え方って、すばらしいものがありますね。
紙の本
すごい。
2001/06/26 13:20
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーナスさん。ちょっと嫌いでした。嫉妬でした。この本を読んで変わりました。すごい人です。
コンピュータを知らないとわからない部分もちょっとあるけど、基本的には読み物です。これを知ってLinuxをさわると、さらに愛着が湧くかもしれません。普通の「おたく」が世界中の人気者になるまでの、ストーリーです。インターネットの素晴らしさも再確認できるでしょう。
是非、お勧めします。
紙の本
作者が語るLinux誕生の経緯
2001/10/15 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
LinuxはUNIX系OSの中で、今最も注目されている。UNIXの歴史は古く、Windows登場前のDOS時代からハッカー達に支持されてきたが、Linux以前にも無償提供されたUNIXが無かったわけではない。また、プログラムのソースコードを公開する「オープンソース」という考え方も、フリーウェアの誕生とともにあり、珍しいことではない。だから、無償公開やオープンソースだけでなく、フィンランドの学生だったリーナス・トーバルズが、たった一人でUNIX互換OSを製作したことが、ブームの大きなの要因だったと思う。
リーナスは、単なる気前のいい天才プログラマだったのか。それとも、何か壮大な目的をもってLinuxを開発、公開したのか。それがこの本で明らかになる。腕試しのつもりで公開したものが、支持されるうちに思想性を持つに至ったというのが印象だ。リーナスの考える人類の営為の進化モデルは納得できるが、後付けのような感じがしてしまう。
紙の本
本人によるLinux哲学が興味深い
2001/08/16 11:02
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投稿者:淳 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、序章、第一部、第二部、第三部、終章、という構成になっている。序章、終章はプロローグとエピローグに相当し、第一部から第三部までがメインだ。リーナス・トーバルズの述懐を中心として、ときおりたきつけ役のディビッド・ダイヤモンドの解説が加わる、というスタイルを取っている。リーナスの文章はかなりフランクなもので、オタクらしい表現ともとれるが概して好感が持て、読みやすい。
第一部は主に彼の生い立ちが述べられ、第二部でLinuxの生誕から世界に羽ばたくまでの経緯が語られている。第二部で紹介されているタネンバウム教授との論争はlinuxerにとっては有名な話だ。
本書はやはり第三部がとくに興味深い。第三部では、Linuxが成功してから、Linuxをとりまく諸事情について、リーナス・トーバルズの哲学が如実に記されている。ライセンス問題、オープンソースとビジネスの在り方、ソフトウェア関連ビジネスモデルの展望、知的所有権に対する考え方、などなど、オープンソース界の旗手のひとりとして優れた考察が述べられている。ここで彼が述べている内容はかなりまっとうな意見であり、共感するところが多い。有名人でありながら、庶民派とされる所以だろうか。
ところで彼の意見に共感するのはよいのだが、では彼と私の違いって何だろう? と悩ましいところもある。ほぼ同年代で意見も同じなのに。その秘密はオタクかそうでないか、というところにありそうだ。もっともこの場合の「オタク」という表現はけして悪い意味ではない。本書は自分のスタンスについて深く考えさせられる契機を与えてもくれた。
なお序章と終章はリーナス・トーバルズによる彼の人生哲学についての記述がなされている。この部分はリーナス信者向けの文章ではあるかもしれないが、私にとってはあまり興味を惹く内容ではなかった。
さて本書についての感想を述べるにあたっては、装丁にも言及しておきたいところである。表紙カバーの中央、英文タイトル「JUST FOR FUN」と書かれているうち「O」の部分がくりぬかれており、そこからLinuxのマスコットキャラクターであるペンギンが覗いている。しかもカバーを取ると、そこには無数のペンギンの群れが現れる。なかなかユニークなデザインだ。このデザインをみて1歳半になる私の娘が「コッコ、コッコ(彼女の言葉で、鶏、転じて鳥すべてを指す)」と大ヨロコビし、自宅では読書にならなかったことを蛇足ながら付け加えておこう。
紙の本
OSが作りたくなる本
2001/06/23 06:32
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投稿者:青木ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
リーナス・トーバルズは現在,シリコンバレーに住んでいる。x86系CPUでIntel,AMDに並んで注目されているトランスメタでx86コードモーフィングソフトウェアの陣頭指揮をとっているのだ。
彼の指揮するコードモーフィングソフトウェアとは,もともとRISC型プロセッサであるCrusoeの上で,x86アーキテクチャを実装する(いわばエミュレーション)プログラムだ。その仕事とは,マイクロソフト以外でもっともx86アーキテクチャを理解した彼にはもっともふさわしい仕事といえるだろう。
彼はソフトウェア共産主義者ではない。Red Hatが株式公開したとき,キャピタルゲインをうけて本当に嬉しかったという。ただ,ごく自然に,インターネットなどで人から得る情報から作ったソフトウェアをインターネットで人に指摘されながら作ることが楽しかったという。
Linuxは確かに引きこもりがちの学生が大学にもいかずに作ったというふうに語られることが多い。ただBSDが大学の研究で作られ,Windows/MacOSともに企業の思惑で作られたものだ(もちろん最初はそうでないにせよ)。'90年代前半,インターネットが始めて個々人の手に届く範囲になったとき,ごく普通の(オタク気味かもしれないが)学生「個人」が「自発的に」インターネットを利用して,自分を含めた「自分たちのため」に作った初めてのオペレーションシステムだったという文脈で語られることは少ないが,実はこれはインターネットの大いなる成果(仇花にならなければいいが)である。
この奇跡について,PCに関わるものであるならば知っておくべきである。
■あと,この本を読んで誤解があっては困るのだが,ApacheはOSではなく,Linuxも含めたPOSIX互換OS用に設計されているWebサーバープログラムの名称です(笑)。この本を読む人にそれを知らない人はいないと思うけれど。これは訳者の痛烈なミス。2版では直してね
紙の本
文化の違い
2001/06/02 08:07
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投稿者:異次元加藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
設計が全て無償で開示されたのUnixクローンOS(の中枢部分)としてここ数年注目を集め続けているLinuxの開発者、Linus Tovaldsによる自伝(といっても、まだ、30過ぎた位なんだけど)。
私がLinuxをさわり始めたのが97年の3月くらい。その後、一旦挫折し、メイン環境となったのは、多分、98年の正月に入ってからだったと思う。そのころ、すでにASCIIで連載記事が組まれるくらいの知名度はあったが、その後、99年に入ってからの大さわぎなんてものは全く予測ができるようなものじゃあなかった(私が使い始めたころは、TrueTypeフォントも真っ当に使えなかった……まあ、これはLinuxそのものの問題じゃないが)。
その中で、一貫して言われ続けたのがLinuxの開発者であるLinus Tovaldsの人柄の良さだった。Linuxをインストールするとついてくるマニュアルの中に混ざって、Linuxの歴史や、京都に来たときの講演記録もあったので、その内容からも勿体ぶったところのないユーモアに満ちた人柄に触れることができる。
その後、Linuxだけでなくフリーソフト全般の開発モデルを分析したEric S.Raymondも開発者の人当たりの良さ(というか、マメにコミュニケーションをとり続けようとする姿勢)を重要視する論文を上梓している。この辺は山形浩生さんが翻訳を公開してるから読んだ人も多いかもしれない。
今回、この自伝の中で、そうした独自の個性を持つLinusの秘密が明かされる……というわけではないにしても、おもしろい話は多い。私はイヤな人間、とか言ってるけど、本当にイヤな人はそんなこと言わないし。
Linuxそのものの歴史については、上記の文書なんかで紹介済のものも多かったけど、当事者の視点から語られると、個々のエピソードの繋がりが見えてくる。
テクノロジー好きで教育熱心のフィンランドの国民性や、(Linusはノキアをしきりに持ち上げている。日本で言うソニーファンみたいなもんだろうか)ヨーロッパからアメリカに渡ってきて何を話すにしてもやたらと対決姿勢を取りたがるアメリカ人に戸惑った話とかいった、文化の差を語る段が多かったのも興味深かった。Linux成功の秘密、とかに直結するというわけではないにしても、よく言われているようにLinuxの独自性が、コンピュータ技術というよりは開発体制の文化の側面にあることと符合すると思う。
(ところで、読んでて気づいたけど、Linusの奥さんのToveさんて、トーベ・ヤンソンのトーベと同じ名前じゃないか? 名前と名字は本国でもひっくり返らないのはスウェーデン系だからだろうか)
紙の本
一読の価値
2002/05/23 22:49
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投稿者:まつもと - この投稿者のレビュー一覧を見る
WINDOWS,MACと並び,現代になくてはならないLINUXの生みの親,リーナス・トーバルズの自伝的小説です。
どのようにしてLINUXが生み出されたのか。LINUXを生み出した人はどんな人物なのか。LINUXが人気がある理由。本書を読めばよーくわかります。
やはり,LINUXの生みの親リーナスは人間的にすばらしい人なんですね。純粋にコンピュータが好きで,結果としてLINUXを生み出し,多くの人の協力,信頼を得たのだということがひしひしと伝わってきます。
コンピュータが好きな人もそうでない人もこの本を読んで損はないでしょう。ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊です。一読の価値があると思います。
紙の本
2001/07/01
2001/07/23 18:16
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投稿者:日経オープンシステム - この投稿者のレビュー一覧を見る
Linus Torvalds氏の自伝的著作。Linuxがどうやって誕生し,どのような思想の下で開発されてきたかが分かる。例えば,OSの世界的権威であるAndrew Tanenbaum氏はLinuxが開発されたばかりのころ,「カーネル全体が1つのファイルであるLinuxは時代遅れ。移植性もない」とインターネットでこきおろした。温厚なイメージのあるLinus氏だが「だからこそLinuxはシンプルで速い」と反論した。他にも知的財産権に関する考え方などの哲学が述べられている。
Copyright (c)1998-2001 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
紙の本
出版社販売促進資料より
2001/04/02 18:15
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【リナックス生みの親、リーナス・トーバルズ自伝、5/10(予定)日米同時発売!】
革命児でも、起業家でもあろうとしたわけでもない一介のコンピュータ・オタクにすぎなかった彼が“Linux”によって一躍注目を浴びる存在となった。この本には、これまでの“Linux”発展の軌跡と彼の人生が綴られている。「しっかりした枠組みを持った組織がなくても大成功している。何もかも自然発生的に起こったことだ」一個人によって開発された“Linux”は、インターネットを通じ、世界のオタクたちによって育てられた。今や全世界的なものになったその成功の秘密を彼自身から聞くことができる一冊。