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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 77件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.9
  • 出版社: 早川書房
  • サイズ:20cm/638p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-209153-6

紙の本

マルドゥック・スクランブル 改訂新版

著者 冲方 丁 (著)

死んだほうがいい。死にたくない。生き残る—。“天国への階段”をシンボルとするマルドゥック市。ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの奸計により爆炎にのまれる。瀕...

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マルドゥック・スクランブル 改訂新版

税込 2,090 19pt

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商品説明

死んだほうがいい。死にたくない。生き残る—。“天国への階段”をシンボルとするマルドゥック市。ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの奸計により爆炎にのまれる。瀕死状態の彼女を救ったのは、委任事件担当者にしてネズミ型万能兵器のウフコックと、ドクター・イースターだった。一命をとりとめたバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵の事件担当官ボイルドが立ちはだかる。それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした因縁の相手だった。壮絶な銃撃戦の果てバロットとウフコックは、シェルが運営するカジノで自らの有用性をかけた勝負に挑む。過去の自分と向き合い、生きる意味を考え始めたとき、バロットの最後の闘いが幕を切った—。少女の喪失と再生を描いた著者の最高傑作に、大幅な改訂を加えた新版、堂々刊行。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本SF大賞(第24回)】賭博師シェルの奸計により死の淵を漂った少女娼婦バロットは、委任事件担当官ウフコックの助力で再生、自らの存在証明を賭けて熾烈な勝負に挑む…。2003年刊行の「マルドゥック・スクランブル(全3巻)」に加筆し合本。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

冲方 丁

略歴
〈冲方丁〉1977年岐阜県生まれ。早稲田大学在学中に「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。「天地明察」で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。

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みんなのレビュー77件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

内容紹介

2010/09/28 15:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:早川書房 - この投稿者のレビュー一覧を見る

賭博師シェルの奸計により死の淵を漂った少女娼婦バロットは、委任事件担当官ウフコックの助力で再生、自らの存在証明を賭けてカジノでの熾烈な勝負に挑む。本年秋、劇場アニメ化の出世作、完全改稿版

死んだほうがいい。
死にたくない。
生き残る――

“天国への階段”をシンボルとするマルドゥック市。
ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの姦計により爆炎にのまれる。
瀕死状態の彼女を救ったのは、委任事件担当官にしてネズミ型万能兵器のウフコックと、ドクター・イースターだった。
その処置によって高度な電子干渉能力を得たバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵の事件担当官ボイルドが立ちはだかる。
それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした男だった。
壮絶な銃撃戦の果てバロットとウフコックは、シェルが運営するカジノで自己の有用性をかけた勝負に挑む。
過去の自分と向き合い、生きる意味を考え始めたとき、バロットの最後の闘いが幕を切った――。

少女の喪失と再生を描いた著者の最高傑作に、大幅な改訂を加えた新版、堂々刊行。

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紙の本

評判の高い冲方 丁の代表作ですが、どうも少女に暴力をふるう、執拗につけねらう男の存在っていうのが、生理的に受け付けないんです。『天地明察』の明るい世界を知ってしまうと、このレベルじゃあ満足できません、SFの凋落かしら・・・

2011/08/12 22:21

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

渋いカバーです。カバー左上の2/3円らしきものは何でしょうか、私には日食の太陽、金環食のような宇宙的なものを感じます。それとアルファベットの入れ方が格好いいです。金色で斜体をかけた文字列を横ではなく縦方向に並べている。ちょっと見にはどこか模様のようなのですが、よく見ればタイトルと各章のタイトルが書かれています。それと背中のシンプルさ。文庫版とは全く異なるデザインですが、いいです。そんなCover Drsignは、岩郷重力+Y.S。

カバー折り返しには
             *
死んだほうがいい。
死にたくない。
生き残る――

 “天国への階段”をシンボルとするマルドゥック市。
 ある夜、少女娼婦ルーン=バロットは、賭博師シェルの奸計により爆炎にのまれる。
 瀕死状態の彼女を救ったのは、委任事件担当者にしてネズミ型万能兵器のウフコックと、
ドクター・イースターだった。一命をとりとめたバロットはシェルの犯罪を追うが、その眼前に敵
の事件担当官ボイルドが立ちはだかる。それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽
くした因縁の相手だった。
 壮絶な銃撃戦の果てバロットとウフコックは、シェルが運営するカジノで自らの有用性をかけ
た勝負に挑む。過去の自分と向き合い、生きる意味を考え始めたとき、バロットの最後の闘
いが幕を切った――。

少女の喪失と再生を描いた著者の最高傑作に、大幅な改訂を加えた新版、堂々刊行。
             *
と書いてあります。ちなみに、この単行本は、二〇〇三年、五、六、七月にハヤカワ文庫JAより刊行された『マルドゥック・スクランブル(全三巻)』に大幅な加筆訂正を施した合本版ですが、今回同時に出されたハヤカワ文庫JA『マルドゥック・スクランブル 完全版(全三巻)』とは別の内容になっているそうです。いやはや、なんともややっこしいことを・・・

とはいえ、元の『マルドゥック・スクランブル(全三巻)』すら読んでいない私としては、とりあえずお話を一気に読める合本版こそがベストの選択、と飛びついて、読み終わったあとでこの三つの異本の位置づけに気づいた次第。とはいえ、今の私には異本と読み比べる時間もないため、この合本版だけを紹介することになります。

昔からの冲方ファンにはお馴染みの世界でしょうが、『天地明察』で初めて冲方作品に触れた人には、結構ハードルが高いかもしれません。無論、『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』に見られたゲーム世代文体はありません。だから読みやすい。でも、内容が単なる流行の戦闘少女ものではないのです。いや、その様相を呈していた前半は理解しやすかったのですが、後半になると話が見えにくくなります。

まず、少女娼婦で、シェルの手で殺されそうになるルーン=バロットがいます。委任事件担当者にしてネズミ型万能兵器のウフコックを衣服だけではなく武器として自在に使う戦闘少女ですが、単に武闘派というのではなく、情報や機械を操作し、物事を理解する、或いは感じていく類まれな才能の持ち主でもあります。

そう、ウフコックはともかく変形能力が凄くて、パロットのための衣服になりながら、兵器にもなります。どうも読む限りは、分裂もしているようで、銃弾にもなる。いや生み出しているのかしらん。考えるとしんどいですが、アニメ『ロジャー・ラビット』の世界に登場するようなものを思い浮かべるほうが簡単かもしれません。

そしてドクター・イースターがいます。委任事件担当者、こうかくとよくわかりません。要するに、パロットの味方です。彼女の手術をして助けて、しかも法廷でも彼女のために動きます。単純に正義の味方、っていうわけではないのですが、といって悪人という気配は全くありません。ま、色気がない、というかパロットの裸を見ても何も感じないのは、正真正銘のドクターであるからかもしれません。

以上が、分かり易く言えば正義の仲間たちです。それに対するのがシェルです。賭博師というか少女連続殺人者でサイコキラー。で、彼は殺人を犯しながら、その記憶を自分の中からどんどん消していく、だから良心の痛みを覚えないという男です。で、そのシェルの側に立つ事件担当官というのがボイルドです。殺人者の味方ですから、悪です。

このボイルド、ともかく、凄い殺傷能力をもった男です。人を殺すことに何のためらいも覚えませんし、それは相手が女子供であっても変わることはありません。ただし、シェルの殺人にはセックスが絡みますが、ボイルドの殺しは、プロの殺し屋のもので凌辱などは一切なく、ただただ容赦なく殺すだけです。ただ、パロットを執拗に狙う姿は、レイプ犯のそれと変わることはありません。この男が他の物語で主役を張る、もうそれだけで私は気分が悪くなるのですが、『黒い季節』を書いた冲方らしい、といえばらしい造形ではあります。

お互いが裏をかきながら、相手を潰そうとする、そのためには手段を選ばない、そういうお話です。パロットと行動を共にするのがネズミ(の姿をしたウフコック)というのが、愛嬌ですが、話そのものは決して明るいものではありません。その点でも『天地明察』とは全く異なります。そういう意味では、文体こそ違いますが『オイレンシュピーゲル』『スプライトシュピーゲル』のほうが近い。勿論『バイバイ・アース』とも違います。

その昔、笠井潔の作品に出会ったとき、その多才ぶりに驚いたものですが、冲方には、描く世界の多さと広がりの他に、それをに結びついた様々な文体、そして独特の明るさがあります。それはどこか、華麗さをもってもいます。ジャンルに閉じこもる傾向が強い男性作家陣のなかで、冲方の存在は貴重であるだけでなく、未来を感じさせてくれます。この作品自体をさほど楽しんだわけではありませんが、そういうことを感じさせた一冊ではあります。

最期に目次を写しておきます。 

第1部 圧縮 The First Compression
    第1章 呼気 Intake
    第2章 混合気 Mixture
    第3章 発動 Crabk-up
    第4章 導火 Spark

第2部 燃焼 The Second Combustion
    第1章 活塞 Piston
    第2章 噴出 Injection
    第3章 回転 Roter
    第4章 爆発 Explosion

第3部 排気 The Third Exhaust
    第1章 曲軸 Crank Shaft
    第2章 分岐 Manifold
    第3章 合軸 Connecting Rod
    第4章 導き Navigation

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紙の本

日本SFで見かけるねっとり感のある作品。

2018/11/03 10:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと引っかかっていた作品です。文庫では圧縮(第一部)、
燃焼(第二部)、排気(第三部)とあります。
改訂新版は638ページ、3部を合本して大幅改訂したとのことです。

改訂新版で合本されていますが、大きく見て二つの物語です。
整理するなら、前半部分で一話、第二部後半のカジノシーンからで
一話とした方がまとまりがよかったように思います。

第一部はバロットの重い過去から始まります。
人工皮膚(ライタイト)などのSF特性や、パートナーとなる
ウフコックとドクター、敵となる賭博師シェルとボイルドとの関係が
徐々に深まっていきます。
そしてパートナーたちと一緒に敵と戦い、まずは物語がひと回りします。
ここで第一部完結です。

その後、第二部の特殊能力の研究機関へと移り、
そのあとにカジノが始まります。
第二部はつなぎのような感じですので、大きく見て物語は二周します。

第三部はカジノシーンの途中から始まりますので、
そのぶん謎めいた感じがするのです。
登場人物たちは特殊能力を持っているようだし、
カジノに確率論を持ち込んでやたら理屈っぽいし、
でも何か目的を隠しているようだし。

次から次へと現れるカジノゲームと、名うてのディーラーたちとの戦いに、
SF要素や数学要素をからめているので、読んだことない感が
出ています。疾走感もあります。
そして圧巻のラストシーンへとなだれ込んでいくのです。

第一部から読み始めると、ラスボスたちとの銃撃戦を前半で一度
経験してしまいます。だから中盤以降のカジノシーンにさしかかると、
敵のシェルやボイルドはどこにいったのだろうとバラバラ感を味わいます。

きっと出てくるのだろうなと思ったところで二度目の銃撃戦となれば、
ラスボス感は消えうせ、全面的にくどさを感じてしまうのです。
しかもカジノシーンの真の目的を知っていますので、
謎めいた味わいはありません。

第三部だけを読んだ場合の難点は、物語の途中から始まるので
説明不足感が強く、置いていかれる読者が出てしまうところでしょう。
しかし第一部で詳細を知ってから読むと、バロットのミステリアス感は
ありませんし、むしろ悲壮感を感じてしまうので全然違った雰囲気に
なるというのが率直な感想です。
逆に、第二部途中からうまくまとめれば、違った一冊になったと
思います。

時期的にみると、天地明察で直木賞を受賞したことで、
改訂の話につながったのでしょうが、なんともったいないことをという
思いが残りました。

全くつまらないわけではないのです。
むしろ読ませてくれるぐらいなので、ページはどんどんめくれます。
無理に一冊にまとめなくてもよかったのにと思いました。

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