「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
広大にして高密度な石子順造の世界を、美術・マンガ・キッチュを切り口に、石子の評論の対象となった個々の作品やオブジェなどとともに紹介する。座談会「あの頃の石子さん」、著作案内、石子順造小辞典なども収録。【「TRC MARC」の商品解説】
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
石子順造入門に最適。
2012/01/24 22:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:neutre - この投稿者のレビュー一覧を見る
府中市美術館で開催の「石子順造的世界」展の図録である。展覧会図録だと言っても、担当学芸員の成相肇氏による、石子のキャリア全体を適確にカバーした論文や、石子の著作からの抜粋、さらに石子順造入門として著作案内や石子順造小辞典など、とても読み応えがあり、実際に展覧会を観ていなくてもこの図録だけでかなりの部分を補うことができる。展覧会の一つの目玉である、つげ義春の『ねじ式』原画が大きな図版で再現されているのも嬉しい。このボリュームでこのお値段はかなりのお買い得だと思う。手っ取り早く石子順造の思想を理解するのには最適の書籍だろう。ここからこの本を手引きとして石子の著作に進んでいくのが望ましいと思う。