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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/06/18
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/255p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-660758-7
新書

紙の本

指揮官の決断 満州とアッツの将軍樋口季一郎 (文春新書)

著者 早坂 隆 (著)

昭和13年、ナチスに追われたユダヤ人を満州に逃した陸軍軍人・樋口季一郎。5年後、戦局が傾く中、彼が下した非情の指令とは−。運命に翻弄されたヒューマニストの生涯を追い、戦場...

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指揮官の決断 満州とアッツの将軍樋口季一郎 (文春新書)

税込 990 9pt

指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

税込 866 7pt

指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎

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商品説明

昭和13年、ナチスに追われたユダヤ人を満州に逃した陸軍軍人・樋口季一郎。5年後、戦局が傾く中、彼が下した非情の指令とは−。運命に翻弄されたヒューマニストの生涯を追い、戦場における生と死のドラマを描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

早坂 隆

略歴
〈早坂隆〉1973年生まれ。愛知県出身。ルポライター。日本文藝家協会会員。著書に「ルーマニア・マンホール生活者たちの記録」「世界の日本人ジョーク集」「祖父の戦争」など。

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みんなのレビュー18件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

「禍福はあざなえる縄のごとし」-ジェネラル樋口の人物プロファイリング的評伝

2010/08/16 11:11

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サトケン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書が出版されるまで樋口季一郎中将の名前を知っていた人は、果たしてどれだけいたのだろか。

 これまでにも大東亜戦争(太平洋戦争)の将軍たちについては多くの評伝が書かれてきた。戦史家による評伝は別にして、文芸評論家・福田和也による山下奉文大将、ノンフィクション作家・角田房子による今村均大将、阿南惟幾大将、本間雅晴中将については、多くの一般読者の眼に触れて、記憶に残っているのだろう。
 樋口季一郎中将をノンフィクション作家が、戦史ファン向けではなく、一般読者向けの評伝として取り上げたのは、もしかすると本書が初めての試みであるかもしれない。

 著者は、この樋口将軍の生涯を誕生から戦後の逝去まで、事実関係にもとづいて徹底的に検証した。いわば人物プロファイリングといった趣で、淡々とした叙述に徹している。
 陸軍情報将校としてのインテリジェンス専門家のキャリア、同期の石原完爾を始めとする陸軍内の交友関係、陸軍内外の豊富な人脈。芸術を愛し、多趣味であったエリート軍事官僚、ドイツ語畑でありながらロシア語を猛勉強しロシア専門家になった情報将校、ポーランドのワルシャワ駐在武官時代は社交ダンスを得意としていた。国際的視野も広く、複眼的にものを見ることの出来る、石原完爾の影響で日蓮宗を信仰した、穏健で人間的で理知的なリーダーであった

 ジェネラル・ヒグチといえば、「ユダヤ人を救った将軍」として知る人ぞ知る存在であったが、「ユダヤ人を救った外交官」センポ・スギハラ(杉原千畝)に比べると、日本人のあいだだけでなく、ユダヤ人のあいだでも現在の一般的な知名度は決して高くないようだ。著者はイスラエルでも取材して、ジェネラル・ヒグチの名前が記載されているという「ゴールデン・ブック」の実物も確認している。

 人道的な動機から、当時の同盟国ドイツの意に反してまでも、万難を排してユダヤ人を救うべく奔走したハルビン特務機関長は、その後のキャリアにおいてはアッツ島玉砕の司令官として、心ならずも多くの日本人将兵を死なせてしまうという運命の皮肉を味わう。まさに人生とは「禍福はあざなえる縄のごとし」。アッツ島玉砕と引き換えに、キスカ島の撤退作戦を成功させたのではあったが・・・

 ロシア人とソ連という国家の本質を知り尽くしていた樋口中将は、8月15日の終戦の詔勅後も18日午後4時の武装解除開始のデッドラインのギリギリまで、北方領土の占守島に違法に上陸したソ連軍の侵攻を徹底的に阻止する命令を出す。樋口将軍の決断のおかげで、北海道がソ連の領土となり、民族が分断される危機が回避されたのである。
 ハルビン特務機関長というインテリジェンス関係、占守島の戦いなどの罪状による、ソ連からの戦犯指名を回避できたのは、救出されたユダヤ人たちによる米国政府への強いロビー活動があったからだという。この事実に、著者はあっさりと触れている。

 戦後の樋口将軍の人生は、ユダヤ人を救ったことよりも、アッツ島玉砕の責任者としての贖罪意識を持ち続けていたのではないかと著者はいう。本書を読んで、ラバウルの将軍・今村均大将の戦後にも比すべきものを感じたのは、私だけではないのではないかと思う。

 劇的な盛り上がりには欠ける人生かもしれないが、出処進退が鮮やかで、誠実に職務(ワーク)と人生(ライフ)を全うした樋口季一郎という一人の日本人の生涯。ぜひ一度は振り返っておきたいものである。

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紙の本

指揮官は日本のシンドラー。

2010/07/04 09:57

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浦辺 登 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 かつての大日本帝国陸海軍謀略の歴史シリーズに必ず登場するのが本書の指揮官樋口季一郎である。巻末にもウラジオストック、ハバロフスク、ハルビンの特務機関で指揮を執っていたとあり、そこからソ連専門のスパイ活動をしていた人物像が浮かび上がる。
 しかしながら、想像に反し、この樋口がハルビン時代、ユダヤ人を救出したという事実に驚く。が、しかし、これには謀略という定説がつきまとう。救出劇の裏には満洲での「河豚計画」に基づいたものとして、胡散臭く綴られる。河豚というコードネームはユダヤ人のことだが、ヨーロッパ各国から弾圧されているユダヤ人を満洲に招き、ユダヤ資本を導入して満洲の力を富ます計画が「河豚計画」だが、諜報機関の軍人がリードした救出劇とセットにすることで謀略のなかのひとつの事件として処理し、評価したくないという意志が働いているようだ。
 さらには、外交官であった杉原千畝がリトアニア領事館でユダヤ人にビザを発給した美談がドラマチックに演出されるため、軍人樋口の行動を対極に置いたのではないだろうか。
 著者は樋口のユダヤ人救出での定説、特にメディアや伝聞事項を一つずつ解明している。樋口が救出したユダヤ人が2万人となっているものの、樋口の回顧録には異なる数字が記載されていること。イスラエルのゴールデンブックという顕彰記録に記されている樋口の名前の確認などである。さほど遠くもない過去のことでありながら、伝聞が史実として取り扱われていることは多々ある。とりわけ、新聞に掲載されたものに読者は疑いもしない。その疑うことのない定説をひも解く作業は遠くイスラエルにまで及んでいるが、最終的な到達点が著者の自宅から歩いて数分だったという結末に、肩すかしを食らったようだった。
 
 杉原千畝は満洲のハルビン学院の卒業だが、軍隊時代はロシア語能力を買われて特務機関にいたと言われている。機密を扱う部署なので詳細な記録などは望むべくもないが、樋口がハバロフスク機関長時代に部下として杉原と接触があったとしたら、などと想像を働かせながら読み進んだ。かつての上司である樋口のユダヤ人救出を聞き及び、自信を持って杉原がリトアニアでユダヤ人にビザを発給していたのでは、などとも思った。
 本書は、もうひとつ先、もうひとつ先と読み急ぎたくなる内容だった。本当はアッツ島玉砕のことなど、もっと書きたいことがあったと推察するが、新書という体裁からヒントにとどめて終えたのではと思えてならない。
 とまれ、特務機関の樋口季一郎というブラックに近いグレーの人物像が立体的に把握でき、昭和史の重要な事件に絡んだ人々と樋口とが深い付き合いがあるため、昭和史を研究されるかたは驚きを抱かれるのではないだろうか。

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紙の本

必読

2019/11/10 20:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者の世界のジョーク集などを読んでいましたが、全く違う分野の本で驚きました。あの戦争で何があったのか、とにかく知るべきだと思います。

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電子書籍

有意義な読書体験

2017/11/14 00:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ねずみごっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

安易なネットでの情報収集が当たり前のこの時代に、著者の、あえて足を使った取材ありきの姿勢に頭が下がった。
樋口季一郎の足取りを乱さぬ程度に関連事項を差し入れられてもらえ、日本の近代史に疎い私も痒い所に手が届く感覚で読了。
杉原千畝やジェネラルヒグチの名前が記されているという「ゴールデンブック」の謎や、ユダヤ人と日本人がなぜ助け合いの関係を結びやすいのか、色々と腑に落ちた。
敵味方なく人命を重んじ、武士道を心掛けて振る舞い、アッツ島の悲劇を死ぬまで忘れない樋口中将のお人柄にも強く打たれました。

また司馬遼太郎・吉村昭のような歴史作家に巡り合いたいと願っていましたが、早坂隆、その期待大。

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電子書籍

不正確

2018/03/08 15:12

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:+α - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわゆる「オトポール事件」を裏付ける、公文書は存在しない。
当時の新聞にも、満州国に、多数のユダヤ人が集団で入国した旨の報道はない。

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2010/11/22 12:31

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2010/07/28 00:12

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2010/08/27 19:19

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2011/10/02 23:55

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2011/10/02 17:27

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2012/01/29 21:24

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2012/08/26 20:32

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2014/08/24 12:02

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2021/05/28 15:38

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