紙の本
探偵ザンティピーシリーズ第1弾
2023/04/30 16:34
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
小路さんの本なので面白いと予想しました。ザンティピーさんが憎めないいいキャラですね。面白かったですよ。
紙の本
実写で見てみたい
2011/01/05 09:29
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画の「男はつらいよ」で日本語を覚えたニューヨークの名探偵。
妹の嫁ぎ先である北海道へ遊びに来て遭遇する謎。
読んでいて、思わず、ほほが緩む面白さがあります。
アメリカ人でテキヤ風の言葉を自在に操って、謎を解いていく話。
実写で見てみたい。これはアニメではなく、実写だ。
2時間ドラマぐらいでやってもらいたいと思う物語です。
# 映画にするには、ちょっと、無理があるかな?(笑)
電子書籍
表紙の毒々しさとはまったくなし
2013/10/24 23:37
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投稿者:LEGEND - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の毒々しさとはまったく違った、ほのぼのとした感じの探偵推理(?)もの。主人公ザンティビーの姿に、何となくオランジーナのCMのリチャードギアを重ねてしまう。探偵ものというと、何となくハードボイルドなストーリーを想像してしまうが、よい意味で期待を裏切ってくれた。でも、聞いただけで、様々な言語を習得できる能力があるなら、探偵でなくてもいろいろ働き口があるのではという気も・・・正直うらやましい能力。
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寅さんちゃんと観た事無いんだよなぁ。
やっぱ観ておくべきなのかな・・・。
それはさておき、こじんまりとまとまった良いお話でした。
悪人がいないのも良い。うん。
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国際結婚して北海道の温泉旅館に嫁いだ妹に頼まれて
日本にやってきたNYの私立探偵ザンティピーの物語。
足を踏み入れることを禁じられた聖地で偶然にも人骨を
見つけてしまった、妹のサンディ。
そんな彼女の代わりにその骨の意味するところを解決
するために奔走するザンティピー。
なぜ踏み入れることが禁じられているのか。
なぜそこに骨があったのか。
なぜその骨は見つかってしまったのか。
まさしく最近のわたくしが好きな「理由」を巡る物語。
小路さんの著作『HEARTBLUE』の登場人物も最後に
少しだけ登場したりもして、ファンには嬉しい演出も。
さほどドラマチックな展開があるわけではありません。
小路さんにしてはミステリ色が濃い方ですが
ほんわかあったかいことには変わりのない、
素敵な物語でした。
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文庫書き下ろし!たまにはやるね幻冬舎w。
小路さんらしいハートウォームな人情ものの
変形的な作品。主人公はNYで私立探偵を営む
「ザンティピー」。その妹が嫁いだ先は
北海道の温泉宿。その妹からの助けによって
探偵は北海道へと...というシンプルなストーリー。
そして魅力ある登場人物たち。こういった素朴かつ
人情味のある人物...とくに老人を書かせたら
上手いですねー。男として憧れちゃう。
ザンテさんwが北海道でも、その巧みかつ
妙な日本語を駆使して発見された人骨、
昔から謂れのある伝説、そして妹が抱える
不安...など全てを解決する様は爽快かつ
その真相も温かい感情がジワっと。
小路作品らしい逸話。シリーズ化しないかなー。
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ニューヨークの私立探偵ザンティビーが、妹から電話で会いに来てほしいと言われ、妹が嫁いだ先の北海道に。そこでザンディピーが見たものは久しぶりに会う妹と人骨だった。
という感じのお話で、まあ小路幸也らしいっちゃーらしい
さいきん取っ付き難いのが気になる感じでしたがこれは
スラスラ読めましたね。ファンとしてはやっぱりもうちょっと
ヒネリが聞いてくれれば最高の作家になるのになーと思います。
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マンハッタンに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。彼のもとに、日本人と結婚した妹・サンディから「会いに来て欲しい」と電話があった。嫁ぎ先の北海道の旅館で若女将になった妹の言葉を不審に思いながら、日本に向かった彼が目にしたのは、10年ぶりに目にする妹の姿と人骨だった—!謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし。
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ちょっと軽めのミステリ。
小路さんらしい温かいお話です。
子供を描くのが上手ですよね。
ザンティピーの日本語が絶妙です。
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「だが、兄を、妹を思う気持ちは、理解できる。たとえどんな状況になろうとも、血の繋がりを断ち切ることはできないのだ。」
小路さんの本はどうしてこうも安心して読めてしまうのだろー。
と心から思った一作。
ザンティピーがほんとにステキなのだ。
かっこよすぎる。
新しいハードボイルド系探偵の登場だ。
最初は、どこか不穏な空気の漂う街だけれど、
それにはちゃんと理由があって、
過去にこんなことがあって、、、
ということが徐々に明らかにされていくミステリー。
もちろん現在はだれも死なないけれど。
ちょっぴり切なくて、たまらなく優しくて暖かい。
家族とか、仲間とか、そういうのってとってもいいな。
って改めて感じさせてくれる物語なのでした。
先生が、とってもお気に召したというのも納得なのでした。
【11/15読了・初読・先生蔵書】
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人情ものでは定評のある作者の、ちょっと変わったテイストの探偵物語り。「フーテンの寅さん」で日本語を勉強したアメリカ人が北海道に嫁いだ妹の依頼で事件を解決する。
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つまらない話ではもちろんないんですけど、さすがに少し飽きてきました。ただ単に優しいだけではなく、「空を見上げる古い歌を口ずさむ」のようなプラスαが欲しいです。
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「東京バンドワゴン」シリーズの小路幸也さんが
幻冬舎文庫へ書き下ろし。
ニューヨークに事務所を構える、元警察官の私立探偵ザンティピーが、
日本人に嫁いで、温泉旅館の若女将となった妹のサンディより
「会いに来て欲しい」との電話があり、
向かった先は北海道の小さな観光地。
10年ぶりに再会した妹に、挨拶もそこそこに差し出されたのは、
人の指の骨だった。
それは誰の骨なのか。
わが国の国民的英雄といっても過言ではない
「柴又のあの人」の映画を観て習得した、
微妙な日本語を駆使しつつ探偵ザンティピーは、
かつてこの島で起こった、殺人事件を調査する。
小路さんの「東京バンドワゴン」以外の作品を読むのは始めてだけど、
やっぱり最後に行き着くのは熱き「家族愛」。
ラブなんだねぇ・・・と。
これからもっとザンティピーの冒険談や、
彼の繰り出す変な日本語が聞きたい。
ぜひ続編を。
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ミステリーなのに優しい。
幸也さんの話はどれもこれも優しい。
人が死ぬのに優しい。
不思議だ。
ザンティピーとサンディの兄妹愛が微笑ましい。
僕にもザンティピーみたいなお兄さん欲しいな。
妹のためにNYから日本に駆けつける。
外国人と日本人と言う全く違う文化を持った人たちが暖かい関係が持てる。
その姿が描かれている。
同じ人である。
外国人も日本人も。
お互いに受け入れて優しい関係が持てればいいのに。
現実に
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マンハッタンに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。彼のもとに、日本人と結婚した妹・サンディから「会いに来て欲しい」と電話があった。嫁ぎ先の北海道の旅館で若女将になった妹の言葉を不審に思いながら、日本に向かった彼が目にしたのは、10年ぶりに目にする妹の姿と人骨だった─!謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし。