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紙の本
燔祭の丘 (講談社ノベルス 建築探偵桜井京介の事件簿)
著者 篠田 真由美 (著)
『僕は—ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。一方、神代宗の話を聞いた蒼は、函館で京介を捜し歩き、20年...
燔祭の丘 (講談社ノベルス 建築探偵桜井京介の事件簿)
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商品説明
『僕は—ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。一方、神代宗の話を聞いた蒼は、函館で京介を捜し歩き、20年前の忌まわしき事件を知る。次第に明らかとなる久遠家のルーツ。そして、父・グレゴリの狂気が京介を襲う!「建築ミステリ」の金字塔、ついに完結。【「BOOK」データベースの商品解説】
謎の詩を残して姿を消した京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。一方、蒼は、函館で京介を捜し歩き、20年前の忌まわしき事件を知る。次第に久遠家のルーツが明らかになるが…。シリーズ完結。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
篠田 真由美
- 略歴
- 〈篠田真由美〉1953年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。専攻は東洋文化。著書に「琥珀の城の殺人」「アベラシオン」「緑金書房午睡譚」など。
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良くも悪くも、きちんと終わりましたよ。
2011/01/30 20:00
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
建築探偵桜井京介シリーズの最終巻。
よくもわるくも、ちゃんと終わりました。
うん、広げた風呂敷をちゃんと畳みましたって感じ。
とはいえ、京介の父親に対しては、謎が、というより理不尽さを感じます。
同時に、京介の妹の哀れさときたら…。
女性キャラに対して、なんだかんだと冷たいよなと思うことが多かったけど、ここに極まれりって感じでした。
ま、その分神代教授が、オヤジ化しててそれはそれで嬉しかったんですけどね。
結局のところ、<親>にきちんと養育されなかった子供たちが、疑似親を得て<大人>になっていく物語だったのかと思います。
つか、人の親となることで、人は人として成長していくということなのかもしれない。
ともあれ、なんだかんだとすごく楽しませていただきました。
ホント、トリックのための家じゃなくて、建築物としての家が、ミステリーのメインになっていたことが何よりもうれしいシリーズでした。
ありがとうございましたm(__)m