紙の本
エンジニアの成長のモチベーションを保つために
2023/02/19 09:11
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投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソフトウェア職人を目指す人に役立つ心構えが、35のパターンとして挙げられています。
文体が少し読みづらいし、これからソフトウェア開発を始める人、始めて間もない人にとってはハードルが高いんじゃないかと思います。
だけど、後からジワジワ効いてくると思うので、そんな事もあるのかと理解はいったん置いておいて記憶にとどめておくのがいいかもしれません。
すでにある程度の経験を積んでいる人は、それぞれのテーマで、自分は今までどうだっただろう、今はどうだろうと振り返ると、これからどうしたらよいか目標がみつかり、励みになるのではないかと思います。
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学習を通じて得た自信を維持しながら、新たな状況に立ち向かう際には、以前の知識を脇に退ける。
あなたは学んだことを忘れねばならない。
職人はソフトウェア開発という技芸を学ぶことに熱心なアプレンティスのみを引き受ける。
アプレンティスは熱意と学習意欲を周囲に感染させるためソフトウェア職人気質における必要不可欠なパーツ。
難しいことに挑戦してください。
準備ができるまで待つというのは決してしないのと同じ。
困難な仕事に取り組んで、あなたを伸ばす仕事をすることで成長する。
あなたより優れた開発者に囲まれるようにする、あなたが最低のメンバーであり、成長する余地がある。より強力なチームを見つけてください。継続した読書と自分の仕事を顧みること。
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アプレンティスシップ・パターン
http://d.hatena.ne.jp/kaorun55/20101111/1289487897
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プログラミング専門のマイミクさんおすすめの本。
技術を身につけ熟達していく過程について、
「知恵」みたいなものひとつひとつを「パターン」として説明されていた。
プログラマー向けの専門用語たくさんだし、翻訳文章独特の語り口でうおっ・・と身構えたけど、
表現もゆたかでひとつひとつの例も具体的で深く、理系のりの字もない自分にも面白かったです。
職業に関係なく有効に読めると思うし実際他の職業との関連事例も載っていました。
アプレンティス→ジャーニーマン→熟練職人っていう熟達度による段階わけとか、
「パターン」同士引き合いに出しながら説明されてるのがすごくわかりやすかった。
武道の奥義書みたいだけど精神論だけでもなくて、
ひたすら主体的で能動的であること、組織に貢献しようとする姿勢、
知恵はいつも積極的に共有されるべき・・、って
自明のノウハウとしてたんたんと親切に語られていた(たまにストイックすぎ・・と思うとこもあったけど)
もし理系の業界でこういう考え方が一般的なんだとしたらすごい。今の技術がすごい速度で進歩してるのもわかる気がする。
自分のいる業界にはほとんど浸透してないような・・
いや、あるところにはあっても自分が追いついてなかっただけかも?
読んでいると、背すじが伸びる気がした。
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ソフトウェア技術者として学習していくときの心構えをパターン化して紹介している本。
モチベーションが十分に高く、すでに他の技術者向けの勉強本を読んでいる人に取って、新しい内容はそれほど多くない。
心構えをパターン化するというコンセプトは非常に面白い。
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徒弟制度の観点からプログラマー(一般的な社会人)として一人前になるためのヒントや言葉がたくさん詰まっている。
新人プログラマーだけではなくある程度経験を積んだ方もプログラマーの心構えなど、通常仕事をしていたら忘れがちなことを再認識できると思う。また、プログラマ以外の職種の方にも幸せに働いていけるヒントがあるかな。。多分。
内容は基本的に1節ずつ完結しており、1節の最後に関連する項目が記載されている。Webのリンクをたどるように読み進めていくこともできる。
本の前書きにも書いてあるが、1ページ目から読み進めていくのもよいし、気になるトピックから読み、リンクをたどるように関連する項目を読んでいくのもいい。1回で読み終えるのではなく何度も読み込める本だと思う。
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7月2日に翻訳者の柴田 芳樹さんから献本いただきました。どうもありがとうございます。
さて、一見、舌を噛みそうなタイトルですが、実際に口に出してみると意外と大丈夫なので安心して声に出して読んでみましょう。せーの、、、という話は、置いておいて、「アプレンティスシップ」ってご存知でしょうか? 私は知りませんでした。
で、サブタイトルに目をやると、「徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得」という、、、おい、この日本語はどこで切れるんだい? というものです。
[徒弟制度に学ぶ] [熟練技術者の技と心得]
[徒弟制度に学ぶ熟練技術者の] [技と心得]
[徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技] [と心得]
うーん。読み終わった今、考えてみるとどれも違う気がします。
いただいておいてなんですが、タイトルとサブタイトルで損してないですか??
自分なら、
タイトル:徒弟制度に学ぶ!ソフトウェア開発者を極めるための行動パターン
サブタイトル:志あるソフトウェア職人への手引き
とかにするなぁ。うーん。うーん。
タイトルは出版社マターなので、柴田さんには選択の余地がなかったのかもしれませんが……。
★★★
さて、本書は、成長中の意欲を持ったソフトウェア職人が、指導者または業界の全体とコミュニケーションをとる役割になるまでに直面する様々な難題に対して、どのような「行動パターン」を取ればその壁を乗り越えることができるかについて書かれています。
ここで、成長中の意欲を持ったソフトウェア職人のことを“アンプレテイス”(apprentice)と呼び、指導者のことを“ジャーニーマン”(journeyman)と呼んでいます。
見習い奉公中の職人が“アンプレテイス”で、徒弟奉公を済ませた一人前の職人が“ジャーニーマン”なのですね。
“ジャーニーマン”の上に位置する“熟練職人”(master)というのもあります。
スターウォーズのジェダイ・パダワン(Jedi Padawan)、ジェダイ・ナイト(Jedi Knight)、ジェダイ・マスター(Jedi Master)のようなものです。
★★★
本書では、各パターンごとに「パターン名」「状況」「問題」「解決方法」「行動」「関連項目」でその問題に対してどういう行動をとればよいかが示されます。
多くのパターンは「やっぱりそうであったか」と自分の経験から納得できるものでした。
したがって、アンプレテイス達は道に迷った時に本書を読み返すことで明かりがみえると思います。
ちょっと読みにくい(例えば日本語としては「あなた」という単語を消した方が読みやすいところが多いように思いました)のですが、参考になる(考えさせられる)ところの多い本でした。
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ソフトウェア業界で働く人が意識しておくべきマインドや行動内容が記載されている本。こうした本は一度読んでみて終わりではなく、たまに読み直すと新しい発見があるので、もう少し経ったあとに読み直してみたい内容だった。
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ソフトウェア開発の学びのためのパターン集。
既に習得してきた事はあるが、新たな事を学ぶとき。
継続して学びを続けていくには。
とかとか、ソフトウェア開発の学びについて
こんな状況でこんな問題の時はこうしてみたらどうだろうというパターンを
著者がまとめたもの。
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初心者だけでなくそれなりに経験をつんだエンジニアであっても学べることがある良書です。
エンジニアリングという長い道のりをどうやって歩いていくべきか、迷った時にその状況に応じて取るべき行動や心構えを示してくれる本です。
もっと早くにこの本を知っていたらいまとは違った選択をしていたかもしれないと思いました。
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読み終わったあとくらいに、旭川の家具工房に見学へ行ったときに、コンテストで受賞した方の経歴に、徒弟制度バリバリなことが記されていた。Journeymanとか書いてあった。単純に「職人」って訳なんだろうけどね。ちなみに、この本自体はなんだか分かりにくいし、この本に書いてあるけれども、wikiなんかで読むほうが読みやすいだろうね。
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内容的にはプログラマとして成長するにはどうしたら良いか、といったもので個別のトピックは達人プログラマー等と重なる部分も多い。この書籍固有のものとしてはタイトルが表すように徒弟(師弟)の重要性を説いているところ。
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非常にためになった。英語からの和訳ということもあり若干言い回しに分かりにくいところもあったが、読んでいるうちにそれも慣れた。
内容は、サブタイトルにもある通り、徒弟制度を参考にした技術者の技と心得ということだが、とりあえず情報量が多い。僕の経験が足らず目新しいだけなのかもしれないが、エッセンスがぎゅっと凝縮されているように感じた。
少し経ったら、今度はノートに短くまとめながら読んでみたい。
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[ 内容 ]
本書は、徒弟制度をモデルとし、真のソフトウェア熟練職人を目指すためのパターンをまとめたものです。
新しい技術の登場と絶え間ない変化に柔軟に対応し、ソフトウェア開発を生涯の仕事とするための心得とパターンを紹介します。
意欲ある新人ソフトウェア開発者、またソフトウェアの匠を目指す技術者必携の一冊です。
[ 目次 ]
1章 序論
2章 カップを空にする
3章 長い道のりを歩む
4章 正確な自己評価
5章 永遠の学習
6章 自分のカリキュラムを作る
7章 結論
付録A パターン一覧
付録B 徒弟制度募集
付録C Obtiva社徒弟制度プログラムの初年の振り返り
付録D オンライン情報
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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まだ半分くらいしか読んでないけど、全体的な雰囲気としては掴めてきた。苦しい現状を前向きに捉えつつ成長に繋げるための指南・啓蒙書といった感じ。
開発経験の長い人は当たり前に実践していることが多いと思う。
泥沼にハマってたり落ち込んでるときに読むと、背中を押されるように救われることもありそう。
ひとつひとつの項目は短くて、通して順番に読んでくと、エモいことだけが書かれたウィキをつらつら眺めてるような感覚になりますね。