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- カテゴリ:一般
- 発売日:2011/02/25
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: メディアワークス文庫
- サイズ:15cm/341p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-870138-9
読割 50
紙の本
0能者ミナト 1 (メディアワークス文庫)
著者 葉山 透 (著)
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、...
0能者ミナト 1 (メディアワークス文庫)
0能者ミナト
04/04まで通常649円
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商品説明
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊—どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった。【「BOOK」データベースの商品解説】
収録作品一覧
嫉 | 5−152 | |
---|---|---|
呪 | 153−328 | |
告 | 329−338 |
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書店員レビュー
妖や異形の話には、陰陽師や霊能…
ジュンク堂書店秋田店さん
妖や異形の話には、陰陽師や霊能力者などの「力」を持ったキャラが主人公の作品は多いが、この作品の主人公はまったくの逆で「力」を持たない「0能者」と呼ばれています。
傍若無人な男で「力」を持っていないが、観察力と頭脳、現代の科学を用いた方法で霊能力者たちが倒せない「怪異」の謎を解き明かしていきます。
除霊や退魔ではない新たな方法で解決していくので、今までにはないような話になっていますので興味がある方は一度読んでみて下さい。 T
紙の本
異能者?
2017/05/06 14:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪異を退散させる御蔭神道と総本山。共に霊能力を用いて怪異を討つ。
そのどちらにも属していない九条湊。霊力が無いため0能者と呼ばれているがその才覚のみで御蔭神道も総本山も解決できない怪異を解決する、ある意味異能者。
紙の本
霊能力0%の退魔師
2011/11/08 04:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:asura - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学が発達した現代社会において忘れ去られた古から息づく異形のものたちを「怪異」と呼ぶ。
存在を忘れた者たちを相手にする生業には法力僧、霊能者、と特別な存在こそ尊ばれるが、そのなかにまったく霊力、法力、神通力を一切持ち合わせない零能者なるものがいた。
無分別な若者たちが犯した禁足地から封じられた「怪異」が開放された。
古い体制に固執した霊能者組織では義務を受け入れた一人の巫女を生贄にするほかその術を考えようとはしなかった。
彼女を救う最後の方法は霊能者組織から爪弾きにされ疎まれている青年、九条湊に依頼すること。
ぐうたらで胡散臭くてとことん言葉が辛辣な皮肉屋。随一の法力ゆえに妬まれ本山で浮いていたユウキはそんな湊に猛烈に反感を持つ。犠牲を甘受した巫女にさえ傍若無人なふるまいで生きることを選択させる。
霊能力が皆無というだけでなく万人を小ばかにする態度が敵を作っているかの湊だがその言葉は間違ってもいないし、湊の能力は洞察力と観察力とはったりをかけ正解を導くその知力にあります。
持ち合わせた者だけが使える霊能力や古い体制に固執する組織ができない解決を湊がやってのけるのは痛快です。科学的な理屈が積み上げられているのがとんでもなのにリアリティを感じて面白い。
まだ組織に毒されていない少年少女はそんな湊に惹かれて押しかけ助手となって居ついてしまうのも微笑ましい。昔組んでいた3人や湊がひねくれるまでの話も気になるところでいつか書かれるのではと期待しています。
第1巻では2話収録されています。
コミックビーズログ エアレイドでコミック化。
電子書籍
ストーリーがおもしろい。
2019/04/01 10:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たなかじゅぴたー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーがおもしろい。
知識と現代技術を組み合わせて古代の怪異を倒していく。
これなら自分にでもできるのではと思わせるところがいい。
ただ、その方法を思いつくことはできないだろうが。
各キャラの心情描写はあるのだけれど
魅力的なのは主人公だけかな。
その主人公にしても万能すぎて人間味がないように感じられた。
出来事が計画通りに進んでいくので
たまにはアクシデントがおこってほしいかな。