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  • 発売日:2012/02/08
  • 出版社: 新評論
  • サイズ:20cm/208ページ
  • ISBN:978-4-7948-0891-2

紙の本

悪循環と好循環 互酬性の形/相手も同じことをするという条件で

著者 マルク・R・アンスパック (著),杉山 光信 (訳)

カップル、家族、コミュニティからグローバル化経済の領域まで、人間社会の循環的関係を鮮やかに析出! 贈与交換論の最先端議論 結婚式に呼ばれれば祝儀をもっていくし葬式の参列に...

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悪循環と好循環 互酬性の形/相手も同じことをするという条件で

税込 2,420 22pt

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商品説明

カップル、家族、コミュニティからグローバル化経済の領域まで、
人間社会の循環的関係を鮮やかに析出! 
贈与交換論の最先端議論

 結婚式に呼ばれれば祝儀をもっていくし葬式の参列には香典を持参する。そして祝儀や香典には半返しや七分返しでお返しがくる。さまざまな機会に贈り物のやりとりをするのはいうまでもない。能率化が求められる現代なのに、なぜ私たちはこんな手間をかけたことをするのだろうか?
 相手にダメージを与えるときでも同じことがみられる。書評で悪く書けば同じ仕打ちを受けるし、世界には「殺した者は殺せ」という復讐の慣行をもつ文明が近年まで存在したのも知られている。やればやり返される。
 このことは社会経済学では贈与交換ないし互酬性として知られている。市場での交換、国家(中央政府)による再配分とならんで社会経済の内には贈与交換の原理で動いている領域があるというのだ。けれども社会経済学で扱う互酬性は経済という狭い分野に限られている。
 相手も同じことをする条件で何かをするという行動は、私たちの生活でどこにでも見られる。たとえば一緒に生活するようになった男女のカップルにおいては、今晩の食事の後の皿洗いをどちらがするのか、というところにまで入り込んでいる。些細なようだが、このことはそう簡単には無視できない。
 贈与論の理論はマルセル・モースの「贈与論」に始まる。本書ももちろんモースの議論を取り上げるが、他のさまざまな議論も取り入れて拡張を試みる。限定交換と一般交換についてのレヴィ=ストロースの議論、あるいはベイトソンのダブルバインド論を導入すると、読者が想像もしなかったような形でカップルや家族の関係からグローバルな市場の変動まで、その政治性を含めた相互性の関係の広がりが見えてくることになる。相手も同じことをする条件で行動するときには循環的関係が出現するが、たいていは悪循環で私たちはその環に閉じ込められるし市場の変動(これも悪循環の一つ)に翻弄される。本書でアンスパックはどうしたら私たちが循環の輪の外に出られるか、そして悪循環を好循環に転換できるかをたんねんに考察する。(すぎやま・みつのぶ/社会学)【商品解説】

著者紹介

マルク・R・アンスパック

略歴
Mark Rogin ANSPACK 1959年生まれ。ハーバード大学を優等(B. A. cum lauda)で卒業し、1991年にはスタンフォード大学で学位を得ている。現在はパリの理工科大学に設置されている応用認識論研究センター(CREA)の研究員。最近著作に『模倣されるエディプス』(2010)がある。

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人を殺した者は殺されなければならない。この掟を実現した者は同時に...

ジュンク堂

人を殺した者は殺されなければならない。この掟を実現した者は同時に自らも殺人者となり、同じ掟の適用対象となる。こうして連鎖は続く。「悪循環」である。
贈与交換において、人類は「悪循環」から「好循環」へと移動する。復讐=過去の攻撃への反応から、未来に受け取る贈与を期待しての反応への時間方向の逆転が、復讐をプラスの相互性に移行させる。
だが、もしそれが贈り物であるならどうして人はそれにお返しする義務を感じるのか?もしお返しするのを強いられるならどうしてそれが贈り物であるのか?
 このダブルバインドから逃れるためには、「第三の人物(の場所)」を必要とする。その原初のかたちが、例えばマオリ人の「ハウ」など、贈与の精霊である。
近代以降その役割を果たしているのが、市場であり国家である。だから、交換は二人の個人の間で行われる取引だと経済学が前提するとき、それは自らのフィールドである市場を、あらかじめ否定してしまっていることになるのだ。
相互不信と未来への絶望が蔓延して、世界が停止しつつあるかに見えるいま、閉塞状態を突破する道は、信頼を抱いて贈与の「先手を打つ」ところに、開けていくのだろう。

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