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真夜中にかわす口づけ (ラズベリーブックス)
1922年、ロンドン。15歳のエステルは大学教授のエドマンド・フィッツクレアと出逢う。自分の知っているどの男性よりも若々しく、容姿端麗な彼にエステルは心を奪われる。その出...
真夜中にかわす口づけ (ラズベリーブックス)
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商品説明
1922年、ロンドン。15歳のエステルは大学教授のエドマンド・フィッツクレアと出逢う。自分の知っているどの男性よりも若々しく、容姿端麗な彼にエステルは心を奪われる。その出逢いはエステルの人生を変えた—。それから11年、エステルはいまではエドマンドや彼の妻子であるサリー、グレアム、ベンとともに家族同様に暮らしていた。両親を亡くした彼女を、エドマンドが引き取ってくれたのだ。家族として暮らしながらも、エステルの彼への想いは時が経つにつれ、さらに深い愛へと変わっていった。不思議なことに、エステルだけにはエドマンドはすこしも年をとらないように見えるのだ。もちろん、他の家族のことを思うとその想いを口にすることはできない。…しかし、じつはよき父親であるエドマンドには家族に隠し続けている秘密がふたつあった。ひとつめは2千年以上生きてきたヴァンパイアだということ。もうひとつは、エステルに対して激しい愛情をずっと抱いてきたこと。その感情は2千年間、感じたことがないほどの衝動だった。—20世紀初頭のロンドンを舞台にしたスーパーホットなヴァンパイア・ロマンス、ついに開幕。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
タッチとしてはヒストリカル・ロマンス
2011/06/01 08:15
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は1922年、ロンドン。
エステルは大学教授のエドマンドと出会う。
彼はウピル(ヴァンパイア)。
……ということでパラノーマルだと思って手に取った本書。
でも、微妙に違う。
いや、パラノーマルであることは間違いないんだけど、全体のタッチとしてはヒストリカル・ロマンスといった感が大きい。
これは大学教授というエドマンドの職業柄なのか、それとも登場人物のやたらと真面目な性格のためなのかよくわからないけれど、ナニーリ・シンの野性的なヒーローたち、シェニニン・ケニヨンのやんちゃなヒーローたち、J.R.ウォードの戦士特有の魅力あふれるヒーローたちとは種類を異にする。
エドマンドは、美しい。
そして、性的魅力に溢れ、前作に挙げたヒーローたちに勝るとも劣らぬ熱く激しい官能シーンを展開する。
また、ヴァンパイア女王の二ム・ウェイがひどく魅力的だ。
彼女はエドマンドのかつての恋人。そして女王に似つかわしく孤高に生き、傲慢で、残酷で、美しい。
この物語の最後はとても中途半端な終わり方をしている。
明らかに『つづく』というサイン。
話が盛り上がってきたところで!
というわけで、本書を読む方はこの後に続く「真夜中の運命に抱かれて」「真夜中の愛でつらぬいて 」と続けて読むことになる、と覚悟された方が良いでしょう。