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紙の本
はぐれ勇者の鬼畜美学 2 (HJ文庫)
著者 上栖 綴人 (著)
胸のサイズの問題で、着られる服が無くなってしまった美兎は暁月や千影、葛葉と共に買い物に出かけ、楽しいひとときを過ごす。しかし、それは“コクーン”の首脳会談が開催される中、...
はぐれ勇者の鬼畜美学 2 (HJ文庫)
はぐれ勇者の鬼畜美学II
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商品説明
胸のサイズの問題で、着られる服が無くなってしまった美兎は暁月や千影、葛葉と共に買い物に出かけ、楽しいひとときを過ごす。しかし、それは“コクーン”の首脳会談が開催される中、開始される“BABEL”ランキング戦という名の、嵐の前の静けさであった。さらに故郷のアレイザードから、新たなる勇者フィルが刺客として美兎の元に迫る—。【「BOOK」データベースの商品解説】
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日常生活とようやく始まる勝負
2010/07/31 19:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人もできてこちらの生活にも少しずつ慣れ始めたミュウは、暁月に感謝の念を抱きながらも、彼が抱える秘密にもどかしい想いを感じていた。その暁月の前には、自称おちこぼれAクラスの海堂が現れ、彼をとある場所に導く。
同じ頃、暁月が救った世界であるアレイザードからは、魔王の娘を生け捕りにするために、新勇者という名の刺客が放たれようとしていた。
最終目標である世界トップの実力者に至る道には数多くの障害物が立ちふさがる。そしてついに、これまで度々対立し、身近な強敵でもある生徒会メンバーとの公式戦の舞台が用意されるのだが、そこに不確定要素の乱入が入ってくる。戦いの結末は如何に、というところで次巻に続く。
前巻からもったいつけて引っ張った対決だけれど、何か消化不良な感じ。日常エピソードは面白いと思うけれど、戦闘パートはもう少し展開を早くして欲しい気がする。
こちら側の世界の事情もよくわからないのだけれど、やっぱり向こう側の世界のエピソードの方が面白そうな感じがするんだよなあ。