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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.7
- 出版社: 日経BP社
- サイズ:19cm/390p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8222-4856-7
読割 50
紙の本
スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則
想像力を刺激する法則、創造性を高める法則、事業やキャリアを推し進めるアイデアを生み出す法則…。不屈の精神で人生を切り拓き、アップルを復活させたジョブズ流のものづくりと生き...
スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション 人生・仕事・世界を変える7つの法則
スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション
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商品説明
想像力を刺激する法則、創造性を高める法則、事業やキャリアを推し進めるアイデアを生み出す法則…。不屈の精神で人生を切り拓き、アップルを復活させたジョブズ流のものづくりと生き方のヒントを紹介。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
カーマイン・ガロ
- 略歴
- 〈カーマイン・ガロ〉プレゼンテーション、メディア対応、コミュニケーションのスキルを教えるコーチであり、世界の有名ブランドを陰から支えている。講演やセミナーの講師としても活躍。
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著者/著名人のレビュー
ジョブズ関連の本の中...
ジュンク堂
ジョブズ関連の本の中でも圧倒的におもしろい本です。
この本を読めば自分もなにかできるんじゃないか?といった気分になります。
書店員レビュー
最初に買ったPCがマ...
丸善札幌北一条店さん
最初に買ったPCがマックだった僕は、今でもジョブズには浅からぬ因縁を感じている(ジョブズは感じていないと思う)。
昔遊んでくれた親戚のおじさん、ここんとこすごく痩せちゃったけど大丈夫かな?体だけは大事にしてね、と心配だ。
ベストセラーの続編の本書だが、本書の前に先ず前作を読むことを薦める。
前作が〈プレゼン手法=ジョブズから外ヘ〉、に対して本書は〈ジョブズならこう考えるだろう=改革手法の類推〉
という主題の違いからなのであろうか、前作がすらすら読めるのに対し、本書は文章が若干回りくどい。
もちろん本書だけで読んでも面白いのだが、前作読了後のほうがより楽しんで習熟できるだろう。
少年のように真理を重んじる彼の独自の物の見方と、シンプルで意表を突かれる指針が痛快だ。
いずれにせよ前作、本書とも、仕事に閉塞感を感じ、
それを打破したいと考える「情熱」があなたにあるならば読むべきである。
そして読後、「所詮向こうの話、そのまま実践は無理」なんて情熱不足なことを思ってちゃ、
一生改新的なことなんて出来ないかもしれない。
評価は前作と合わせて読む、という条件付きで☆四つです。
サト
紙の本
今、必要なことがあります。夢に向けて、できることから。
2011/06/30 21:09
8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
つい最近、憧れのT先生の講演を聞いてきました。「販促のコンサル」の方なんですが、「売る」ということに対しての考え方を変えてくれる方です。その講演の中でのキーワードをあげてみると、
・企業の顔が見えるメッセージを出す(「誰が」という部分)
・通販企業であろうとも、「お客様との関係性」が求められる
・「共感・共鳴」が大事。これがあって初めて「販売」が成り立つ。
・その製品を使ってどうなるか、買うのはその製品であるべき理由を伝える
等々...深ーく、感動したものです。そりゃあ、感激しました。セミナーという「多対一」という場面では珍しく、感動のあまり泣きそうになるほど。講師の方が発する言葉もそうなんですけれど、熱意とか、表情とか、すべてがこちらに向いていて、テクニックやスペックなど、表面的なものがそこには一切ないことに心を動かされたのかなあ、って感じています。
セミナーでそんな話を聞き、そんな記憶がまだ十分に残っている状態でこの本を読み始めました。偶然かわかりません。が、そこには日米の違いや、事例として挙げられている企業の規模の違いこそあれ、本質的には同じことが書かれているのです。
本書では、「あの」今やユニークさのみならず数字的な規模も知名度も何もかも世界的となったアップルCEO、スティーブジョブズの考え方、のみならず同じような考え方をもって、イノベーションを成し遂げた事例が並びます。そこに共通していることは...
・メッセージ、ストーリーを正しく伝えることの重要性
・製品ではなく、夢を売ること
・情熱が大事。これは今直面している仕事という範疇だけに限らない。
個人的には、iPhoneやiPadを使っていない。MACユーザーでもない(一時期だけ使用)のだが、やっぱり気になる存在であることは確か。「機能性」という点でiPhoneではない(後発の)スマートフォンを使っているが、これだってiPhoneの存在があったからこそ、スマートフォンに変えようという動機付けがあったわけで...やはりその存在は衝撃的ですよね。確かに世の中が変わっている感じがするよね。全員が全員、自分のようにiPhoneにしたわけじゃないけれど、その登場によって確かに「変化」が、しかも大きな「変化」が生じていることは確かです。
これから先は、この「変化」をどうつかんで、その流れに合ったことを考える必要がある。ジョブズのいう、
『パーソナルコンピュータが買えればいいという時代は終わった。今はコンピュータで何ができるのかを知りたいんです』
これです。これに対して的確なソリューションを的確なタイミングで提供、提案すること、これですね。この感覚を以って、伝えるテクニックについては、それこそアップルの広告展開に見られるテクニックだと思いますが、まずはイノベーションと呼ばれる考え方を徹底することだと思う。テクニックはあくまでも「考え方」というベースの上に載るもの。「それだけ」では成り立たないもの、なんだよ。
さて、「イノベーション」ですが、これはまさにテクニックや教科書で到達できるものではなく。常にアンテナを張りめぐらせ、興味の範囲を広げて、好奇心を持つこと。そして焦点がしぼれたら、そこに対して一心不乱に集中すること、だろうと思います。「イノベーション」を成し遂げた経験が自分にはありませんので、なんともいえませんが、ジョブズやこの本にでてくる事例を読んでも、尊敬する自分の周りの先生に接しても、これらの「熱さ」「真剣さ」は伝わってきます。
以前誰かから、「イノベーション=ふたつの相反する課題を同時に達成すること」と聞きました。そりゃあ簡単なことではないですよね。でもだからこそチャレンジする価値もある。本と講演と、ダブルで叩き込まれました。「熱い」気持ちで取り組む。なんらかのアウトプットをする。小さなことから、できることからはじめていこう。どんなイノベーションだって最初はそんな「小さな」ことだったのだろうしね。
【ことば】イノベーションが目的とするのはクールな製品や...技術をつくることではなく、人々を幸せにすることだ...
iPhoneの開発も、iPadも、ザッポスも、すべてこの考え方が根底にあるんだろうね。そして「誰かを笑顔にする」目標を目標を持って作る、って、すべての人(製品を作る人も)を幸せにする。それを読んだだけの人だって幸せになれる。これだね。これに向けて真剣に取り組むこと。