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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.7
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社文庫
  • サイズ:16cm/244p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-74969-9
文庫

紙の本

チヨ子 (光文社文庫)

著者 宮部 みゆき (著)

五年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人はぬいぐるみやロボットに変わ...

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チヨ子 (光文社文庫)

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商品説明

五年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人はぬいぐるみやロボットに変わり—(「チヨ子」)。表題作を含め、超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー五編を収録。個人短編集に未収録の傑作ばかりを選りすぐり、いきなり文庫化した贅沢な一冊。【「BOOK」データベースの商品解説】

5年前に使われたきりであちこち古びてしまったピンクのウサギの着ぐるみ。大学生の「わたし」がアルバイトでそれをかぶって中から外を覗くと、周囲の人はぬいぐるみやロボットに変わり——(「チヨ子」)。表題作を含め、超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー五編を収録。個人短編集に未収録の傑作ばかりを選りすぐり、いきなり文庫化した贅沢な一冊。

収録作品一覧

雪娘 5−33
オモチャ 35−61
チヨ子 63−86

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みんなのレビュー323件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

超常現象をミステリー、ホラー、SFと仕立てる腕

2011/09/05 17:37

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

単行本未収録の短編・中編5編を収録。
超常現象を扱う、ホラー、ミステリー、SFと
豪華なランナップでどれも楽しめます。

小学校時代の友人4人が集まる「雪娘」は
その頃の友だちが殺された事件の真相を明らかにします。
4人が集まっているところに
12歳のまま現れる雪子が切ない。

商店街の玩具屋は親戚の叔父さんの家で
そこで首つり自殺をしたという噂がある「オモチャ」。
若い頃、勘当された叔父さんが幽霊になって現れる。

チラシ配りのアルバイトで着たうさぎの着ぐるみが
幼い頃に大切にしていたぬいぐるみや人形、
キャラクターを透かして見せる「チヨ子」。
この法則で行くと、わたしは赤と白のシマのスカンクだ。

町内で起こった殺人事件の被害者の幽霊が出ると
噂が流れる「いしまくら」。
その被害者女性の心ない噂を消そうと
女子中学生とそのBFが取材を開始します。

虐待をした母親と内縁の夫を14歳で殺害した息子が
出所後、変なサイトで神に祀り上げられているという「聖痕」。
調査員の「わたし」に父親が持ち込んだ相談は
複雑な現代社会をベースに成立します。
虐待、ネグレクト、ネット社会、そして神。
神さえも簡単に作り出す現代の闇を
恐ろしく感じる秀作。

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紙の本

ごく普通の人々が持つ怖さ。それは言葉。

2011/09/29 23:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 幽霊はいると思うか?と聞かれると、過去、幽霊を見たことがないので、わからないと言うしか
ないのですが、見える人には見えるのではないかと思っています。
科学で証明できないから、いない!すべて錯覚!と言うこともできるのですが、実際、理屈では
わからないデジャ・ヴ(既視感)の経験はあります。
あれ?と動きが止まりますね。これ、夢で見たのか、覚えている・・・なんとも奇妙な心持。

 宮部みゆきさんは、短編の名手と言われています。
一冊の本の中で連作短篇の形をとったものが多いのですが、人の心の中に住む
幽霊を描くことが多いのです。

 この短篇集は過去12年に色々なところで発表された5短篇を一冊にまとめたものですが、
共通するのは現代の幽霊話なのですが、もうひとつあるのが、「人の噂によって形を変えていく
事実」です。
事実は置いておかれて、どんどんイメージが先行して、話に尾ひれがついて、
それに踊らされてしまい、怖がって、または面白がっている人間の頭の中に幽霊を見るような
気がします。

 幽霊というのはあるイメージなのではないかと思うのですが、人間がこわいと思うのは
自分を傷つけようとする人なのだと思います。
人間も動物なので、本能的に危険から身を守ろうとする。その為の自衛本能が
「幽霊のせいにする」
迷信という言葉が最近聞かれなくなったのですが、幽霊は21世紀になってもたくさん
いるような気がします。

  収録された短編は「雪娘」「オモチャ」「チヨ子」「いしまくら」「聖痕」
どの短篇にもある事件が起きています。

 「いしまくら」は公園に殺された女子高生の幽霊が出るという騒ぎになって
その女子高生についての悪い噂がどんどん広がっていき、変な風にねじまがってしまっている。
あることから、「噂は本当か?」と調べていくわけですけれども、どうも、話を聞きかじって、
それに想像力で他の要素が組み合わさって、都市伝説のようになっている。
まとめてみるとその女子高生の幽霊というのは、素行が悪かったから、ノーパンで男を誘うとか
女だと唾をかけるとか、滑稽とも思えることになってしまっている。

 何かあった時に怖いから、被害にあった人は被害にあうような悪いことをしたからだと
人々は信じたがる。悪は罰せられるではなく、悪いことをしたから罰せられたのだ、と
自分を安心させたい気持・・それが幽霊なのかもしれません。とても怖いことだと思いますし、
被害者のプライバシーを無視して、幽霊という衣でくるんで、被害者を冒涜するような事を
人は噂話という形でする。それをよく描いていて宮部みゆきさんの怖さというのは
こういうところにあります。
またこういったごく普通の人が持つ、気がつかないところの怖さ・・・言葉(噂話や怪談話)によって
傷つく人がいるということをよく描きます。

 ホラー小説というのは、幽霊や血なまぐさい殺人事件を扱うのではなく、人の心の闇を
描くものがホラーだとすれば、この短篇集はホラーとも言えるのですが、そこに、人間ドラマを
きちんと描き、怖い怖い怖いばかりでなく、なるほどそうか、というさっぱりしたキレ味を
持った短篇集。
陰湿なものがなく、キレがよくて、幕引きが見事な短篇集。
最後の「聖痕」は、中篇という長さなので、それだけ力が入っていて、人の口から口へから
時代は変わってインターネットの中にいる「幽霊」これは、怖いです。

 時代は21世紀になって、科学が発達しても、人間の心の中には、幽霊や鬼がいる、
だからこそ、滑稽だし、哀しいし、怖いし・・・そこに物語が生まれるのだと思います。
だからこそ、人は物語を必要とするのでしょう。

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紙の本

感動しました

2016/05/04 08:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yu_kotikita - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもの頃のあたたかい記憶が、自分を守ってくれる。
私の体感であったり、今の子どもたちをみていると、本当にその通りなところもあるなと感じました。
ぜひたくさんの方に読んでもらいたいです。

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紙の本

着ぐるみの中から彼女が見たのは?表題作が特にいい「チヨ子」。

2011/08/24 15:18

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 宮部みゆきの小説は長編はもちろんだが、短篇でも「なんだ、つまら
ん」と思うような作品がない。現代作家の中でも一番の「安心印」作家
ではないか。超常現象的な事をテーマにした短篇・中編5作を集めたこ
の作品集、文庫の裏には「いきなり文庫化した贅沢な一冊」とあるが、
単行本化からこぼれ落ちちゃった今イチ作品を集めたのでは?、という
心配がなかったわけではない。しかし、これは杞憂。どれも確実におも
しろかった。

 特に好きなのは表題作「チヨ子」だ。アルバイト先のスーパーでピン
ク色のウサギの着ぐるみを着なければならなくなった「わたし」。イヤ
イヤ着てみると…アレレレレ!見える世界が何だかヘン。慌てて頭を脱
ぎ捨てると…元の世界です。彼女はいったい何を見たのか。その後に起
こる中学生の万引き事件を通して「わたし」が知った真実とは?いやい
やいや、うまいなぁ、宮部みゆき!こういう話を短篇としてサラッと書
けるのが彼女のスゴいところだ。ラストの「聖痕」はかなりのボリュー
ムで、しかも、問題作。ここまで踏み込んで書くのかと驚いた。初出も
2010年7月と新しく、解説の大森望さんによる著者インタビューで宮部
さんは、この小説を書いた事で「やっぱりSFもやりたいという気持ちが
また出てきました」とコメントしている。おぉぉぉぉ。というわけで、
宮部SFのファンにも必読の一冊と言えそうだ。

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紙の本

この人のはじめて読む作品

2012/01/24 05:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:虫虫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホラーな印象のある作者ですので覚悟して読みました
短編集ですので、あっさり読みすすめました
怖いというよりは、宮部みゆきワールドを堪能しながら読める一冊かなと感じました

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紙の本

ホラー、というより、ファンタジー

2011/11/04 08:24

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

80~90年代の宮部さんの本はよく読んでいた。こんなにメジャーになる前の時代、『レベル7』とか『龍は眠る』とか。独特のストーリー展開と、主人公の心理描写の妙とか、すごく面白かった。しばらく「小説」というフィールドから離れてしまった(自分が)こともあって、久々の宮部本でした。
「いきなり文庫化」というのが話題のひとつらしいけれども、読み手としてはあまり惹かれない。短編集で、すぐに「オチ」が来てしまうところに、いまひとつ物足りなさを感じたけれども、心理描写や、テーマの発想はさすがだと思った。本書のテーマは、「超常現象を題材にした珠玉のホラー&ファンタジー」ということらしいが、全体を通じて、「ホラー」の感じはあまりしない。表題作「チヨ子」がそうであるように、「ファンタジー」という言葉の方が強く感じる。
アルバイトで着ぐるみを被ることになった大学生が、その着ぐるみの内側から見える世界は...そして、その「超常現象」体験から何を思い出し、自分の中に眠っていた何を引き出して、「現象」前の自分とは違う、言ってみれば本来の自分になっている...という爽快なストーリーである。
どの編にも、「死」という暗い、できれば避けたいテーマがある。それを直接、あるいは間接に経験した人物が主人公であり、その「重さ」を持ち合わせた心理が描かれる。自分がそういう立場になったことはないし、あくまでも「小説の世界」ではあるのだけれども、引き込まれる展開であることは確か。「読み進める」楽しさを、具現化する文章は、稀代のプロという感じですね。
重いテーマを扱っているけれども、読後感はサラっとしています。最後の短編は少しその「重さ」が強すぎたけれども、全体を通じての印象はそう。ただ、個人的には、宮部さんの小説は、いろいろな伏線が絡まりあって、最後の最後はどうなるのか、っていうワクワク感を楽しみにしているところがあるので、短編ではそのあたりがやや不満かも。「300ページあっても(続きが気になって)時間を忘れて読んでしまう」という体験を、も一度してみたいなあって、改めて思っちゃいましたね。
年頃の娘を持つ父親の話、インターネットからの情報がキーになる話、学生時代の、そのころだからこその行動が「答え」である話、改めてみてみれば、身近な題材でもあるわけですね。そこも「読む人の背景」とある程度合致してストーリーに入りやすい要因でもあるのかもしれません。小説家って、超一流の小説家って、すごいですね。

【ことば】...現代もので書いてたネタの方向を変えて時代もので書いたり...百均のお店で置き場所を変えるみたいな、そういうことをしながら書くのが楽しい。

著者自らの言葉です。ここら辺に「発想」の広がりがあるんでしょうね。既成概念にとらわれず、「置き場所」を変えることで新しいものになる。それらの根底には「書くことが楽しい」というマインドが ある。プロでなくてもできることだけど、プロゆえに実行していることでもある。

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紙の本

短編集です。

2015/08/17 21:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集で、とても読みやすかったです。ほんのりとホラー要素もありますが、それ以上にどれもどこか幻想的な印象を受けました。

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紙の本

未発表だったものを集めた感は否めず

2021/03/18 20:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

さまざまな媒体に発表された単行本未収録の中短編を集めたものだ。作風は統一されていて、ホラー・ファンタジー物だ。しかし、未発表だったものを集めた感は否めず、レベルは低いと思う。最後の解説の中に宮部みゆき自身のインタビューの一部が紹介されていて、それは面白かった。

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2011/07/25 07:52

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2011/07/19 23:20

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2012/02/14 10:37

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2011/09/01 10:55

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2011/08/05 12:44

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2011/11/15 21:09

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2011/07/13 13:02

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