サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 文庫の通販
  4. 一般の通販
  5. 新潮社の通販
  6. 新潮文庫の通販
  7. なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 87件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/08/30
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/348p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-123142-6
文庫

紙の本

なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日 (新潮文庫)

著者 門田 隆将 (著)

なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日 (新潮文庫)

税込 693 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー87件

みんなの評価4.5

評価内訳

紙の本

本村さんの持つ力が起こした奇跡

2012/02/23 20:54

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タール - この投稿者のレビュー一覧を見る

 2012年2月20日の死刑確定を機に再読。

 テレビ画面を通して見る本村さんは、感情が昂ぶっている時ですらそれをきちんと言葉におさめて繰り出す沈着さを備えており、その冷静さにこそ怒りの強さが見てとれたけれど、それにしても、と感じていた。なんという人格者なのだろう、と。事件そのものも気になったが、そんな本村さんの人となりを知りたくて手にした本だった。

「僕は、絶対に殺します」
 人格者・本村さんのことを知りたくて手にした本の、しかし冒頭には、こぶしを握りしめ身体を震わせる、怒りの感情に身を任せた青年の姿があった。青年、本村洋氏はこの時、司法の壁のことなど何も知らなかったという。
 1999年8月のこの日から、著者は本村氏に添い、丁寧に事件を追い、過程を微細に検証して、すべてをつまびらかにする。本村さんの見たもの、感じたこと、周囲の人々の想いなどが、わかりやすく描かれて感情移入に難くない。

 個人的な感情の波にのまれ、自殺まで考え遺書を書いた本村さんが、「司法を変えるために一緒に闘ってくれませんか」と涙で訴えたひとりの検事によって、初めて「使命」という意識を持ち、変わって行く。この後半部分からの本村さんこそ、冷静沈着なイメージの彼そのものだったが、ここに至るまでの慟哭を、この本で初めて痛感した。

 使命を負い、成し遂げる。そんな尋常でない力を発揮できたのが、本村さんご自身の力というよりも、いやそれはやはりご自身の思いの強さや元々の人柄のゆえだと思うが、周囲の人の強力なサポートがあってこそだったことにも、感動を覚えた。本村さんという人がそもそも持っていた人格+事件の日までの生き様+周辺環境などが、事件後急速かつ強力に結束し合って、それまで泣き寝入りに近かった被害者の立場を、堅固な司法相手に是正させていく過程には、神がかり的な力が働いている気さえする。

 この本は、単行本の最後で、元少年(ここでは)Fが、死刑判決を受けた翌日に「憑きものが落ちた」かのように「無期懲役では足らない」「命は命で償うべき」と著者に語る。文庫本ではその後さらに「本村さんに裁かれたい」「会って謝りたい」と言う。これらの部分を読むと、本村さんと違って、被告の元少年の声は常にマスコミ経由で、そんなマスコミを嫌いだという彼自身の心情というものが、逆にわかりにくくなっているのがじれったい気もする。

 けれどそこを擁護したいわけでは私もない。彼が変わったとしてそれは「死刑」を実感してのことであろうし、もし少年法に守られていたなら、例の手紙を書いた幼さのままきっといつまでも「命」の重みが理解できずに犯罪を繰り返したんじゃないかとどうしても想像してしまうから。

 本の最後の部分から読み取れる彼の様子からは、むしろ本村さんを崇拝しているような、支援者に近い感覚があるように感じられる。同化しやすい性質だといわれてもいるけれど、それを鑑みても、最終的に本村さんによって、加害者である彼は救われたんではないだろうか。

 被告の実名をタイトルにした本を書いてみせた女性ルポライターや、無茶苦茶な弁論を展開してむしろ死刑判決を呼び込む結果となった弁護団と記者会見で泣いてみせた弁護士。彼らが、あまりに幼く見える被告に対して「なんとか(死刑を回避)してあげたい」とした甘さは、被告本人にとっては何にもならない隣人のお節介であって、本村さんが行った断罪こそが、被告を芯から救う肉親の愛になったようにさえ思う。

 本村さんという人が負った「使命」とは、天から与えられたものなのではないか。それを運命と呼ぶにはお二人の犠牲がむごすぎるけれど。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

読みながら、震えが止まらず。涙が止まりませんでした。

2019/12/20 16:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:erika331 - この投稿者のレビュー一覧を見る

光市母子殺害事件についてたまたま知って見つけた本ですが、すさまじい内容でした。本村さんの上司の言葉が素晴らしい。こうした上司・会社に支えられて、この絶望的な状況を通り抜けることができたのだと思います。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

魂の震えるドキュメンタリー

2019/08/08 20:08

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:twhk - この投稿者のレビュー一覧を見る

光市母子殺人事件の遺族である本村洋さんの裁判を通して加害者少年(当時)・司法と闘った記録です

今まで知らなかった事実が多くありました

本村さんの体験したことは筆舌できないほどの辛い体験です 心が痛みます


司法の前例主義 そして被害者遺族が裁判に参加する仕組みになっていないなど様々な問題に周りの理解者と力を合わせて立ち向かい

それは国を動かし司法をも変えました

それは今の制度に繋がっています

命が尊いからこそ死をもって償うべきと言うのは被害者遺族の方の話だからこそ心に響きました

そして執行を待つ元少年は心が揺れ動いています 時に自己正当化し 罪を悔いたりと
これも本村さんの闘いによるものだと思います

辛い話ですが必読の本です

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

圧倒される。

2015/12/10 09:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読むときはある種の覚悟が必要だった。
この本は、母子を残忍な方法で殺され、その絶望の中を戦った人の生々しい闘争の記録である。

彼は決して聖人君子ではない。
私たちと同じ、人間である。
そして、彼の絶望を同じ様に経験したら、私は彼のように戦えるだろうか?
私はできないだろうと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

取材力と文章力

2016/10/25 16:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なりす - この投稿者のレビュー一覧を見る

死刑制度について、考察を深めたくて購入。
「死刑囚になってはじめて、自分の罪と向き合うことができるのだ」、というセリフには震撼しました。
報復的になりがちな死刑制度には基本的には反対です。
人間という存在そのものが暴力性をもっているのだから犯罪は決してなくならない。そして、死刑によって社会がよい方向に前進するとは思えない。
門田隆将の取材力と文章力に、とにかく引き込まれます。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2010/09/14 02:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/02 10:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/10 22:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/12 01:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/13 01:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/13 08:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/27 17:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/27 00:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/11/02 22:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/03 15:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。