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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.7
- 出版社: エクスナレッジ
- サイズ:31cm/90p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7678-1143-7
- 国内送料無料
紙の本
世界で一番美しい人体図鑑
美しく立体的なグラフィックで複雑な人体の構造をわかりやすく解説。透明フィルムのページを重ねることで、細かな部分まで理解できる。巻末に用語集も掲載。【「TRC MARC」の...
世界で一番美しい人体図鑑
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商品説明
美しく立体的なグラフィックで複雑な人体の構造をわかりやすく解説。透明フィルムのページを重ねることで、細かな部分まで理解できる。巻末に用語集も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
理科の教室によくいる...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
理科の教室によくいる、人体模型くん。
それを徹底的に解説しているといった感じの本です。
リアルすぎる感もなく、立体的なグラフィックはカラーリングも非常に綺麗。
まさに『世界で一番美しい』と名付けるだけのことはあります。
表紙の上に透明のカバーがかかっていて、表紙には内臓、カバーには骨が印刷されており、めくって楽しめるところもなかなか良い作りになってます。
説明書きがくどくない上に、自分で書き込み出来るくらいスペースもあるので、更に掘り下げたい方はこの本を入り口に勉強してみるのもなかなか楽しいのでは?
本のページをめくるごとに、人間の体は神秘だー!と唸りたくなります。
解剖学と言うには多少簡単な気もしますが、医療従事者から人体に興味のある小学生にまで手に取ってみて欲しい一冊。
札幌店 医学書担当 小瀧
”美しすぎる○○”流...
ジュンク堂書店大阪本店さん
”美しすぎる○○”流行りの今、「世界で一番美しい」とやすやすと謳ってよいものか?と思いましたが、装丁・内容共に書名にふさわしい美しさです(装丁の青がとりわけ綺麗)。
「人体図鑑」=「ためになるが生生しくてちょっと・・・」という印象をこれまで持っていましたが、読後に覆りました。
フィルムシートの両面にイラストが印刷されたページでは、器官を表と裏から
観察できます。
価格もお手頃。夏休みに親子でご覧いただきたい1冊です。
紙の本
自然エネルギーとしての人体
2011/09/19 18:47
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る
わたしたちは自分を知らない。
人体の約70%が水で、約100兆個の細胞から出来上がっているわたしは、そんなことまったく知らずにノウノウと生きているが、こうしている瞬間にも約5000万個の細胞が死滅し、新しい細胞へと入れ替わっている。わたしはいつも死にながら産まれている。
とはいえこの図鑑は人体に関する数的知識を学ぶものではなくて、タイトルにもある通り「世界一美しい」人体をただただ眺めるためにある。世界一美しいのが自分でなくても、人体は大概、美しすぎる。
人体を支える骨と筋肉、一瞬も動くことを止めない循環器系と神経系と内分泌系とリンパ系。このシステムの完成度の高さを我ながらどう捉えたらいいのか。そのシステムの維持に「わたし」など絡んでいないかのようだが、絡んでいようがいまいが「わたし」などという自意識を置き去りにしてもシステムは今も稼動している。
人体という一種の発電装置は、意識だけでは動いていない。悠久の時の積み重ねのなかで人体は、きっとツギハギな部分もあろうけれども、しなやかにゆるやかに、内と外を感知して個体を維持し続ける仕組みを練り上げてきた。よく言われるように、赤ん坊が母親の胎内で生命の歴史を通過してこの世界に生まれてくるのだとしたら、今を生きるこの人体は、時の最先端に位置する1つのエネルギーそのものでもある。
本書で彩色された芸術的人体は、ルネサンス期の人体彫刻のように、我々自身への視点を塗り替えてくれる。もう言ってしまおう、わたしたちは、見ようによっては皆、結構美しいのだ。