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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.12
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/539p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-488-18709-5

読割 50

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文庫

紙の本

破壊者 (創元推理文庫)

著者 ミネット・ウォルターズ (著),成川 裕子 (訳)

女は裸で波間にただよっていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなく手指の骨を折られたことだった。—そして小石の浜で遺体が見つかる。死体発見現場から遠く離れた町では、被...

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破壊者 (創元推理文庫)

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破壊者

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商品説明

女は裸で波間にただよっていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなく手指の骨を折られたことだった。—そして小石の浜で遺体が見つかる。死体発見現場から遠く離れた町では、被害者の三歳の娘が保護されていた。なぜ犯人は母親を殺し、娘を無傷で解放したのか?凄惨な殺人事件は、被害者をめぐる複雑な人間関係を暴き出す。現代英国ミステリの女王が放つ、稀代の雄篇。【「BOOK」データベースの商品解説】

*第9位『IN★POCKET』2012年文庫翻訳ミステリー・ベスト10/翻訳家&評論家部門

女は裸で波間にただよっていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなく手指の骨を折られたことだった。──そして小石の浜で遺体が見つかる。被害者は長時間泳いだ末に力尽き、溺死していた。一方、死体発見現場から数キロ離れた港町では三歳になる被害者の娘が保護される。なぜ犯人は母親を殺したのに娘を無傷で解放したのか? なぜ、海を恐れ船に乗らなかった女性が溺死したのか? 現代英国ミステリの女王が放つ稀代の雄篇。解説=杉江松恋【本の内容】

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

人間の複雑さと奥深さ。

2012/01/25 10:48

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:街子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

人間は、色々な側面を持っている、という当たり前の事実を改めて突きつけられたような作品。
誰もが犯罪者にも被害者にもなりうるのかもしれない、というようなことも考えさせられた。
どの登場人物も魅力的だが、特に没落してしまった女性と地方の真面目な警官の関係は、物語に色を添えていると思う。自然の描写も素晴らしく、ああイギリス!!という感じがする。
家にいながらにして、旅行をしているような気分を味わえる小説である。
同じ事実でも、発言する人が違うとこうも違う出来事のように思えるのか、など、本当に緻密でしっかり作られている。伏線も最後にはちゃんと回収されているし、一度読んでからもう一度読み直すと、また物語の新たな魅力を発見できて良いかもしれない。

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紙の本

犯罪被害者になることの惨さ

2012/02/19 21:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る


 海岸に女性の遺体が打ち上げられる。その海岸から離れた街では、彼女の三歳の娘が保護されていた。

 レイプし殺した犯人を追うということは、被害者のことも知るということになる。この被害者の人となりがわかればわかるほど、憂鬱な気持ちになっていくのだ。人は誰だって秘密があり、暗部がある。皆それを隠して生きている。が、犯罪に巻き込まれるということは、それを否応なしに白日にさらすことなのだ。
 しかも、彼女にはそうやってさらされることを拒否する、彼女を思う人もいない。

 徐々に明らかになる犯人の行動や心理も、残酷でやるせないのだけど、やはりこういう形で尊厳を奪われて行く被害者が哀れでしかたなかった。

 そんな陰鬱な中で、不器用な警官と、素直になれない元資産家の娘の二人が安らぎだ。

 まさに、ビター&スイートっていった感じ。
 面白かった。


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紙の本

読み終えたあと、必ず再読したくなる一冊。

2012/02/11 10:20

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

訳:成川裕子、解説:杉江松恋

波間を漂う被害者の回想から物語は始まる。何も身につけずに海に浮かぶ女性。頭に浮かぶのはレイプされたことではなく、手指の骨を折られたこと…。陰惨な事件だ。遺体発見現場から離れた場所では、3歳の幼女が一人で歩いていて保護された。被害者の娘だ。娘を溺愛していたという母親とその娘は、どうしてこのような離れた場所で発見されたのだろう。一方は死んでおり、もう一方は生きている。

傷だらけで浜辺に打ち上げられた(ように見える)小柄で華奢な女性。どんな理由があってこのような仕打ちを受けたのか。遺体を見た警察も胸を締め付けられる。しかし、関係者に被害者の話を聞くほどに、被害者の女性がいろんな"顔"を見せる。それは二転三転し、彼女の本当の"顔"は見えそうで見えない。誰が真実を語り、誰が嘘を語っているのだろう。それともみな、嘘なのだろうか。

登場人物は多い。最初はそれに戸惑ったが、キャラクターが明確になるにつれ、少しずつ頭に入ってくる。イギリス南部の地名も多く登場。地理に疎い私は、巻頭に付されている地図とにらめっこしながら読み進めていたが、途中で諦めた。そのほうがストーリーに集中できるようだ。

物語はいろんな人物の視点から進んでいく。被害者の夫だったり、容疑者だったり、警察であったり。それが非常によいリズムを生み出しているように思う。細かな描写が多く、読みながら頭の中に映像が浮かぶ。あまり気分の良い映像ではないが…。登場人物たちが語る証言もかなり細かい。その細かな部分に無駄はない。証言と科学捜査の結果との食い違いから、いろんな秘密がこぼれてくる。

関係者の誰もが相手のウィーク・ポイントを狙い、互いを傷つけ、そして自分も傷つく。そんな中に"狂気"が混じったとき、事件は起きた。起こるべくして起きた事件だったのかもしれない。避けようと思えば避けられたのかもしれない。"偶然"という要素も無視できない。しかし、その土壌を作ったのは、被害者も含めた関係者全員だった。

最後まで読み終えたあと、もう一度読みたくなる。結末を知った上で再読すると、また違った発見があるだろう。初読は細かな部分にとらわれず、ひたすら読むことをお薦めする。二度目、三度目と読むごとに言葉がいろんな意味を帯びてくるはずだ。

杉江松恋氏の解説もよい。著者ミネット・ウォルターズの他の作品も読みたくなる。

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紙の本

複数の関係者から複数の捜査官が聴取する証言の虚実。偶然の事象も混沌としたこの綾模様を統合して読者は真実を読み解くことができるか?

2012/02/21 15:41

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ミネット・ウォルターズについては、ストーリーはまるで記憶にないのだが、日本でもブームになって、1999年ごろに遅ればせながら『女彫刻家』(1993年)と『昏い部屋』(1995年)を読んだことがある。今回、久しぶりに目にした著者名で英国ミステリ女王とされていた。これは新作だと思い、どんなミステリー作家だったかと、懐かしさも手伝って手にした次第。読んでる途中退屈だったから、巻末「解説」を覗くとなんと1998年の作品とあってだまされたような気分になった。

「女は裸で波間に漂っていた。脳裏をよぎるのは、陵辱されたことではなくて手指の骨を折られたことだった。………そして小石の浜で遺体が見つかる。死体発見現場から遠く離れた町では、被害者の三歳の娘が保護されていた。なぜ犯人は母親を殺し、娘を無傷で解放したのか?凄惨な殺人事件は、被害者をめぐる複雑な人間関係を暴き出す。現代英国ミステリ女王が放つ、稀代の雄編!」
この紹介文の表現がまず気に入らなかった。「なぜ犯人は母親を殺し、娘を無傷で解放したのか?」………大仰に疑問符をつける事象ではないだろう。母を殺しても三歳の娘は殺さない場合だって不思議ではない。いやそれが普通であろう。さらにストーリーの核心を形成する謎であればまだしも、この疑問符はストーリーにはまるで関係なかった。

「惨い(むごい)。酷い。辛い」
と帯紙に大きな文字で書かれている。
1999年の光市母子殺害事件で犯人の死刑確定の報道を聞いたところだが、「冷酷、残虐、非人間性で結果も重大」とされた凄惨過酷な現実を直視すれば、はなはだしく読者を誤解させるコピーである。
私のようなものはこのキャッチフレーズで買ってしまうのだから………。

『破壊者』は決して扇情的なものでもサディスティックなものでもない。出版社はこういう売り込み方をしてはいけない。

ポルノ写真、幼児性愛、歪んだ男女の性意識、レイプとかが背景で絡むが、奇をてらった宣伝文句とはまったくかけ離れて、犯罪自体が突飛なものではなく、しかも相当に地味なストーリーの展開である。
だから私も気分を入れ替えて読んでいった。
死体の第一発見者と被害者の夫に容疑がかかるが決定的な物的証拠がない。主としてアリバイ崩しの捜査物語である。数人の警察官がこの事件を担当している。捜査陣は被害者周辺の何人もの人たちの聞き込みに専念する。その証言には嘘も含まれれば、事件とは無関係な内容が散在している。偶然という帰結がいくつもある。複数の警察官による複数の関係者からの調書。縦糸横糸の結節点の矛盾をついて真相に迫るのが著者のもくろみである。

名探偵はいない。まさに地に足をつけた捜査のプロセスが丹念に描かれる。
リアリズムだといえば、そのとおり。実際の捜査と言うものは試行錯誤の連続なのだろう。だから、誤った方向で捜査が進む場合はそれが誤りだと判明するまで読者は付き合わされることになる。しかしドキュメンタリーではなくフィクションとして楽しもうとする私にはストーリーに起伏や意外性があればまだしも、このところが退屈でならなかった。とりたてて著者の深いメッセージがあったようにも思えない。ある警官の恋愛模様が描かれているがこれも平板であり、共感できるドラマはなかった。

丹念に書かれた調査結果を丹念に読み込む努力があれば、面白みを拾い上げられたかもしれない。
だが、この歳になるとその根気が続かないのだ。
二度読みすれば著者の緻密な縦横文様に納得もできるのだろう。
だが、そうするまでもなく底が見通せるようで気合が入らないのだ。

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