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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.8
- 出版社: ポプラ社
- サイズ:22cm/203p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-591-12068-2
読割 50
紙の本
デジタル教育は日本を滅ぼす 緊急提言! 便利なことが人間を豊かにすることではない!
著者 田原 総一朗 (著)
日本の教育の最大の欠陥は、小・中・高校の教育、そして大学の教育までもが正解のある問題の解き方を教え、誤りを排除するという方針でやってきたことだ−。教育のデジタル化を危惧す...
デジタル教育は日本を滅ぼす 緊急提言! 便利なことが人間を豊かにすることではない!
緊急提言! デジタル教育は日本を滅ぼす
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商品説明
日本の教育の最大の欠陥は、小・中・高校の教育、そして大学の教育までもが正解のある問題の解き方を教え、誤りを排除するという方針でやってきたことだ−。教育のデジタル化を危惧する著者による提言。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
田原 総一朗
- 略歴
- 〈田原総一朗〉1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。活字と放送の両メディアで精力的な評論活動を続ける。98年ギャラクシー35周年記念賞(城戸賞)受賞。著書に「田原の眼力」など多数。
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著者/著名人のレビュー
2015年に向けて、...
ジュンク堂
2015年に向けて、教科書のデジタル化が計画されている。「電子書籍」を迎え撃ち、「紙の本」の存在意義を訴える陣営にとって、これは難題である。「紙の本」の差し当たりの優位を支えているものの一つが、「読書」の習慣性だからであり、誰もが否が応でも子どもの頃から出会う教科書のデジタル化は、その習慣の端緒を自明ではなくするからだ。
「デジタル教育は日本を滅ぼす!」と高らかに宣言される本書の大部分は、しかし、戦後日本教育の来し方を振り返りながら、人と人が向き合いぶつかり合う中で互いを高めることこそ教育の本来のあり方とする田原の持論の提唱に充てられる。「正解のある答えしか求めない」日本の学校教育への批判は、確かにデジタル教育批判への可能性を孕むが、しっかりと論じられているでもない。藤原和博、陰山英男、河上亮一、寺脇研ら教育現場をめぐるキーパースンの登場は、確かに昨今の教育論・教育実践のゆらぎを振り返る時に参考になるが、「デジタル教育」というテーマそのものについての議論ではない。教科書のデジタル化に即反応しての企画・出版には敬意を表するが、反撃の橋頭堡にはなり得ていないと思う。