「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
荒野 1 12歳ぼくの小さな黒猫ちゃん (文春文庫)
著者 桜庭 一樹 (著)
鎌倉で小説家の父と暮らす山野内荒野は、中学入学の日、通学中の電車で見知らぬ少年に窮地を救われる。だが、それは彼女の身に起こる小さくて大きな変化の始まりでしかなかった—。“...
荒野 1 12歳ぼくの小さな黒猫ちゃん (文春文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
鎌倉で小説家の父と暮らす山野内荒野は、中学入学の日、通学中の電車で見知らぬ少年に窮地を救われる。だが、それは彼女の身に起こる小さくて大きな変化の始まりでしかなかった—。“恋”とは、“好き”とは?うつろいゆく季節のなかで、少しずつ大人になっていく少女の四年間を描くビルドゥングスロマン。全三巻の第一巻。【「BOOK」データベースの商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
物語の少女の名前は「...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
物語の少女の名前は「荒野」。五木寛之の「青年は荒野をめざす」がキーになっています。
中学校の入学の日、電車のなかで荒野は見知らぬ少年に窮地を救われる。彼は荒野のクラスメイトだった。そしてなんと彼は荒野の父親の再婚相手の息子だった。
「恋」というものがわからない少女は「恋」に憧れるものではなく、「恋」とは何か、という方向に歩みだす。ひとつには、荒野が「接触恐怖症」ということがあるのかもしれない。早くに母親を亡くし、風変わりな父親に育てられたことが原因かもしれないが、人との距離のとり方が分からないのだ。また、この作品の舞台の鎌倉の黒髪に和服が似合う街というイメージが、荒野という少女を際立たせる。
京都BAL店文庫担当