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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.9
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/393p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-216935-3
文庫

紙の本

エージェント6 上 (新潮文庫)

著者 トム・ロブ・スミス (著),田口 俊樹 (訳)

運命の出会いから15年。レオの妻ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団を率いて一路ニューヨークへと向かう。同行を許されなかったレオの懸念を...

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エージェント6 上 (新潮文庫)

税込 781 7pt

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商品説明

運命の出会いから15年。レオの妻ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団を率いて一路ニューヨークへと向かう。同行を許されなかったレオの懸念をよそに、国連本部で催された米ソの少年少女によるコンサートは大成功。だが、一行が会場を出た刹那に惨劇は起きた—。両大国の思惑に翻弄されながら、真実を求めるレオの旅が始まる。驚愕の完結編。【「BOOK」データベースの商品解説】

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評価内訳

紙の本

人を殺さねば生きていけない極限状況で人はなにをよすがに生きて行けるのか?と不屈の戦士レオ三部作完結篇では哲学的思索と試みる。

2011/10/01 15:10

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『チャイルド44』。1953年、スターリン統治下のソ連。恐怖政治、監視国家、秘密警察、密告システムの残忍さを極限まで描き、犯罪者として烙印を押された主人公レオの国家相手の壮絶バトルアクション。とにかくあまりにもサディスティックな描写に度肝を抜かれた。
『グラーグ57』、1956年、フルシチョフ政権への移行期にあるソ連。政権内抗争に巻き込まれるレオの前作に引き続くマンハントチェイスの過激な魅力は充分にあったし、愛する人を殺された二人の女(彼の幼女となったゾーヤとマフィアの頭目となったアニーシャ)のレオに対する復讐劇や新旧体制の闘争に直結させたハンガリー動乱の市街戦と前作より深みを加えてフレッシュアップさせていた。

レオ三部作の最終巻だとされる本著『エージェント6』だが前二作とはかなり趣が異なる。
主人公レオだが、前二作を読んだ読者は国家権力に孤独の死闘を挑む男の強烈なイメージが残っているはずだ。ところが1950年(実質では1965年)から1981年までの30年を描いている『エージェント6』は読者を興奮させた1953年と1956年のレオのあの戦歴にまったく触れることがなく、むしろなかったものとして書かれているような気がする。だから前二作とは独立した物語として受け止めないと違和感を免れない。ここでは国家権力により人間として生きる権利を剥奪されたものが、それでも生きるためには、よりどころとして家族愛があるというテーマをクローズアップさせている。

このテーマでレオの家族があり、もうひとりの主人公がアメリカの黒人歌手・ジェシー・オースティンだ。1950年にソ連政府の招きに応じた彼のコンサートは共産主義国家のプロパガンダとして成功をおさめる。アメリカにおいても一時は反体制の旗手として白人からも絶大な人気を集めた歌手であったが、この物語の端緒である1965年には赤狩りの犠牲となって自由を奪われ、スラム街で悲惨な迫害の日々を送る。ようやく生きたいるのは妻の愛に支えられているからだ。上巻のストーリーは彼の栄光と挫折、夫婦愛と避けられなかった惨劇。この光と影が中心となって進む。

1965年、レオは工場長の職にあり、貧しくまた劣悪な居住環境ではあるが、妻・ライーサと二人の養女(ゾーヤとエレナ)と愛に包まれた生活をしている。
「ライーサは教育界で名を成し、養女のゾーヤとエレナを含むソ連の友好使節団率いて一路ニューヨークへ向かう。レオの懸念をよそに国連本部で催された米ソの少年少女によるコンサートは大成功だが一行が会場を出た刹那に惨劇は起きた………」
この惨劇の中心にジェシー・オースティン夫婦とライーサ家族があった。真相究明と復讐を誓うレオであったが、15年の歳月でその希望はたたれた。

「1980年.レオはソ連軍の侵攻したカブールで設立まもないアフガニスタン秘密警察の教官という職に甘んじている。アヘンに溺れる無為の日々がつづくが………。」
ソ連占領下、アフガニスタン各地のジェノサイドが生々しく描かれる。ソ連人対アフガン人であればまだしも、アフガン人同士また家族同士が憎悪をぶつけ合う殺し合いだ。人間という生き物はここまで残忍になれるものかと、心の闇をメスで丹念に切り開き邪悪の塊りを露出させるような、あまりにもむごたらしい語りに鳥肌が立ってくる。

著者はアフガンジェノサイドを詳細に描いて、その反対の極にある「家族愛」を際立たせようとする。死びと同然のレオはただ家族愛を貫くためだけに、すべてをなげうって生きようと決意する。しかし愛を貫くといっても、それは自分の内心が確認する独りよがりのものであり、不毛の行動なのだ。ここには惨めなレオでしかなく、アクションシーンもあることはあるが、前二作の痛快さはまるで感じられない。

むなしさだけの印象でラストまでひきずられる、期待はずれの完結篇だった。

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