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紙の本
ローマ人の物語 39 キリストの勝利 中 (新潮文庫)
著者 塩野 七生 (著)
若き副帝ユリアヌスは、前線での活躍で将兵や民衆の心を掴んでゆく。コンスタンティウスは討伐に向かうが突然病に倒れ、紀元361年、ユリアヌスはついに皇帝となる。登位の後は先帝...
ローマ人の物語 39 キリストの勝利 中 (新潮文庫)
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商品説明
若き副帝ユリアヌスは、前線での活躍で将兵や民衆の心を掴んでゆく。コンスタンティウスは討伐に向かうが突然病に倒れ、紀元361年、ユリアヌスはついに皇帝となる。登位の後は先帝たちの定めたキリスト教会優遇策を全廃。ローマ帝国をかつて支えた精神の再興を目指し、伝統的な多神教を擁護した。この改革は既得権層から強硬な反対に遭うが、ユリアヌスは改革を次々と断行していくのだった—。【「BOOK」データベースの商品解説】
【新風賞(第41回)】【「TRC MARC」の商品解説】
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勝利の要因
2023/07/27 13:28
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投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に続きキリスト教がローマ帝国の国教になる過程を書いていく。皇帝になったユリアヌスは、ゆっくりと皇帝になった気分を味わうことをせず皇宮改革を行い宦官や無用な人員を整理し、先代たちが行ってきたキリスト教優遇の政策を廃止し宗教の自由を復活させた。キリスト教の教会・司祭、それらに連なる上級階層からは大いに反発される。しかしペルシア遠征中に戦死。行われた改革は元に戻される。読んでいけばユリアヌスの行ったことは本当の意味での宗教の自由を行っていたのではないかと思う。