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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/11/24
  • 出版社: 小学館
  • サイズ:20cm/285p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-09-386317-9

紙の本

くちびるに歌を

著者 中田 永一 (著)

拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた—。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。【「BOOK」デ...

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くちびるに歌を

税込 1,650 15pt

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商品説明

拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた—。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

【小学館児童出版文化賞(第61回)】中学合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、元神童の美しすぎる臨時教員・柏木に期限付きで指導を依頼。すると、柏木目当て男子が多数入部する。ほどなくして、練習に打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化して…。【「TRC MARC」の商品解説】

書店員さん大注目作家・中田永一最新作!

長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ、元神童で自称ニートの美しすぎる臨時教員・柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。夏のNコン(NHK全国学校音楽コンクール)県大会出場に向け、女子は、これまで通りの女子のみでのエントリーを強く望んだが、柏木先生は、男子との混声での出場を決めてしまう。
一方で、柏木先生は、Nコンの課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。提出は義務づけていなかったこともあり、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。


【編集担当からのおすすめ情報】
すでに多数の作品を出されているある有名作家の別名義・中田永一氏の最新作になります。中田氏は、08年に「百瀬、こっちを向いて」で、単行本デビューし、各紙誌の年間ベストテンでランキングするなど高い評価を得ています。【商品解説】

著者紹介

中田 永一

略歴
〈中田永一〉1978年福岡県生まれ。2008年「百瀬、こっちを向いて。」で単行本デビュー。ほかの作品に「吉祥寺の朝日奈くん」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店新潟店

思わず「十五年前」の自分をふと思い出してしまう内容である。

ジュンク堂書店新潟店さん

思わず「十五年前」の自分をふと思い出してしまう内容である。
あこがれの先生もいただろうし、下心丸見えの異性に対して毛嫌いを起こしていたに違いないでしょう。
でもそんな彼らが1つの目標に向かっていく姿はとても美しいと思う。
乙一作品とはまた感じの違う心温まるストーリーに仕上がっている。

文芸書担当 小松

ジュンク堂

みんなのレビュー455件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

合唱

2019/02/11 21:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

「十五歳の君へ」という歌の合唱に、一生懸命に取り組む中学生のお話である。それぞれに色々な事情はあるけれど、歌を歌う事で前に進もうとする姿に感動させられる。

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紙の本

合唱部の青春物語ー手紙を通してー

2012/04/10 00:49

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雨のおと - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは2012年本屋大賞ノミネート作と知って読み始めた物語だ。
そして読む前に著者が別名義で著名な作家と知り調べたところ、自分も作者のファンだったと遅まきながら知った本でもある。
この物語は五島列島に住む合唱部の仲村ナズナ、桑原サトルの二人の視点で進んでいく。
二人それぞれの家族に対する悩み、異性への思いなどが描かれ、二人や他の登場人物を浮き上がらせていく。

特に桑原サトル。サトルはクラスでも目立たず、友達もいないぼっち(ひとりぼっち状態)。
だがひょんなことから合唱部に入ることで、サトルの生活は変わっていくのだ。
いつもぼっちだったのが、男子部員と一緒に行動したり、片思いの女子部員と話したりするなど、サトルに表情が見えてくるのだ。
ぼっちの細かい描写は作者が実際に体験していたのでは?と思ったほど。

そして二人の視点から、時おり未来への自分にあてた手紙がでてくる。
これは合唱部で歌う課題曲「手紙~拝啓十五の君へ~」を理解するために出された課題だ。
これには合唱部員それぞれの今の心境をつづる彼らの本心がみえてくる。
特にサトルの手紙には、彼の強い本心が見え、驚き、なんて悲しいのだろうと涙したほど。

もちろん合唱の素晴らしさも教えてくれる。
一斉に歌う合唱はもちろん、一人が口ずさむともう一人が口ずさむという歌声を重ねて歌う場面は楽しく心が温かくなった。

合唱を通して合唱部員が成長していく物語。
そして合唱と手紙、この二つの言葉がきれいにはもった美しい物語。
そう感じた一冊だ。

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紙の本

恋、友情、家族...。陳腐に聞こえるけれど素直に受け入れられる。ラスト10ページで落涙。

2012/01/27 16:28

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 舞台は長崎県五島列島のある中学校の合唱部。主人公はその部員の仲村ナズナと桑原サトルの2人で、それぞれの視点からの物語が交互に語られる。2人とも3年生。しかし、ナズナは同級生や後輩に慕われる合唱部の主要メンバーだけれど、サトルは人とのコミュニケーションが苦手で「自称(ひとり)ぼっちのプロ」。そんなサトルは、ひょんなことから3年生の春に合唱部に入部した。

 本書はいくつもの物語が縒り合さって、大きな物語が織り上げられている。恋、友情、家族、不安、衝突、命。言葉にすると陳腐に聞こえるけれど、それを中学生が語ると素直に受け入れられる。時折挿入される登場人物たちが書いた手紙の効果も大きい。
 この合唱部は、NHK学校音楽コンクール(通称Nコン)を目指して練習をしている。今年の課題曲は「手紙~拝啓 十五の君へ~」。説明は必要ないだろう、アンジェラ・アキさんの名曲だ。部員たちには、15年後の自分にあてた手紙を書く、という宿題が出ている。「提出の必要なし」とされたその宿題には、誰にも言わない秘めた想いが書かれていた。

 正直に言うと「子ども向けの本」という意識があったし、先生のくだけた口調が気になったり、「この話は余分なんじゃないの?」思ったりして、あまり入り込めなかった。ただ最後から10ページ余りのところで、その場面を思い浮かべて、不覚にも涙が出てきた。何にそんなに感動したのか自分でも不思議。人の声を合わせる「合唱」の力に呑まれた感じだ。

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紙の本

面白いと思いますが、作りものっぽさが少し気になりました。中学校の合唱部のお話です。

2017/05/30 20:58

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋大賞候補作の中で、自分の好みに合いそうなので手に取った。
中田永一名義の乙一さんの著作である。
名前が売れている方なので、別名義にする狙いが分からないけれど、
少なくともそれで書きやすくなるならば、ありではないかと。

作家さんは、いろんなところにこだわりがあると思った次第である。
乙一さんファンの方は、宝探し的な楽しみがあるのかもしれない。
私は初読なので、どちらでもという感じである。

この作品は、長崎の五島列島を舞台とした中学校の合唱部の話だ。
顧問の松山先生が産休に入ることになり、臨時教員として
柏木先生が一年間の期限で着任する。
松山先生の旧知の人で、音大を出て東京で暮らしていたらしい。
しかも猛烈な美人で、合唱部に何人も男子の入部希望者が
現れてしまう。

女子部員の中は、肯定派と否定派に分かれつつも、男子部員と
折り合いをつけていく。目標はNHKコンクール長崎県予選。
毎年の部活の発表の場であり、女声合唱団が混声合唱団に
成長していく青春小説である。

物語は、サトルとナズナの二人の視点を交互に入れ替える形で
進行していく。一人称複数であり、私はあまり馴染みが
なかったため、前半なかなか掴みづらかった。
中盤以降、サトルとナズナの二つの視点が自分の中で形に
なってくると、あとは一気呵成にラストまで突き進むことができた。

合唱団の成長、サトルとナズナの成長、他の部員たちの成長。
たくさんの成長を束にした群像劇だ。
サトルやナズナに分かりやすいコンプレックスがあるし、他の
登場人物もそれぞれ心に何かを抱えている。
最後に向けてみんなまとめられていくので、物語の推進力は
充分にあると思う。

ただ、いくつか気になる点があって、絶賛とはならかった。
まず、群像劇だからなのか、核となる人物がはっきりせず、
特に前半はぼんやりした印象を受けてしまった。
ライトノベルで言われるキャラ読みなる方法に慣れていると、
こうはならないのかもしれない。

また導入となるプロローグも違和感がある。
物語に入りやすくする仕掛けだと思うが、興を削ぐぐらい
書き過ぎている。読まれるときは、プロローグは斜め読みする
ことをお薦めする。

これに対してエピローグは、物語の重要ポイントであり、余韻を
回収するようなものではなかった。
ひょっとしたら、読書歴の浅い人を意識しすぎているのかもしれない。

群像を構成する個別の部品は素晴らしい。
サトルのお兄さんのエピソードなどは、素直に感動する。
でも全般的に人物像の書き込みが類型的な感じがして、心の芯に
せまるほどではなかった。
ちょっとサービス過剰なところが、気になっているのかもしれない。

否定的な書き方をしてしまったけれど、面白く読めないわけではない。
私の頭の中で、なにか混乱している。
きっと物足りない部分があるのだろう。

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紙の本

優しさにあふれた青春小説

2018/09/04 19:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説は優しさにあふれた青春小説です。若い恋があり、カラフルなドロップにまつわる物語があり、自閉症の兄と家族との絆の物語があり、合唱部員と指導教師との間の信頼の物語があります。しかしながら、そこには重い悩みを抱えた男子生徒もいるのです。彼は自分の存在意義は生まれたときから決められ、その枠の中で生きるしかないと思っています。この小説は、そんな彼が合唱部の皆と歌うことで勉強では学べないものを学び、新たな存在義に気づいていく成長物語でもあります。そして、読んでいるこちらの気持ちも癒され、優しくなっていきます。

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紙の本

宿命を負った二人の中学生が紡ぎ出す感動の協奏曲

2015/11/08 05:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:garuhi - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある宿命を背負って生きている桑原サトルは「(ひとり)ぼっち状態」を甘んじて受け入れている。もう一人の語り手仲村ナズナは幼い頃病気で母を失い、父は外に愛人をつくり捨てられるという辛い過去を引きずり異性への反発を強めている。そんな2人の中学生が、合唱サークル活動を通して「Nコン」で課題曲「一五歳への君へ」を合唱するまでを、交互に感情を抑えた口調で紡ぎ合う、まことに奇妙な雰囲気を漂わせている作品である。
 「 勇気を失うな
   くちびるに歌を持て
   心に太陽を持て 」 フライシュレン 山本有三訳
もちろん、著者はこの抑えられた口調の背後に、この歌が通奏低音として流れ出していることを計算に入れているだろう。
ライトノベル出身の著者の独特の語り口と、現代の青春群像が醸し出す雰囲気が微妙に・巧妙にマッチしているのだろう。そうでなければ、マンガの原作にもなり、映画にもなるという本書の人気を説明できない。
現代若者気質というものを肌感覚として感じさせられた一作であった。

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2011/12/26 15:17

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2011/11/29 09:25

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2011/11/29 21:46

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2011/12/18 21:29

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2012/04/13 23:44

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2011/12/01 16:38

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2012/01/27 23:55

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2011/11/27 01:31

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2011/11/27 20:46

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