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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.11
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:19cm/480p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-01915-7
紙の本
ミステリーの書き方
プロの作家に必要なことは? 読者の心を摑むには? トリックを小説にまでするには? ミステリー最前線で活躍する作家43人が、極秘の執筆作法を惜しげもなく披露する。『ポンツー...
ミステリーの書き方
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商品説明
プロの作家に必要なことは? 読者の心を摑むには? トリックを小説にまでするには? ミステリー最前線で活躍する作家43人が、極秘の執筆作法を惜しげもなく披露する。『ポンツーン』掲載を加筆・修正して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
はじめに人ありき | 福井晴敏 著 | 13−18 |
---|---|---|
ミステリーを使う視点 | 天童荒太 著 | 19−23 |
ミステリーと純文学のちがい | 森村誠一 著 | 25−35 |
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著者/著名人のレビュー
素っ気ないタイトルで...
ジュンク堂
素っ気ないタイトルですが、執筆陣が信じられないほど豪華なので、即買い。
東野圭吾、宮部みゆき、伊坂幸太郎らベストセラー作家から、船戸与一や小池真理子などあまりこの手の本に寄稿しているのを見かけない人たちまで、さすが推理作家協会編纂と謳うだけのことはある顔ぶれです。
内容はというと、これがまた、従来あまた刊行された作家インタビュー本とは明らかに一線を画すもので、プロ作家が本気でテクニックを披露しています。映画のメイキング映像を見るかのようです。
個人的に特に面白かったのは、貴志祐介。本書の文章はおそらく最新作『悪の教典』より以前のものと思われますが、ここで語られているテクニックを見事につなげた作品が『悪の教典』だったようです。
作家の苦労など何も知らずに、のんきに読書を楽しむのも読者の特権ですが、裏話を聞けばまた楽しみ方が変わります。ミステリ好きにはおすすめです。
紙の本
作家志望者だけなんてもったいない。ミステリーファン必読。
2011/02/21 17:22
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
現役のミステリー作家43人が自分の執筆方法、ノウハウを
惜しみなく紹介しているミステリー指南書。
ミステリーの概論から始まり、
有栖川有栖の「アイデアから作品に仕上げる方法」
船戸与一の「冒険小説の取材方法」
垣根涼介の「取材方法」(対照的でおもしろい)
乙一の「プロットの作り方」、北村薫の「語り手の設定」
岩井志摩子の「視点」、北方健三の「文体」
黒川博行の「セリフの書き方」、石田衣良の「会話」
伊坂幸太郎の「書き出し」、綾辻行人の「トリックの仕掛け方」
花村萬月の「推敲の仕方」、恩田陸の「タイトルのつけ方」
大沢在昌の「シリーズの書き方」など。
それぞれの作家のいちばん特徴的で、いちばん得意なことについて
披露しているのがすごい。
また、プロの作家でも苦労して小説を書いていることがわかり
おいそれと批評が書けなくなりそう。
反対に、このくらいの苦労をしないで書いている作品
(この本を読めばバレバレになります)は
読まなくてもいいなとも思いました。
ミステリーファンは必読。
紙の本
エッセイとしても読める
2011/07/12 22:25
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アメミヤサトル - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な作家がそれぞれの価値観で執筆に関するテーマをエッセイとして書いている。
いわゆるハウツー本の形を取っているが技法等が詳しく解説されているわけではない。
各作家達が言っているように執筆スタイルは人それぞれであり良し悪しはないと言う事だろう。それらは参考程度にして、こんな事を考えながら書いているんだなと思って読むと楽しめる。 二段組み450ページ程あるので気軽の読めるわけではない。
紙の本
ミステリファンにも、書きたい人にも
2023/05/28 08:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本推理作家協会に所属するミステリー作家による、ミステリー創作のハウツー本。想像していたよりも詳細かつ実践的な内容で驚くと共に、それぞれの作家からミステリーへの愛を感じられて嬉しくなる。またどの作家も、新たな作家の登場にウェルカムな姿勢であり、この愛すべき文芸ジャンルを皆で守っていこうという思いを垣間見ることが出来た。