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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.8
  • 出版社: 河出書房新社
  • レーベル: 河出ブックス
  • サイズ:19cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-62434-1

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紙の本

原発と原爆 「核」の戦後精神史 (河出ブックス)

著者 川村 湊 (著)

3・11から逆に照らし出された戦後日本のすがた。ゴジラと放射能恐怖映画から、「原発文学」の数々まで、さまざまな文化現象をとりあげながら、原発と原爆をめぐる時代精神を浮き彫...

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原発と原爆 「核」の戦後精神史 (河出ブックス)

税込 1,430 13pt

原発と原爆

税込 1,430 13pt

原発と原爆

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震災・原発を考える本 6巻セット

  • 税込価格:8,52777pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

3・11から逆に照らし出された戦後日本のすがた。ゴジラと放射能恐怖映画から、「原発文学」の数々まで、さまざまな文化現象をとりあげながら、原発と原爆をめぐる時代精神を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

川村 湊

略歴
〈川村湊〉1951年北海道生まれ。文芸評論家。法政大学国際文化学部教授。「補陀落」で伊藤整文学賞、「牛頭天王と蘇民将来伝説」で読売文学賞、「南洋・樺太の日本文学」で平林たい子文学賞受賞。

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

誰かが犠牲とならなければいけないエネルギー政策は根本的に間違っている。

2011/08/07 01:36

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sheep - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の『福島原発人災記』も読んだ。これは本人も書いておられる通り、怒りにまかせて書いたもの。正確にはネットから御用学者の無責任発言を集めたもの。いい加減な本ではない。原発災害犯人列伝として永久保存に耐えるだろう。
『福島原発人災記』の後、著者は原発について集中勉強した。反対派の本であれ、賛成派の本であれ。手当たり次第注文し読んだ。原子力行政、ビジネス、産業の実態のいかに汚れ、腐れ切っていたかに唖然とし、怒りは収まるどころか、火に油をそそぐようなものだった、という。そして、この本は書かれた。そこで、客観性の装いは皆無。読みながら、
『私たちはこうして「原発大国」を選んだ』を連想した。『私たちは選んだ』(長いので略す)は、中立風の立場?から、賛成、反対派を描きだしていると読める。個人的に、原発に昔から反対なので、選んだつもりなど毛頭ない。『私たちは選んだ』、読むのが苦痛だった。

本書、原発事業が始まる時期から現代にいたるまでに制作された、様々な映画、小説、漫画、アニメを辿って、「核」の精神史を描き出している。目次は下記。(一部に対象作品を補った。)

原爆と原発
第一章 ゴジラと放射能の恐怖
1集合的無意識としての怪獣ゴジラ
2怪獣と放射能
3放射性キノコの怪物マタンゴ
4被爆(被曝)国・日本
5『死の灰詩集』
6「ピカドン」の由来
7「ムクリコクリ」の雲
8核戦争の恐怖
9人間としての怪獣

第二章 アトムと原子力の平和利用
1アトム・コバルト・ウラン
2原子力の平和利用としての「アトム」
3「ゆうれい船」の正体
4原子の火
5「反核」運動と「反核」異論の功罪
6映画『生きものの記録』
7黒澤作品と原爆
8「はだしのゲン」の敵
9原爆神話とその克服

第三章 ナウシカとAKIRAの戦後世界
1アトムを擁護する
2戦後の原子力研究
3長崎の鐘
4「原子病」患者・永井隆
5再び放射能の恐怖へ
6「プルトニウム王国」の崩壊
7フクシマ第一原発震災
8風の谷のナウシカ
9自然の自浄作用
10AKIRAの戦後世界

第四章 「原発」の文学史
1ゴジラの復活
2ゴジラは二度死ぬ
3若狭原発銀座 (水上勉『故郷』)
4『西海原子力発電所』(井上光晴)
5神の火は消えるか (高村薫『神の火』、高村薫『原発クライシス』)
6蜂の一刺し (東野圭吾『天空の蜂』)
7青い炎の神話 (たつみや章『夜の神話』)
8-誰が「犠牲」を要求しているのか?(広瀬隆『東京に原発を!』)
9“原発ジプシー”という生け贄 (堀江邦夫『原発ジプシー』)
10原発という密室
11トーキョー第一原発

映画、漫画、アニメ、小説が巧みに紹介されており、原作に触れたくなる。映画や漫画によっては、個人的思い出話もあり、引き込まれる。同時代を生きている筆者ならではだ。若い世代の方には、ピンとこない可能性はある。

子供時代、雨がふると、著者同様「頭がはげる」と騒いだことを覚えている。当時庶民に実害はなかった。今世界最悪の原発事故に立ち会ってみると、着ぐるみゴジラ、なつかしい気もしてくる。場末の映画館で見ただけで、内容の記憶も定かではないが。一般的な映画人が、こういうゴジラの話を思いついたり脚本を書いたりできるのか不思議に思っていたが、本書を読んで謎が解けた。思想的背景の影響があったのだ。現代は前田武彦のように、万歳をしただけで長年干されてしまう。

第二章
2-原子力の平和利用としての「アトム」では、アトム誕生の背景のみならず、CIAとの関係が深い正力松太郎や中曽根康弘らによる、原発導入のいきさつを批判している。
アトム、お茶の水博士に「こわがる心」を植えつけてもらったがゆえに、動物たちを助ける。一見これは、人道(動物道?)実践のため、恐怖心克服する美談に見えるが、著者は、本当のメッセージは「恐怖」を「きちんきこわがることではないか」と指摘する。それこそが真っ当だと。

5-「反核」運動と「反核」異論の功罪、は、吉本隆明が、中野孝次らの反核運動に冷水を浴びせた顛末に触れたもの。中野孝次らの反核運動、ロシアに利用されてしまう欠点はあったろう。しかし、当時の反体制気分の青年達にカリスマ的影響力があった吉本の言動、「反核運動」だけでなく、「反原発運動」にこそ、より強い影響をもった。「反核」異論における吉本の原発賛歌、フクシマを思うと、人ごとながら恥ずかしくなる。一部を引用する。

科学が「核」エネルギイを解放したということは、即時的に「核」エネルギイの「統御」(可能性)を獲得したと同義である。

フクシマのどこが、エネルギイの「統御」だろう?

第三章の3-長崎の鐘と、4-「原子病」患者・永井隆
妻を長崎原爆で失い、自身も被曝した医師で、キリスト教徒の永井隆が、原爆受容発言をし、アメリカに利用される。キリスト教徒が歴史的に多かった長崎で、破壊された天主堂の残骸が巧妙に撤去されてしまった経緯を調べた本「ナガサキ 消えたもう一つの『原爆ドーム』」書評を以前書かせていただいた。
著者は言う。「永井隆は、キリスト教的な博愛の精神で、人々の頭の上に原爆の火を落としたアメリカを擁護しただけではなく、その後のアメリカの原子力の一元的な支配によって、「世界」そのものについての覇権を握ろうという野望(それは常にソ連や中国やイスラム圏によって邪魔されるのだが)を結果的には受け入れてくれる使いでのある思想なのだ。「核兵器」と「原子力技術」。これがアメリカの世界制覇の野望を叶えるための二つの武器だったのである。」
宗教、軍事大国に、悪用されると、恐ろしいことになる。昔も今もどこででも。

8誰が「犠牲」を要求しているのか?最後が特に素晴らしいので、ご紹介しておく。

原発の立地する地域の人々が危険に晒され、不安に怯えて生活しているのは、別に大都市においてまるで"湯水のように"人々が電力を使っているからではない。また、"原発ジプシー"といわれている原発で底辺での労働者が被曝に晒され、放射能障害に苦しみ、それでも貧しさのために働かなければならないのは、都市の人間が暖衣飽食し、贅沢三昧の暮らしを送っているからではない。私たちと、私たちの社会は、本来そうした原子力発電の犠牲者などを求めてなどいない。原子力産業、原子力ビジネスで利益を得ている「原子力マフィア」と称すべき人間たちが、そうした犠牲者を生み出し、それがあたかも、電力の消費者が「悪」であるかのように責任を転嫁しているだけだ。原子力や原発が犠牲を生み出しているのは、本来、そうした"生け贅"を捧げなければならないほど、貧しく、劣った科学技術だからだ。それにあくまでも固執する一部の「原子力マフィア」によって、真実は歪められ、現実は糊塗され、私たちはその怪物たちの欲望に犠牲の小羊たちを、ひれ伏して捧げるという愚行を繰り返している。

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紙の本

原発と原爆

2017/02/28 19:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴジラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は、原発と原爆=核をめぐる文化から時代精神を探るというものです。
核をめぐる文化とは、『ゴジラ』などの特撮映画や『鉄腕アトム』といったマンガや『AKIRA』といったアニメ、「原発」文学などを指しています。
そういった幅広い作品を取り上げた本書は、日本人の核をめぐる考え方やイメージを知るうえで重要なものであると思います。

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2011/10/23 16:33

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2011/10/27 11:53

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2011/11/01 16:52

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2013/06/12 16:49

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2015/03/20 01:14

投稿元:ブクログ

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