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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.6
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公文庫
  • サイズ:16cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-205330-4
文庫

紙の本

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

著者 猪瀬 直樹 (著)

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)

税込 713 6pt

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みんなのレビュー181件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

シミュレーション(=机上演習)で対米戦争が「敗戦」に終わることがわかっていながら・・

2011/08/16 10:22

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今年(2011年)は、日本が大東亜戦争に突入してから70年目にあたる。70年前の昭和16年(1941年)8月16日、それは奇しくも敗戦からちょうど4年前であったが、じつはシミュレーション(机上演習)によって、敗戦が必至であることが明らかになっていたのだった。
 本書は、このシミュレーションが行われた「総力戦研究所」と、そこに集められた若手官僚たちの体験をノンフィクションとして描いた作品である。

 英国をモデルにして内閣府直属の機関として1940年(昭和15年)に設立された「総力戦研究所」。省庁事のバラバラな意志決定主体では、第一次大戦以降に主流となった「総力戦」を戦い抜けないという危機感のもとに設立されたのがこの「研究所」だ。
 翌年4月に集められたのはキャリア10年程度の軍民の中堅官僚たちと民間人であった。官僚からは、陸軍、海軍、大蔵省、内務省、外務省など、まさに国家を背負っているエリート中のエリート。民間人からは通信社や日本郵船など財閥の中核企業から集められた。同じ釜のメシを食い、同じ授業を受け、同じ体育の授業を受け濃密なコミュニケーションが図られた。派遣元の官庁に戻った際に、連携プレイをとることが期待されていたからだ。

 理想主義に走りがちな20歳台の学生でもなく、経験知にみちた40歳台の中年でもない、まさに現役バリバリの年齢の30歳台前半のエリートにとって座学は面白いものではない。このためあらたに導入されたのが、「模擬内閣」による「総力戦シミュレーション」であった。これは参加者たちにとっては面白かっただろう。ある意味ではロールプレイングですらあるからだ。
 軍事の戦術研究ではあたりまえの図上演習が、「総力戦」という国策の研究に応用されたのは画期的な試みであったらしい。そしてあらゆる予断を排して、客観的な数字に基づいてシミュレーションを行った結果が、なんと「日本敗戦」だったのだ。

 しかしながら、シミュレーション結果は、政策の意志決定に活かされることはなく、「つくられた数字」を根拠にして開戦に踏み切った日本は、シミュレーション結果とほぼ同じ軌跡を描いて最終的に破綻してしまう。 さまざまな証言と資料によって復元されたその内容は直接本文を読んでいただきたいが、このくだりを読んでいくと、まさに何ともいえない気分になる。それが1941年(昭和16年)8月16日のことだったのだ。

 本書が単行本として出版されたのは1983年。その当時の日本の統治機構の問題点についてもきちんと言及しており、いま読んでも古さをまったく感じさせない。しかも、昭和16年当時の東條英機首相について、一方的に断罪するような姿勢をいっさい見せない著者の公平な視点にも感服する。

 本書の主人公たちと同年齢の30歳台の人間には、とくに読んでじっくり考えてもらいたい作品である。この本を書いたときの著者も36歳だったのだ。かならず問題意識は共有できるはずだろう。

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紙の本

多くの人に読まれるべき本

2017/07/17 18:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る

総合戦力研究者など、自分の知らないことがたくさん書いてあり、大変興味深く読ませて頂いた。ぜひ多くの人に読んでいただきたい。

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2010/09/17 21:19

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2010/09/08 07:47

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2010/10/15 14:19

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2011/01/12 16:40

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2010/08/29 16:51

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2010/11/20 16:35

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2010/09/16 06:51

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2010/09/18 01:21

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2010/09/21 08:16

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2011/03/24 02:30

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2010/10/01 13:31

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2010/10/16 21:41

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2010/10/17 15:46

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