電子書籍
また読みたくなるお話です
2013/04/03 13:37
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるな - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校の同級生がアラサーになってから始まる純愛です。
大きな事件も起こらず、話は淡々としていますが、とてもほっとするお話です。
続編と合わせて一気読みしてしまうお話です。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ドンへ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あめの帰るところが好きだったので
作者さん買いしました。今作も
濃厚な絡みはなし。しかし心が
複雑に絡み合ってます。
BL初心者さんには特にオススメしたい。
すごく感動しました。
関係ない作品(ゲーム)ですが、
咎犬の血のケイスケ×アキラが
思い浮かんできました。
紙の本
日常を淡々と・・・
2012/06/20 20:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校の同級生だった二人のお話です。
現在の大人になった二人と過去の高校生時代のお話を行ったりきたり、ゆったりと進みます。
本当に、ただただ淡々と、淡々と、と言う感じのお話なのです。
が、なんとも不思議な余韻のある作品だと思います。
じれったいようで、もどかしいようで、二人の微妙な距離感というものが文章の端々にあり、
これを楽しむのがこのお話なのでしょうね、きっと。
普通のBLのように絡みなんて全くありません。キスまでです。
なので濃厚な絡みを求める方にはオススメできません。
「ふたりのはなし。」に続きます。
電子書籍
ゆったりした時間
2017/10/28 11:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かなぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝丘先生の別作品(坂道のソラ)にとてもハマり、他作品も!
と2冊目に選んだのがこの作品でした。
『坂道のソラ』ほどはのめりこみませんでしたが、
ゆったりした時間を楽しめました。
他の方が一穂ミチ先生に近い、と言われていますが
わかる気がします。
続編ありき、というわけではないですが、
読まないと終われないという感じでしょうか。
投稿元:
レビューを見る
この切ない距離感ともどかしさと甘さがすっっごく良い。
文章も情景も雰囲気も挿絵も綺麗で、透き通ってる気がする。夜明けの薄明るい空みたいなイメージ。下巻が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
好きだけど、相手に見返りを求めたりせずの恋というより愛に近い様な、深い。そしてどことなく寂しい。
続きでふたりはどうなるのか気になる。
とにかく海東視点のあすまが可愛いツンデレ。
投稿元:
レビューを見る
遊馬と海東、二人とも可愛かった。遊馬の無自覚なところや海東の不器用なところが読んでてほわほわした。心が温かくなるお話でした。遊馬の心の変化が読んでて楽しかった。「ふたたび、いまのはなし」では遊馬が海東を自覚し始めてから、海東との距離が悲しかった。二人の気持ちがわかるようになっているので、両方の視点に立てるのがよかった。
海東は美人さんらしいけど、イラストからはあまり伝わってこなくて少し残念。
投稿元:
レビューを見る
フェアで購入。朝丘さん初読み。詩的な表現は好き。飛馬に対して深い恋情を抱きつつも親友の立ち位置から一歩踏み出そうとはしない海東はすごいヘタレなんだと思うけど苛々感はなく、すんなりと読めた。終盤の飛馬の心情が変化を見せる辺りはキュンとくるものもあってよかった。飛馬視点と海東視点では飛馬の印象が結構違うのは海東の恋フィルターがかかってるからなのか(笑)確かにギャップが可愛いかもwラストページが思わせぶりで「なんだこれ、続きが読みたいじゃないか」と唸ってしまった。今度の新刊買出しの時に買ってこよう♪
投稿元:
レビューを見る
高校時代からの友達、海東と飛馬は友達以上恋人未満。
海東は飛馬を愛しているけれど、綺麗でぶっきらぼうで喧嘩っ早い飛馬の気持ちは違うだろうと決め付けて、けれどキスだけは許してもらう関係。
海東は両親がいなくて祖母と二人暮らしという環境からとても気遣い屋さんで、マイペースで他人と係わるのが苦手な飛馬が唯一心を許しているのは海東しかいなくて。
二人の会話が普通によかったです。
勝手に自分だけが飛馬を愛していると思い込んで、お母さんのように優しく世話を焼いている海東の存在がどれだけ飛馬にとって大きいんでしょう。
挿絵も二人の雰囲気そのままに素敵でしたが、何だろう、二人の感じが似ているのでしょうか。
131Pの「高校卒業の日のはなし。」まで、大きい方が飛馬かと勘違いしてました。
だって、態度だけは飛馬が大きいので(笑)
こういう愛がゆっくり育っていくお話はとても好きです~☆
富津岬で
「海東のこと、二度と苦しめないよ。絶対しあわせにしてやる」
と飛馬が言って海東が泣いた情景がとても美しかった♪~
投稿元:
レビューを見る
切なかったです。
キスでの愛情表現ひとつとっても、
こんなにも想いがこめられてるなんて。
やわらかい文章がとても読みやすくてハマります^^
さすが朝丘先生。
投稿元:
レビューを見る
ただイチャイチャしてるだけのBLよりこういうのが読みたかったので。
切ない感じのBLおいしいです(´~`)
投稿元:
レビューを見る
海東の不器用で優しい愛が胸にくる話でした。
飛馬と海東の二人の話。二人が友人から恋人になっていくまでを緩やかに流れるような心地良い文章で描かれていきます。
最初はあまり好きになれなかった飛馬も読んでいくとただ鈍くてそれでいて純粋なのだなと解り早く海東を幸せにしてやってくださいと思うようになりました。
海東の話にあった「空気になりたかった~」の件が個人的には一番好きです。海東の飛馬に対する思いがこの数行に詰まっているのだと思います。
続編のふたりのはなし。で一つの話らしいので、早くそちらも読みたいです。
胸がぎゅってなってそれでいてほっこりする素敵な本でした。
投稿元:
レビューを見る
読後感はなんともいえない。
せつない。胸がきゅーっと苦しくなる。
別に泣かせようという意図が見える訳じゃない。
話も地味です。日常がひたすら描かれていくだけで、山も谷もナシ。
ただ淡々と、高校の同級生だったふたりが社会人になって、仕事相手に
なって、なんとなく繋がり続けてる日常です。
そんな普通の話を書いてるだけなのに、どうにもせつないです。
海東が飛馬を想う気持ちが痛いほどせつなくて、やるせない。
キレイな涙、キレイな言葉、キレイな景色、キレイな人間関係、キレイ
な主人公に、キレイな物語。
投稿元:
レビューを見る
同級生のふたり。長い長い時間をかけて、友情から愛情へとゆっくり変化していくお話。シチュエーション的には大好物なんだけど。なぜかしら。もしかしたら、文章が生理的にダメなの?って感じでした。読み始めて、やばいよ、『ふたりの話。』も買っちゃったよ。久々にリタイヤかもしらん・・・てくらい。なんだろうね。心理描写とか風景描写とかポエミーなのは大好きなんだけど、変なところがカタカナだったりとか、間とか、リズムとか、なんか個人的に気持ち悪い。でも、ストーリーは悪くなかった。やさしくてちょっとヘタレな攻も、気難しくて無自覚な魔性の受も。長い時間ずっとべったりだったわけではないけど、それなりの積み重ねがあって、そういうエピソードはいちいちよかったよ。決して嫌いではないっす。ってーか、全然片恋じゃないよね??最初っからバリバリ両思いだよね?はたから見てたら。ただ攻が押しが弱すぎてツッコめなかったのと、受がちっとも自覚しなかっただけでさ。。。と
投稿元:
レビューを見る
グラフィックデザイナーの飛馬。同級生だった海東とは現在は仕事仲間として付き合っている。海東が自分に想いを寄せていることを知りながら、拒絶も受け入れもせず、ただ時折キスを許す。
ゆるゆるとつづくふたりの曖昧な関係がやさしくて切ない。ひとのことを想って気遣う海東が歯痒いけれど、自分なんて自分のきもちすらよく理解できていない飛馬。
日常会話に潜む苦しさと愛と、『かわいい』っていうことばの重たさ。衝動にまかせて抱き締めて、それでも満たされないこころと、満たされないことを言えない海東のやさしさは哀しい。
これくらいやさしくて、これくらい切ないボーイズラブがすきだなってとても思った
夜の海ほたるがとってもすきだから海ほたるさんの出演嬉しかった。呑み込まれるような黒い海
井上ナヲせんせいの絵がすきで衝動買いしたので初読だったけれど表紙の雰囲気どおりで、きらきらしていてきゅーってなる。