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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.10
- 出版社: 筑摩書房
- サイズ:19cm/269p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-480-01505-1
読割 50
紙の本
不均衡進化論 (筑摩選書)
著者 古澤 滿 (著)
生物進化のカギは、DNAが自己複製の際に見せる奇妙な不均衡にあった−。カンブリア爆発の謎から進化加速の可能性まで、生物進化の見方を劇的に覆す画期的な新理論。【「TRC M...
不均衡進化論 (筑摩選書)
不均衡進化論
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商品説明
生物進化のカギは、DNAが自己複製の際に見せる奇妙な不均衡にあった−。カンブリア爆発の謎から進化加速の可能性まで、生物進化の見方を劇的に覆す画期的な新理論。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
古澤 滿
- 略歴
- 〈古澤滿〉1932年生まれ。第一製薬分子生物研究室長、新技術事業団「古澤発生遺伝子プロジェクト」総括責任者などを経て、ネオ・モルガン研究所設立。発生生物学者。
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紙の本
新しい進化の考え方を示してくれる
2018/07/02 20:27
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投稿者:YUJIRO - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、進化の仕組みを従来のモデル=DNAのあらゆる場所に等確率で変異が入ることによる、変化の自然選択の蓄積では説明できない点(進化がある時期に爆発的に起こる問題、変異は基本的にはマイナスに作用するので変化率の”くびき”から逃れられない問題等)を挙げて、その解決策として、本のタイトルにもなっている「不均衡進化論」を提唱している。これは、DNAの二本鎖で変異の入り方が異なるというモデルで、現在の種類の”元本保証”を行っているというものである。
著者の進化に対する考え方(進化のエンジンを生物側に求める、つまり目的論的になっている)には賛同できない点もあるが、著者の提唱する「不均衡進化論」は説得力のある仮説であると思えた。多くの方に読んでいただき、進化に対する議論が深まればよいと思う。
なおレビュー者は生物に関して、素人である。