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技術者の理想を説く本。基本的には理想論だが、筆者の経験が元なので、必ずしも現実と剥離してないと思う。
また事あるごとに読み返そうと思う。
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私は文系で、プログラミングやシステムには詳しくないが、とても読みやすかった。
例えば、日本のIT業界について。日本のケータイがガラパゴス化した例から、国際的競争から取り残されつつある原因を、IT産業がゼネコン化してるという仮説はわかりやすかったし、興味深かった。また、ソフトウェアだけでなく他の業界にも共通すると思うし、改善しなくてはいけない「日本の経済体制」とも感じた。
また、技術者でなくても啓発させられるものが随所にあった。
景気回復の見通しのつかない日本、発展途上国の急激な成長や、ITの発展によるグローバリゼーションなどにより、旧来の日本的なキャリアパスの考え方に警鐘を鳴らし、英語や仕事に対する考え方を学べた。
自分の人生を楽しむためにも、「己の価値」そして「戦うフィールド」について考えさせられた。
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書かれている内容には感化されることは確かだが、著者と自分ではこれまで育ってきたバックボーンが違いすぎるので自分にそっくりあてはめるのは危険だと思った。
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自分が今まで考えていた事と似たようなことが書かれていたので、共感出来る箇所が多くありました。僕は既にブログを購読していた人間ですが、それでも読んだ価値はあったと思っています。
もし次のような言葉に惹かれたら、この本を手に取るべきかもしれません。
"「本当にやりたいこと」を見つける機会なんて一生に何回もないだろうから、そんなパッションを感じた時には自分の直感を信じてまっしぐらに走りだすべきだ。" エンジニアとしての生き方 P.132
”はたから見れば、「あの人は夜も週末も働いているし、すごく努力している」ように見えるかもしれないが、私自身に取ってみれば「新しい開発環境や言語を勉強する」ことは旅行やゲームをすることや映画を見たり本を読んだりすることなんかよりも何倍も楽しい” エンジニアとしての生き方 P. 171
"人がある行動を取るときには、色々な方向に自分を引っ張っていこうとするさまざまなモチベーションが合わさった結果、合同ベクトルとして一つの方向に進ませる、と考えた方がしっくり来る。" エンジニアとしての生き方 P. 216
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MicrosoftでプログラマとしてWindowsやInternet Explorerの開発をしていた中島聡氏のblog記事をまとめたエッセイ集です。
自由な発想をし、常に技術スキルと語学力を磨き、世界で活躍するエンジニアになろうと説いています。
経歴からして立派だし、現在もベンチャー企業を経営しつつ自身がプログラマをやているので、説得力は抜群です。年長者が自らリスクを取って起業し、若い人に道を示している点は非常に素晴らしいです。
そろそろ中堅エンジニアにさしかかる私も負けない!と奮い立たされました。
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開始日:2011/7/23
筆者のブログを普段から読んでおり、共感する点が多かった。この書籍からも多くのものを得た。
またプログラムを書きたくなった。会社用に購入する予定。
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まず最初に
プロローグ
そして
第一章 世界を舞台に働いてみないか?
続いて
第二章 日本のエンジニアは大丈夫か?
更に!?
第三章 勝てば官軍、負ければガラパゴス
なんと!?
第四章 自分を変えて自由になろう
その先は
第五章 エンジニアとして世界で成功する
特別付録 ビル・ゲイツの面接試験 生の知性を磨く頭の体操集
国内外へもでたエンジニアの中島聡さんの日本のエンジニアの若者やと大人の人に向けた本ではなかろうか。
この本は面白い本でした。
何が面白いかって。解っている人の文章。
尖りすぎたモデムとかが書かれていたり。
このままだと危ないよ?
仕事を大きなπから選ぶならわかるけど数枚のカードから選んではイケない等
自分のしたい事柄を追求した方が良い。
苦痛でも楽しいなら続けれる。
等等とても面白い事が書いていました。
そしてWebkitに夢中であり、iOSにも夢中。
そんなWindows95とIEの生みの親の本ですよ。
これは面白い。
どこが?
発想の点が違う。
本当に欲しい人材って言う物は
Googleでもそうだが、何で自分が参加していないのに面白い事をしようとしているんだ!
自分がやったほうが本当に面白いものが作れる!
等のような人であろう。
いや。楽しかった。若い人達は是非よんでおいて損は無いと思います(私はまだまだ若輩者すぎますが。
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ITのエンジニアとして生きていくにあたり、とても大事なことが書いてある。
今の場所でわくわくするような仕事が出来るか。
これから先、一生良い仕事をするために何に興味を持ち学ぶべきか。
エンジニアなら一度は読むべき。
願わくば、本書を読んでわくわく出来るような人と仕事がしたい。
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雑多。良いとこがたくさんあるけど、帯にあるとおり正論すぎて噛み砕きにくい。
(2015.1.1 追記) 再読。社会人を4年近くやってみて、響くポイントが変わった。ブログのリンク集なのでネットでも読める。
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・元MSのプログラマーのブログを書籍にしたもの。
・料理(プログラム)を作れない人が料理のレシピ(詳細設計書)を書くのはおかしい。厨房にたたない人が作ったレシピの料理を誰が食べたいだろうか?SEは要求仕様の定義にとどまっておけばよかったのに。。
・英語は常識。
・日本のIT産業は官僚主導で作られている。(調達方式)
・ITゼネコンビジネスモデル
①労働集約型(人月コストに適度な利益率を上乗せしたものが対価)
※これと逆なのが知識集約型
②ウォーターフォール型開発(やたらと手間と人手がかかる)
③海外での競争力低下
④ベンチャー企業を立ち上げにくい
⑤ソフトウェアエンジニアの地位低下
・ネット時代には「知識力・記憶力」よりは「適用力」「応用力」が大事。
・知識はコモディティ化される。あがってなんぼ。
・ブログを書こう。できれば実名で。日ごろ考えていることが整理できる。
・目標は具体的、達成を図れる、達成可能、ビジネスにとって意味のある、時間軸が明確でなければいけない。
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中島聡氏の語り口が心地いい - [書評] - エンジニアとしての生き方
http://blog.amazedkoumei.com/2011/05/blog-post.html
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中島聡氏のブログの書き直しだが、改めて購入して読んだ。
若手SEにはコード書き、コンピュータと親しむ喜び、そして外に打って出ていけるだけの実力をつける必要性を感じてほしい。また、IT業界の経営陣も中堅層も是非とも読んでほしい。IT業界の経営者なら技術がわからないとダメだとわかるはず。どうせ筆者のブログを読んでいないのだから、せめて紙に印刷されたものならおじいさんでも読めるでしょう。かくゆう私もアラフォーおじさんですが。
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NTT研究所、マイクロソフト、起業という経歴を持つプログラマー/経営者である筆者が、日本のIT/通信業界や世界の状況を分析し、今、あるいは、これから必要とされる人材を示すという内容。起業家らしいエネルギッシュな文体に、技術者らしい冷静なロジックが相まり、読み易いながらも説得力のある本だったように感じた。
日本の通信とその周辺業界はITゼネコン化しており、ベンチャーが大きな影響力を持ちにくくなっている。製造過程においては、ソフトウェアに関して無知な人が指示を出し、マーケティングにおいては、新機能追加/スペック向上ばかりを売りにする状況にある。そのような状況では革新的な会社/人材/商品は生まれない。
そんな状況だからこそ、世界を見据え、インターネットを利用し自信のキャリアパスをデザインしていく必要がある。
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いつもブログから刺激を受けていますが、こうやって本にまとめたものを読むと、さらにビリビリ伝わってくる感じ。
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読んでいると居ても立っても居られなくなるタイプの本。
ブログエントリー(http://satoshi.blogs.com/)の寄せ集めなので読みやすい。
本書ではエンジニアをプロ野球選手に例え、個々人が自分の価値を高めて我儘に生きる術を提示・推奨している。
今の仕事は『頼まれなくても自分から喜んで残業するほど楽しい仕事か』、組織や上司を見限って他所へ渡っていく技術や信頼を築けているか、等々...考えさせられること多々あり。
職種にかかわらず、(特に、今置かれている環境に何らかの違和感を感じているような人に)おススメしたい良書。
光陰矢のごとし。一度しかない人生、より貪欲なれ。