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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.6
- 出版社: 東京堂出版
- サイズ:21cm/134p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-490-20738-5
紙の本
庭のイモムシ・ケムシ
著者 川上 洋一 (文・構成),みんなで作る日本産蛾類図鑑 (編)
住宅地の庭や家庭菜園といったごく身近な場所で比較的よく見られるイモムシ・ケムシ138種を紹介。生態写真、分布、化性に加えて、形態や習性、生息環境などの特徴を解説する。イモ...
庭のイモムシ・ケムシ
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商品説明
住宅地の庭や家庭菜園といったごく身近な場所で比較的よく見られるイモムシ・ケムシ138種を紹介。生態写真、分布、化性に加えて、形態や習性、生息環境などの特徴を解説する。イモムシ・ケムシの食樹・食草も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
川上 洋一
- 略歴
- 〈川上洋一〉1955年生まれ。自然科学ライター&イラストレーター。執筆の傍ら里山の生物調査や保全活動に取り組む。日本昆虫協会理事。日本鱗翅学会会員。著書に「絶滅危惧の生きもの観察ガイド」など。
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書店員レビュー
虫が嫌いな人も多いと...
ジュンク堂書店新潟店さん
虫が嫌いな人も多いと思う。私も虫は写真で見る分には抵抗がないのだが、実物は苦手である。だが、この本のタイトルの「庭の」というのが気になって思わず手に取った。普段あまり見かけなくとも、それこそ「庭」という身近なところに潜んでいるのだ。
その奇抜すぎるデザイン、色。種類も意外と多い。本当に身近にいるのか、と思うとなんとも恐ろしい。実際に見たことあるものさえ、こんなに綺麗な色だったかと憎くさえ思う。
嫌いだからこそ逆に知っておきたくなる1冊。
理工書担当 玉井
紙の本
まず手始めに調べるのにはこのあたりから。
2017/05/16 16:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネット上の蛾の図鑑サイトから書籍化したものだそうである。ネットやカメラの進化により、一般の人からの情報も沢山あるけれど、上手にまとめないと利用勝手がよくならない、ということはある。しかしこれは上手くまとめられていると思う。掲載種はそれほど多くないが、初心者が「何だろう」と思って開くには便利な情報は充分入っている。
例えば検索チャート。大体のあたりをつけるのにはこういうものが頼りになる。ハバチ類などにも言及されているのもありがたい。
イモムシ・ケムシ類は食草の上で見つかることも多いので、食べられる側の植物についても解説が載っている、というのも良いことだと思う。「サトイモについていたイモムシ」というところから調べていく手掛かりにもなる。
これまであまり興味がなかった人が「てはじめに調べてみる」のには使い勝手がよいまとまりだと思った。一通り読んで、さらにネットの方も見るようになればかなり良くわかるようになりそうだ。
最後に観察や記録、飼育の方法などが簡単にまとめられている。ここから昆虫に興味をもってさらに進みたいと思ったときに役立ちそう。ドクガなどへの注意などもちゃんと載っている。