「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/10/01
- 出版社: 早川書房
- サイズ:20cm/293p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-209248-9
読割 50
紙の本
黒猫の遊歩あるいは美学講義 (黒猫シリーズ)
著者 森 晶麿 (著)
でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかに...
黒猫の遊歩あるいは美学講義 (黒猫シリーズ)
黒猫の遊歩あるいは美学講義
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽。日常のなかにふと顔をのぞかせる、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」は、美学理論の講義を通して、その謎を解き明かしてゆく。第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。【「BOOK」データベースの商品解説】
【アガサ・クリスティー賞(第1回)】美術理論を駆使する若き大学教授、通称「黒猫」と、その「付き人」をつとめるポオの研究者。そんな彼と彼女が出会った、6つの事件の物語。魅力的なキャラクターで織り上げる、楽しいミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
月まで | 5−50 | |
---|---|---|
壁と模倣 | 51−97 | |
水のレトリック | 99−142 |
著者紹介
森 晶麿
- 略歴
- 〈森晶麿〉1979年静岡県生まれ。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。漫画脚本等を手掛けながら小説の執筆活動を続け「黒猫の遊歩あるいは美学講義」で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
美学理論を駆使する若き大学教授、通称「黒猫」と...
ジュンク堂書店郡山店さん
美学理論を駆使する若き大学教授、通称「黒猫」と、
その「付き人」をつとめるポオの研究者とが事件に遭遇し、
解決していくという、ミステリ作品です。
ポオとは、アメリカの作家エドガー・アラン・ポオのこと。
江戸川乱歩のペンネームの由来になった人物として有名ですが、
その作品を実際に読む機会には恵まれず、
この本を通してやっと巡り合えました。
ポオの作品に関連した謎を、
更にその他の古典も絶妙に絡めながら、
論理的に解明していく「黒猫」がひたすらカッコイイです。
天才なのに全く嫌みがない感じも好印象でした。
個人的には「月と王様」という話に興味を持ちました。
というのも、宇多田ヒカルがUtadaとして発表した
「KREMLIN DUSK」という曲で、
この話のモチーフである『大鴉』が取り上げられているからです。
こちらも不思議な巡り合わせ。
続編がつい先日発売になったばかりなので、
気になる方はぜひ合わせて一読下さい。
雑誌担当 有我
紙の本
講義内容はちょっと分からない。
2015/12/23 21:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気なく潜む謎を若き大学教授、通称「黒猫」が美学理論の講義を通して解き明かしてゆく。
黒猫のクールは振る舞いと彼に振り回される付き人(ポオ研究者)。二人のやり取りも面白い。
けど、講義の内容は正直理解できない…(笑)