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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.12
- 出版社: 農山漁村文化協会
- サイズ:21cm/142p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-540-10284-4
紙の本
TPP反対の大義 (農文協ブックレット)
著者 農山漁村文化協会 (編)
TPP(環太平洋経済連携協定)反対を、農業・農家保護の問題としてではなく、商工業、消費者も含むすべての国民の問題として論じ、TPPへの参加が日本社会の土台を根底からくつが...
TPP反対の大義 (農文協ブックレット)
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商品説明
TPP(環太平洋経済連携協定)反対を、農業・農家保護の問題としてではなく、商工業、消費者も含むすべての国民の問題として論じ、TPPへの参加が日本社会の土台を根底からくつがえす愚策であることを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
TPPは社会的共通資本を破壊する | 宇沢弘文 著 | 8−18 |
---|---|---|
TPP批判の政治経済学 | 田代洋一 著 | 19−30 |
TPP−アメリカの対アジア戦略 | 服部信司 著 | 31−36 |
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著者/著名人のレビュー
最近ニュース等で耳に...
ジュンク堂
最近ニュース等で耳にすることが多くなったTPP(環太平洋経済連携協定)。
今まであまり聴きなじみのなかったこのTPPとは一体どんなもので農業関係者や私達にどのような影響があるのか。それを農業・政治経済・哲学者等の総勢26名が熱く語っている。
人と切り離すことの出来ない食と農の問題を改めて考えさせられる1冊です。
仙台店 理工書担当
書店員レビュー
現在加盟の賛否で注視...
ジュンク堂書店新潟店さん
現在加盟の賛否で注視されているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対し、
本書は加盟反対の意見を様々な面から提起している。
貿易とは国家間のモノの売買だ。
今回問題となっている農産物については、過去にも自由化についての議論が繰り返されてきた。
自国に必要な分を買いつつも、関税を設け国内の農家を守ってきた。
それが撤廃される、まさに国内農業の存亡の危機と言える。
だが、モノの売買の始まりは物々交換だ。
余ったものを足りないものと交換し、互いに豊かな生活を送る。
お互いの余剰品を交換するという観点からすれば、
食糧自給率の低いこの国が行っているのは「貿易」と言えるのだろうか。
「米あまり」と減反政策が行われる。
不作の年には米を輸入するも「味が落ちる」と不評が起きる。
国内でまかなえる食材があるのに、隣の安い輸入産物に手を伸ばす。
TPP加盟の賛否と共に食べ物に対する我々の姿勢も今一度考えたい。
理工書担当 杉山