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音声通話、データ通信それぞれのネットワークの仕組みから、3G、LTEを実現する技術、それにGPSなどの最新のサービスの仕組みまでが、かなりわかりやすく解説されています。
ただ、符号化、多重化などについては、基本的な数学がわかっていないとちょっと厳しいかも(ワタシのことです)。
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アンテナが3本立っているのにつながらないのはなぜ?といった疑問に答えられるようになる本です。
携帯電話のアンテナは、受話器やマイクの近くに設置しているのでその辺は手で覆わない方がいいよといったTIPSから、第2版ではLTE(Long-Term Evolution)や国際ローミングの話題まで載っています。
本のタイトルからすると、気軽に読めそうな感じがしますが、かなり広い範囲で、専門知識を詰め込んであるので興味が無ければ読み通すのは困難です。
携帯電話やスマフォ関係の接続テストをする人は読んでおいた方が良いでしょう。
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なるほど、携帯電話というサービスってこんな風に提供されているんだとただただ感心するばかり。
回線交換とパケット交換の棲み分けや、高速化・高品質化のための緻密で工夫の詰まった要素技術、サービスを提供するためのアーキテクチャと今後の方向性、全てがシステム屋としてとっても参考になった。
今やオーバーラップする部分が日増しに増えている携帯電話サービスのネットワーク。その概要を吸収できたことで、本来理解しておかねばならない(でも心もとない知識しかない)PCがらみのネットワーク側も見通しが良くなった気がする。
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夜間作業の立会いで待ち時間があったので、その間に読了。
このブログはテクノロジーの話題が少ないが、私はコンピュータ関連の仕事をしており、いちおう技術者の端くれだ。
本書は、携帯電話に関わる技術の概要と、システム全体を支える要素技術を
バランス良く解説した専門書である。
私は、無線については門外漢だが、ネットワークはズブの素人ではないので
なんとか読む事が出来た。
基礎知識がない人が読むにはちょっとツライかもしれない。
いや~しかし、ケータイってスゴイねー!!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
話には聞いていたが、本当に最先端テクノロジーの塊だという事が分かりました。
LTE、iPhone5、その次の世代のケータイが待ち遠しいです。
あと5年もしたら、みんな普通に
スカウター付けて歩くようになるんじゃないかな。
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携帯電話の技術について専門用語を使い、基本的な内容から説明している本だが、携帯技術の全体像をイメージでつかむというよりは、各々の携帯の技術書につなげる本であったと思う。内容的には高度な部分も含むと思う。
内容は、音声通信として2章、データ通信として3章などで説明しているが、類書を読んで全体像を読んでから本書を読んだ方がよいと思う。
逆に言えば、携帯技術の専門家を目指すのであれば、良書ではないだろうか(自分は異なるが・・・)
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[ 内容 ]
電話ができる、メールもできる、携帯電話の仕組みを解説。
10年後も通用する“基本”を身につけよう。
[ 目次 ]
第1章 「携帯電話」とは何だろう
第2章 携帯電話端末と無線基地局を無線でつなぐ―CDMAの不思議な仕組み
第3章 無線基地局を抜けてコア・ネットへ―相手の位置を見つけてつなぐ
第4章 電波で高速にデータを送る―確実に速く届ける工夫
第5章 IPネットを抜けてインターネットへ―ゲートウエイ経由でメールとWebアクセス
第6章 携帯電話を便利にする付加機能―国際ローミング、FMC、位置情報、番号ポータビリティ
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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身近だがよくわかっていないことも多い携帯電話の仕組みをわかりやすく解説。前半はCDMAなど3Gの話で古いという印象だが、後半にLTEの話も載っている。著者はNTTやドコモなどで研究されていた方々。
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2016年1月22日読了。スマートフォン、LTEなど第3世代以降のトピックも盛り込んだ、携帯電話で通話・データ通信が可能になる裏側の仕組みを解説する本。前半の音声通話のトピックだけでも「へー」連発で大変面白いが、後半のデータ通信のほうがボリュームも多い。受信対象の携帯電話を探す仕組みは、要するにDNS的な「ホームメモリー」というサーバーに大まかな位置情報を登録する、という仕組みがあるのだが、「トラフィックを減らす」「端末の消費電力を抑える」などに恐ろしいほどの工夫・技術が詰め込まれていること、それが24365常に・高品質で稼動し続けているということに驚きを禁じえない。「1日位障害でダウンしても、許してやれよ」という気になってくる・・・。解説される「CDMA」という技術の凄さにも感心するが、CDMAという単語は登場当時よく聞いたけれど、どの携帯電話キャリアからもこの本の数分の一でも理解できるような説明・資料は提示されなかった記憶がある。あんまりブラックボックスばかり多い世の中は、つまらんもんだよな。
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携帯電話のネットワークの構成、ホームメモリーの役割
CDMAの仕組み
直交系のコードをかけた拡散
→より多くのチャンネルを使うスクランブル(準直交)
→違うコードの干渉を抑えるためのリアルタイム通信強度制御
→より高速化するためのリアルタイム拡散率、冗長率制御
LTE : OFDM、スケジューリング、MIMO
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携帯電話、スマートフォンがつながる範囲はどんどん広がっています。
駅構内、電車の中、高いビル。
さて、移動中でも携帯電話がつながるのは何故?!
地震などの災害の時は、どの程度つながるの?
そんな疑問をもってこの本を手に取りました。
内容は、専門的にならないようにしかも正しく理解できるようにと、工夫して欠かれています。
けれど、元々の技術がむづかしいので、内容も気軽に読めるものではないですね。
章末のコラムは、わかりやすいのでそれを先に読むといいかも。
結局、全部は読みきれなかった・・・。
内容と著者は
内容 :
身近な存在でありながら、非常に複雑で大きなシステムをもつ携帯電話。
「なぜつながるのか」というところから、専門外の人にも携帯電話技術を詳しく理解できるよう解説。
「ケータイ先生が教えるつながらない理由」も収録。
著者 :
1947年生まれ。電気通信大学先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター長。
1943年生まれ。株式会社中川研究所・慶応義塾大学で可視光通信の研究・開発に従事。
2013/11/20 予約 11/26 借りる。11/30 読み始める。2013/2/13 途中で中止。
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音声通信、データ通信の詳細なフロー図が描かれた、非常に親切な内容。基礎知識とのことだが、一読で理解するには歯ごたえがありすぎる。後で知りたい箇所を都度都度参照できるよう手元に置いておきたい。2007年が第1版、こちらの第2版が2012年とのことで、そろそろ、5GとかIOTにもフォーカスした第3版希望!
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10年前に発行された本。
5Gさらには6Gと言われてる現在において、「3Gの技術を教えます」はいささか古臭いようだが、それでも「なんで携帯電話は繋がるのだろう?」に対する解説、基礎知識としては十二分な良本と思う。帯に記載通り、「10年後も通用する基本」と感じた。
この本を買う前に、KDDI研究所の入所試験に挑んだ(結果は惨敗)のは、個人的には懐かしい思い出。
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移動体通信初学者はまず読め的な位置づけの本。3G、LTE時代の技術を数式をほぼ使わず文章と絵で解説している。今はもう5Gの時代であるが、こういった10年ほど前の技術を基礎として成り立っている部分も多いので、役に立つ。ただ、数式を使わない分、ちょっと説明文がくどかったりする
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携帯電話が通信できるメカニズムが体系的に学べた。本書のように体系的かつ初心者でも理解できる形の書籍があまり見つけられなかったので、貴重な存在であった。
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携帯関連の資格をとるにあたり活用しました。
だいぶ専門的な内容も含みますが、基本的な用語から具体的な技術プロセスが網羅されていました。
5G以降の技術革新後の構造解説としてよ改訂版も期待しています。