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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.2
  • 出版社: 光文社
  • サイズ:20cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-334-92743-1

紙の本

カササギたちの四季

著者 道尾 秀介 (著)

開店して2年。店員は2人。「リサイクルショップ・カササギ」は、赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。店長の華沙々木は、謎めいた事件があると、商売そっちのけで首を突っ込みた...

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カササギたちの四季

税込 1,650 15pt

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商品説明

開店して2年。店員は2人。「リサイクルショップ・カササギ」は、赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。店長の華沙々木は、謎めいた事件があると、商売そっちのけで首を突っ込みたがるし、副店長の日暮は、売り物にならないようなガラクタを高く買い取らされてばかり。でも、しょっちゅう入り浸っている中学生の菜美は、居心地がいいのか、なかなか帰ろうとしない—。【「BOOK」データベースの商品解説】

「リサイクルショップ・カササギ」には確かな修理技術と少しの秘密がある。店長の華沙々木は事件があると首を突っ込みたがり、日暮はガラクタを高く買い取らされてばかり。でも、居心地がいいのか、菜美はこの店に入り浸り…。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

鵲の橋 5−61
蜩の川 63−127
南の絆 129−217

著者紹介

道尾 秀介

略歴
〈道尾秀介〉1975年生まれ。作家。「龍神の雨」で第12回大藪春彦賞、「光媒の花」で第23回山本周五郎賞、「月と蟹」で第144回直木賞を受賞。

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みんなのレビュー190件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

お話は好きですけど、私、どうしても駄目なんです、人の功を奪って平然としている人間が。だから三浦しをんの「まほろ駅前」も楽しめない。人の手柄を奪うっていうのは、泥棒と同じなんです、絶対に・・・

2011/12/17 19:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

やっぱり牧野千穂の絵はいいです。ちょっと夏を思わせる爽やかな青空の色合いが牧野らしくありませんが、でも全体の雰囲気は、いかにも牧野。池永陽『指を切る女』、エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』、リチャード・ビアード『永遠の一日』、雫井脩介『クローズド・ノート』、東山 彰良『ジョニー・ザ・ラビット』、倉阪鬼一郎『遠い旋律、草原の光』、船戸与一『夜来香海峡』、雫井 脩介『つばさものがたり』と、どれもその柔らかなボケ味で私を魅了してきた牧野は、今回も好調です。装幀は、坂野公一+吉田友美(welle design)。

帯の言葉は、
   *
泣かなくていい。
君のために、
世界は美しいから。
   *
出版社のHPの内容紹介は
              *
ひそやかに、大胆に。世界をひっくり返し、真実をつくりかえてみせよう。
彼女を、落胆させてはならない。

開店して2年。店員は2人。「リサイクルショップ・カササギ」は、
赤字経営を2年継続中の、ちいさな店だ。

店長の華沙々木(カササギ)は、謎めいた事件があると、
商売そっちのけで首を突っ込みたがるし、
副店長の日暮は、
売り物にならないようなガラクタを高く買い取らされてばかり。

でも、しょっちゅう入り浸っている中学生の菜美は、
居心地がいいのか、なかなか帰ろうとしない──。
              *
と、ともに誰かを優しく包み込もう、守ろうというところが窺がえます。それをこの文章だけから探し出せば、中学生の菜美こそが庇護されるべき対象となるのですが、その読みは正しいのでしょうか。目次に従って、各話を読んでいきましょう。( )内は初出です。

・春 鵲の橋(「小説宝石」2008年5月号):因業な坊主に、売ることも出来ないような桐の箪笥を七千円で買い取らされた日暮正生。「リサイクルショップ・カササギ」の店舗というか倉庫に、その箪笥を三人がかりで運び込んでいる時、現われたのは、落し物のハンカチを探しているという少年だった。それに嘘を感じた菜美は「例の『ブロンズ像放火未遂事件』の犯人じゃないかしら」と言い出して・・・

・夏 蜩の川(「ジャーロ」32号 2008年7月):因業な坊主に、売ることも出来ないような文机を五千円で買い取らされた日暮正生。「リサイクルショップ・カササギ」気落ちしていた彼を迎えたのは、華沙々木丈助の推理力にゾッコンの中学生の菜美。これから夏休みの強化合宿だという彼女は、店に舞い込んだ美味しい仕事の届け先が、合宿の場所に近いと軽トラに便乗して『神木損壊事件』に・・・

・秋 南の絆(「ジャーロ」35号 2009年4月):因業な坊主に、相当に古い三本のギターを一本六千円で買い取らされた日暮正生。「リサイクルショップ・カササギ」に戻ると、菜美が「あたし、前からギターやってみたかったんだ、それ売ってくれない?」と。そして思い出したのは、僕が初めて華沙々木のために働かされた日のこと。それは手持ちの現金二万七千円で、高級な家具、オーディオ、置物などを引き取るという仕事が『愛猫盗難事件』に・・・

・冬 橘の寺(「ジャーロ」38号 2009年12月):因業な坊主から、なぜか気前よくオーディオセット代金として二万二千円を受け取った日暮正生。「リサイクルショップ・カササギ」に、その住職からかかってきた電話は「うちへ蜜柑狩りをしに来んか。裏庭の蜜柑がちょうど収穫時期なんだが」「はっはっは、馬鹿を言うな、無料にきまっているじゃないか」蜜柑好きな華沙々木と僕、菜美は早速、軽トラで出かけたが、『想い出の貯金箱盗難事件』に・・・

各話に共通のパターンがあります。基本的な登場人物は四人。特設サイトの助けを借りて四人について書けば、

華沙々木丈助(かささぎ・じょうすけ)は、「リサイクルショップ・カササギ」店長で、28歳。座右の書は『マーフィーの法則』(原書)。口癖は「あと一歩なんだよ日暮くん」「チェックメイトだ」、とあるように全ての中心に自分がいると思いこんでいる幸せな男です。こういう人物が出てくる以上、話はコミカルなものにならざるを得ない、というのもこの手の話の王道を行っています。

日暮正生(ひぐらし・まさお)は、「リサイクルショップ・カササギ」副店長で、28歳。美大卒で、華沙々木とは高校の同期です。店長の口癖に、「あと一歩なんだよ日暮くん」とあるように、日暮の行動は、華沙々木にとっては完璧とは言いがたいものです。ただし、全ての謎を解くのは正生ですから、本当の意味で、後一歩なのは店長の華沙々木だということになります。店の屋根裏部屋で華沙々木と一緒に暮らしているというのが、ちょっとキモイ・・・。

南菜美(みなみ・なみ)は、「リサイクルショップ・カササギ」にしょっちゅう入り浸っている中学1年生女子。彼女は丈助、正生が巻き込まれる事件全てに絡んできて、その解決までを見ていますが、あくまで華沙々木が名探偵だと、信じています。それは、あえて正生が真実を彼女に明かそうとはせず、丈助を立て、菜美の思い込みをそのままにしてあげようとしているからでもあります。

その全ての遠因ともいえるのが、黄豊寺(おうほうじ)の住職です。この住職、「リサイクルショップ・カササギ」の「何でも買い取ります」「高く買って安く売る」というチラシの文句を逆手にとって、しょっちゅうガラクタを日暮に売りつけていて、気の弱い、というか商売下手な正生は毎回のように騙されてつまらないものを押し付けられてきます。それを見れば、店の店長である丈助は、やはりその詰めの甘さに対して「あと一歩なんだよ日暮くん」といいますし、店に入り浸っている菜美にとっても、日暮は頼りない男、ということになります。それにしても、住職の強面ぶりは、詐欺師といっていい。まさに現代の強欲な仏教界を体現しています。

読者の興味は、謎の解明にもありますが、菜美が真実に気付いて、ただしく正生を評価してくれるか、というところにもあります。ただし、この名探偵、その頭脳を商売に使う気はさらさらなく、悪代官ならぬ悪住職に毎回のように手玉に取られているところを見れば、それもなかなか。第一、ご当人にその気がない。こういう男性を〈優しい〉〈いい人〉と思うか、〈情けない〉〈人がいい〉ととるかでこの話の評価も左右されそうです。

その部分を除いたミステリとしても出来は、まさにお見事。長篇では見えにくかった論理性がはっきりしているのに、物語性がすこしも損なわれません。歌野晶午の『舞田ひとみ』シリーズにもそういう推理小説のお手本のようなところが見られました。おなじ中学生が登場しても、かたや主人公、かたや脇役。そんな違いが物語全体にどのような影響を及ぼすのか読み比べるのも一興。わが国ミステリのもっともいい部分がこの二作にみることができます。

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紙の本

訳の分からん所にいざなってくれた

2015/03/26 12:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る

少ない手がかりから真相を導きだす華沙々木、よくぞ訳の分からん所にいざなってくれた。日暮さん後始末および前始末ありがとうございます。いつかリペア技術の方もご披露ください。道尾さんのはやっぱり派手に騙されたほうが好きなんだけどな...

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2011/05/06 16:02

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2011/04/06 15:56

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2011/04/08 16:00

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2011/02/25 21:22

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2011/02/25 10:24

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2011/08/01 10:18

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2011/02/22 01:45

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2011/05/29 20:20

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2011/02/22 01:34

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2011/02/24 00:02

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2011/02/24 15:48

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