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商品説明
日本は、どうなっていくんだろう—。ひとり永田町に飛び込み、国会議員18人と向き合った若きノンフィクション作家のリアルで切実な絶望、そして希望。【「BOOK」データベースの商品解説】
日本はどうなっていくんだろう−。永田町にひとり飛び込み、国会議員18人と向き合った若きノンフィクション作家のリアルで切実な絶望、そして希望を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 国会議事堂前
- ボロボロ
- バイバイ
- リセット
- スタートライン
- セルフスタート
- サバイバル
- コミュニケーション
- 信頼
著者紹介
中村 安希
- 略歴
- 〈中村安希〉1979年京都府生まれ。カリフォルニア大学アーバイン校舞台芸術学部卒業。ノンフィクション作家。2009年「インパラの朝」で第7回開高健ノンフィクション賞を受賞。
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書店員レビュー
この本のなかで著者は...
ジュンク堂書店秋田店さん
この本のなかで著者は18人の政治家にインタビューをしている。時には政治家たちの現実を顧みない旧態依然とした言動に、諦めや憤りを覚え、また、具体的で有効なビジョンを持った政治家には共感を寄せたりしている。
政治家たちの発言には読んでいるこちらもさまざまな感情を触発されてそれはそれとして面白いのだが、その発言に重ね合わせるように綴られる著者の人生経験の方が私にはより面白く読めた。日本での苦しかった小中高の学校生活。アメリカで過ごした大学生活。帰国後の派遣労働。海外の旅先での出来事。2009年の総選挙のこと。著者と同世代の友人たち。出会った多くのひとびと。それらは確かに著者の個人的な出来事なのではあるが、確実に政治の問題とも深く関わっていることが読んでいてよく分かる。
「個人的な問題は政治的な問題」。かつて私は大学時代にこの言葉を耳にした。誰から言われたのかは忘れてしまったが、フレーズだけははっきりと覚えている。
この本を読んでいてそのフレーズが実感を伴った言葉として蘇ってきた。
(社会担当)