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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 29件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2011.2
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/405p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-488-12307-9
文庫

紙の本

第二の銃声 (創元推理文庫)

著者 アントニイ・バークリー (著),西崎 憲 (訳)

高名な探偵作家ヒルヤードの邸で、ゲストを招いて行われた推理劇。だが、被害者役を演じるスコット=デイヴィスは、二発の銃声ののち本物の死体となって発見された。事件発生時の状況...

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第二の銃声 (創元推理文庫)

税込 1,034 9pt

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商品説明

高名な探偵作家ヒルヤードの邸で、ゲストを招いて行われた推理劇。だが、被害者役を演じるスコット=デイヴィスは、二発の銃声ののち本物の死体となって発見された。事件発生時の状況から殺人の嫌疑を掛けられたピンカートンは、素人探偵シェリンガムに助けを求める。二転三転する論証の果てに明かされる驚愕の真相。探偵小説の可能性を追求し、時代を超えて高評価をを得た傑作。【「BOOK」データベースの商品解説】

〔「世界探偵小説全集 2」(国書刊行会 1994年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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書店員レビュー

ジュンク堂書店福岡店

上流階級の人々の集ま...

ジュンク堂書店福岡店さん

上流階級の人々の集まりで、ちょっとした余興として殺人劇を行うのですが
劇にもかかわらず、現実の人々の心理を付いたものになり
不穏な空気が流れるなか、被害者役の男性が本当に殺されてしまう。
しかし、この男、女たらしで浪費家、軽薄で人を不快にさせるという
誰に殺されてもおかしくない人物なのです。
ここで、すごいのは殺人にも関わらず、ほぼ皆が犯人だろうと疑われる
主人公に心から感謝する、不思議な現象が起こってしまい
無実を主張する主人公は感謝されまくり困惑する笑える展開になります。
紆余曲折を経て事件は解決されるのですが、作者が曲者バークリーなので、
最後の最後まで気が抜けない作品になっています。
              
                         文庫 大草

みんなのレビュー29件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (8件)
  • 星 3 (10件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

期待を裏切らないどんでん返し!

2021/08/04 18:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

名探偵(?)シェリンガムの活躍で、大団円。容疑をかけられた主人公も結婚してハッピーエンド。と思えば、そうは問屋が卸さない。
見事な結末に満足しました。
バークレーは、名探偵等というものに魅力も重きも置かない主義なのだろう。
拍手!

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紙の本

ミステリ黄金期の実験作

2021/01/21 20:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KTYM - この投稿者のレビュー一覧を見る

アントニイ・バークリー、1930年の作品。「毒入りチョコレート事件」と同じ素人探偵ロジャー・シェリンガムもの。「毒入り~」がちょっと肌に合わず、警戒していたのだが、これは傑作。語り手である中年に差しかかかった(35歳!!)野暮天男(シリル・ピンカートン)の不器用な恋物語を大笑いしながら読み進めてい行くと、プレイボーイの嫌われ者エリックが殺される。推理劇で殺され役を演じている最中に殺されるという凝った設定。登場人物は全員がエリックを殺す十分な動機を持っている。(いつもと違って?)颯爽とした探偵ぶりを見せるロジャー・シェリンガムが解き明かした真相は。。。
「毒入り~」と同じく、推理小説における探偵の特権性、「真相」の恣意性を強く意識した実験作ですが、とても読み易く、満足しました。

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紙の本

名作です

2020/10/25 15:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アントニイ・バークリーの作品は実験的であり、非常に論理的でもあるので個人的には好きだ。「第二の銃声」は、私は途中で犯人はわかったが、それでも楽しめた。推理小説の歴史に残る名作と言ってもいいと思う。ミステリファンなら、ぜひ読んでおきたい一冊である。

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紙の本

ミステリーファンにお勧め

2020/03/12 19:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

海外小説は、どうも頭に入ってくる物とそうでない物があって、これはしっかりと入ってくる方の小説でした。主人公は冴えない感じの男性。以前に読んだ毒入りチョコレート事件のシュリンガムが登場するんだけど、あの時とは違って、何だか名探偵になってる。。。事件は二転三転しながら進むので、それなりの長編ですが、しっかりと読み込む事が出来ます。何より、彼女が素敵すぎて、人間、第一印象ではないんだな~と思えました。

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紙の本

毒入りチョコのほうが

2017/01/08 18:52

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:papanpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

女たらしで恥知らずの男が、探偵劇の途中で実際に殺されてしまう。
劇を演じていた全員が彼に恨みを抱いており、その中の一人、ピンカートン(ピンキー)が疑われて・・・、というお話。
中盤だれる(ピンキーが何だかイライラきます)のと、アリバイ的なことがイマイチわかりにくいのが難点ですが、起承転結~オチときちっと出来上がって、良かったです。
ただ毒入りチョコレート事件のほうが断然面白いです。

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2011/02/19 16:58

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2011/03/04 10:35

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2011/02/22 01:07

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2011/03/05 19:07

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2011/04/03 23:02

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2011/04/19 19:34

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2011/06/07 18:21

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2011/05/16 09:21

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2011/07/06 15:10

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2011/06/14 23:10

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