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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.9
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: メディアワークス文庫
- サイズ:15cm/312p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-868931-1
紙の本
思い出したくもない人生最悪の96時間 (メディアワークス文庫)
著者 布施 文章 (著)
誰にでも「人生最悪のとき」はある。そしてそれは大低、予想もしていない瞬間にやってくるものだ—。雑誌記者として細々と暮らしていた清水は、音信不通となった弟を心配し、彼の部屋...
思い出したくもない人生最悪の96時間 (メディアワークス文庫)
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商品説明
誰にでも「人生最悪のとき」はある。そしてそれは大低、予想もしていない瞬間にやってくるものだ—。雑誌記者として細々と暮らしていた清水は、音信不通となった弟を心配し、彼の部屋を訪れる。そこで目にしたのは、思いがけないことに、弟の他殺死体だった…。第一発見者として警察に疑われながらも、清水は真犯人を探し始めるのだが、やがて巨大な陰謀に巻き込まれて—。しがないやもめ男が経験する人生最悪の4日間を描く、緊迫の一大サスペンス。【「BOOK」データベースの商品解説】
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紙の本
フリーライターが巻き込まれる世界的陰謀
2010/09/26 13:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年2月14日。音信不通になった弟、明雄の自宅を訪ねたフリーライターの清水シュンジは、射殺体となった弟との再会を果たす。重要参考人として警察の取調べを受け解放された清水のもとに、弟の婚約者を名乗る美女、榊玲子が現れる。彼女からの情報を基に、自分にかけられた疑いを晴らすため、弟の勤めていた会社を訪ねた清水は、再び殺人事件に巻き込まれてしまう。
自分が取材中の海上保安庁による臨検中の銃の暴発事故、記事を書いたアメリカ・ロシアを中心とする弾道ミサイル廃絶条約、横浜で出会ったロシア人の美少女、そして7年前に自分がアフガンで遭遇した事件。殺人事件や戦場に巻き込まれながら結びついていく出来事は、ひとつの陰謀を描き出す。
2時間ドラマに登場しそうな事件に自分から首を突っ込む素人探偵と、スパイが絡む陰謀ものを合わせた様な物語。インテリジェンスものというには少し荒っぽい気がする。
全てが終わってもスッキリしないのは現実っぽいけれど、それが物語を読む人に求められているのかはよく分からない。