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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.6
- 出版社: 日本文芸社
- サイズ:21cm/95p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-537-20915-0
紙の本
脱皮コレクション のぞいてみませんか?生きものたちの秘密の時間を。
著者 岡島 秀治 (監修),新開 孝 (写真),関 慎太郎 (写真)
ヘビ、ヤモリ、カニ、カマキリ、ダンゴムシ…。生きものたちは、やわらかくて精巧な体を傷つけないように古い皮を脱ぎ、やがて新しい姿に生まれ変わります。人目に触れることのない、...
脱皮コレクション のぞいてみませんか?生きものたちの秘密の時間を。
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商品説明
ヘビ、ヤモリ、カニ、カマキリ、ダンゴムシ…。生きものたちは、やわらかくて精巧な体を傷つけないように古い皮を脱ぎ、やがて新しい姿に生まれ変わります。人目に触れることのない、もろくも神々しい脱皮の瞬間を紹介します。【「TRC MARC」の商品解説】
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書店員レビュー
帯が素敵です。 「...
ジュンク堂書店三宮店さん
帯が素敵です。
「古い皮を脱ぎ捨てよう、新しい自分になろう。」
正直、は虫類が苦手なので顔をしかめてしまう写真もありますが、脱皮の過程が細かく記載されていて、わかりやすいです。
個人的なおすすめは、アカテガニ。浜辺に残された抜け殻はまるで分身の術を使ったみたいにそのままの姿です。
意外な生物の脱皮シーンもあります。
自然科学書担当 M
紙の本
正直ちょっと「マニアック」かもしれない。でも人間とはちがう彼らの生の一面はそれなりに美しい。
2011/12/21 13:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこかの都会のような夜景をバックに浮かび上がる脱皮したてのセミ。表紙の写真がまず惹きつけます。現物を見たことのある人はきっと記憶している姿のセミ。うるさくないている時、命が尽きて足元で転がっている時とは全く違う、柔らかで頼りない羽、有り得ないようなその青緑色。
でも都会でも抜け殻は見つかるし、セミの脱皮は知っている人もまだ多いでしょう。では、クモは?ヘビは?カエルは?カニは?・・・ダンゴムシは脱皮するの?
脱皮するとは習ったけれど、抜け殻は見たことはあるけれど。本書は、そんな「聞いたことあるけれど見たことない」脱皮姿の写真集です。
すごいのは、ほとんどの脱皮が連続写真に収められていること。チョウの蛹の脱皮でも、始まったなと思ってからが長いのです。それでも翅が抜ける瞬間は意外に速く、眼を離した隙にと言うこともおきちゃうんですよね。たくさんの種類の生きものの脱皮の連続写真をこれだけ集めるのは大変だったと思います。そしてそれぞれがとても綺麗。ヘビは目玉の表面まで一緒に脱皮してしまうなんて、こんな写真をみないと納得できないかもしれません。カメの脱皮やダンゴムシの脱皮などは、こうやって紹介してもらってはじめて目にするものでした。
まるごとぬけ出るのではなく、ボロボロと剥がれていくような両生類・ハチュウ類の脱皮をみていると、人間の皮膚も剥がれ落ちていることへのつながりも感じます。日焼けしたときにズルリと向けるときの感触、でてきた下の皮膚のもろさやヒリヒリ感・・・。
脱皮は彼らにとっても無防備で傷つきやすい、生命の危険すらある時間。表紙の言葉どおり「秘密の時間」なのでしょうけれど、ちょっと覗かせてもらいましょう。
クモにヤモリ、エビにカニ・・・。正直「マニアック」かもしれませんが、人間とは少々ちがう彼らの生の一面はすごくて、そして綺麗です。