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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 16件
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  • カテゴリ:幼児
  • 発売日:2010/05/28
  • 出版社: 光村教育図書
  • サイズ:25×29cm/32p
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:978-4-89572-809-6
絵本

紙の本

ライオンとねずみ (イソップものがたり)

著者 イソップ (原作),ジェリー・ピンクニー (作),さくま ゆみこ (訳)

ひるねをしていたライオンのせなかを、ねずみがうっかりかけあがりました。めをさましたライオンは、ねずみをつかまえて、たべようとしました。「たすけてください。きっとごおんがえ...

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ライオンとねずみ (イソップものがたり)

税込 1,650 15pt

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紙の本
セット商品

光村の絵本2011おすすめ新刊セットA 12巻セット

  • 税込価格:18,810171pt
  • 発送可能日:購入できません

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商品説明

ひるねをしていたライオンのせなかを、ねずみがうっかりかけあがりました。めをさましたライオンは、ねずみをつかまえて、たべようとしました。「たすけてください。きっとごおんがえしをしますから」ライオンはわらって、ねずみをにがしてやりました。ところが、それからまもなくして…。2010年度コルデコット賞受賞。【「BOOK」データベースの商品解説】

【コルデコット賞金賞(2010年度)】ねずみに昼寝を邪魔されたライオンだが、「ご恩返しをします」と命乞いをされ笑ってねずみを逃がす。間もなくして、ライオンは密猟者に捕まるが…。イソップ物語「ライオンとねずみ」を迫力の絵と動物のたてる音のみで描く。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

イソップ

略歴
〈ジェリー・ピンクニー〉1939年アメリカ生まれ。フィラデルフィア芸術大学卒業。64年に子どものための本の挿絵を初めて手がけ、以来、100を超える作品を発表。「ライオンとねずみ」でコルデコット賞金賞受賞。

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みんなの評価4.5

評価内訳

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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

絵が文字以上に語る時

2010/07/20 22:00

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

ライオンだ。

近い。

そのたてがみの流れる様子が、顔の毛が、ひげが、
つぶさに見えるほどに近い。

大型本である本書の枠に全身が入りきらないほどに寄っている。

ライオンの目は右にあるものに注がれている。

一見、異なる色の続いていない絵のようにも見える裏表紙。

でも、ある意味一枚の絵なのだ。

ライオンのこの右に寄せられた目は、
確かに裏表紙のねずみを見ている。

ねずみの大きく見開かれた瞳も
まっすぐにライオンを見つめている。

木の枝をつかんでかろうじて立っているけれど動けないのだ。

たがいに見つめあったまま時間を止めている二匹。

この緊迫感は何だろう。

最初と最後の見返しは、2枚の絵だ。

私は今、図書館の本を見てこれを書いているが、
見返しにかかるカバー部分を切ってコーティングしている。

この処理は正解だと思った。

この2枚の絵は、ライオンを主役とした絵だ。

東アフリカのセレンゲティ国立公園がモデルだそうだ。

最初の絵の背景にはキリンがいて、しまうまがいて、だちょうがいて、ぞうがいて・・・
といういかにも「野生の王国」のような一枚。

オスのライオンは大あくびをしていて、
うしろにメスライオンと子どもたち。

ライオン一家のけだるい午後といった趣だ。

最後の絵は、本書らしい絵なので、描写はしないでおく。

最初の絵よりもライオン一家にカメラが寄っている絵のようだとだけお伝えしておく。

本書は、絵だけの絵本と言ってしまってもいいくらいに字が少ない。

もっとも字が多いのは、作者あとがきで、
その次は、タイトル、著者名、訳者名、献辞の書かれている見開きである。

あとは、擬音だけだ。

私は絵と字があると字の方を読んでしまう傾向にあるのだが、
さすがに本書は絵の細部までをゆっくりと眺めた。

音がどうしても必要なあのシーン以外は、
擬音が書かれていなくてもよかったかもしれないと思ったくらいだ。

1ページ1ページが1つの作品で、
1枚1枚の絵を原画展で見ているような気持ちになる。

そして、表紙から裏表紙まですべてがひとつづきの物語だ。

最初の数枚に描かれるのは、ライオンに出会う前のねずみの営み。

動きが見えて、息遣いが聞こえるようだ。

気づくとライオンの背中に乗っていたねずみ。

眠りを覚まされて不機嫌極まりないライオン。

左の前足でねずみをもてあそぶ。

ほんの爪の先にかかるくらいの軽さだろう。

でも、このちっぽけな存在を殺してなんになろう。

しょうがねぇなぁとちょっとめんどくさそうな顔をしているライオンだけど、
右の前足を下から添えて、左の前足を爪を出さずに
ねずみを包み込むライオンの手はやさしい。

ねずみを地面に下ろす時のライオンは実にすがすがしい顔をしている。

ねずみは家へと帰っていき、チュウチュウと鳴き交わしている。

今の出来事を仲間たちに語っているのだろうか。

ライオンは、ふう、寝なおすかぁといった風情だ。

その後起こる出来事を二匹はまだ知らない。

その後ちょうど本書の真ん中の見開きに訪れるクライマックス。

絵が語るものが文字を超えていた。

ここにはどんな地の文も思いつかないし、足せないような気がした。

絵から飛び込んできたものがすぐには言葉には変換されなくて、息を飲んだ。

自分の思いがうまく言葉にできなくて泣きたくなるときと
同じような感情の波がやってきた。

絵本の文章は、絵に描かれていないことを補うものだという言葉を聞いたことがある。

本書のクライマックスは、絵が全部を語っているので、
どうしても外せないあの部分以外は文字が全くいらないのだと思った。

そして、あのとき、二匹の間に言葉はいらなかったのだ。

目だけですべてを語ることがある。

あのとき起こったのはそういうことだったのだと思う。

著者のジェリー・ピンクニーは、自然保護区のそばに住んでおり、
まわりの森から聞こえてくるさまざまな鳴き声や音に
いつも耳をかたむけているのだという。

絵から音が聞こえてくる理由がわかるような気がした。

大人になってから本書に出会うと、「字のほとんどない絵本」のような見方になるが、
そういった構えが一切ない子どもが本書に出会ったらどんな反応をするだろうか。

じーっと絵を見つめるだろうか。

ライオンやねずみと目を合わせるだろうか。

絵の中で起こっている世界をお話ししてくれるだろうか。

たくさんの字が語るお話は親が子どもに読み聞かせるが、
たくさんの絵が語るお話は子どもが親に読み聞かせてくれるかもしれない。

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紙の本

あなたは朗読者

2010/08/01 06:39

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰でも一度は読んだり聞いたりしただろう、イソップの物語。
 ライオンに助けられたねずみが人間のわなにはまったライオンを助ける物語。
 さあ、話してみましょう。読んでみましょう。
 あなたの声で、あなたの言葉で。
 そして、あなたの思いで。

 この絵本にはほとんど文章はありません。言葉をつくるのは、読み手である、あなた。
 表紙のライオンの表情から(この表紙に魅かれます。この表紙をみて、この絵本を読んでみたいと思ったくらい)、あなたならどんな言葉を生み出しますか。
 「俺は百獣の王、ライオンだ。怖いものなど、ひとつもありゃしない」
 低く、図太い声で、ひとつひとつゆっくりと言葉をだします。
 もちろん、関西弁で話してもかまいません。「ワイはライオン。強いでっせ。負けまへんで」。
 鹿児島弁でも津軽弁でもだいじょうぶ。
 言葉はあなた次第。

 裏表紙のねずみ。大きなまなこでじっとライオンをみています。
 「わたしはねずみ。ちいさな、ちいさな、ねずみ。家ではかわいい子どもたちが待ってるの」
 このねずみはもしかしたら、お父さんねずみかもしれません。それも、あなたの自由。小さな声で、裏声で歌うように、言葉をつむぐ。
 あとは、この絵本のままに、あなたが世界をつくっていく。物語の世界をつくっていく。
 ライオンのおどろき、ねずみの勇気、みんなみんな、あなたの演技で世界がうまれる。

 文章のない絵本はそうして読めば、とてもたのしい。そんな見本のような絵本です。
 ライオンのあくびって、あなたなら、どんなふうに表現するだろう。

 ◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。

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紙の本

絵が想像力を刺激し、物語がどんどん広がる。

2010/07/03 11:57

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 表紙に題名はない。あるのは、何かを横目で見ている「ライオン」の顔のアップだけ。そして、ライオンの見つめる先は、裏表紙にえがかれた「ねずみ」。この絵にすべてを物語らせている。
 この絵本には、言葉はない。動物の鳴き声などの擬音語だけ。けれど、それだけで、イソップの「ライオンとねずみ」を充分に表現している。しかも物語性豊かに!その絵の力量に感服する。
 リアルでありながら、まるで語りかけてくるかのような表情の豊かさ。場面の中に登場するさまざまな動物の配置、色合いの絶妙さ。画面の隅々まで計算され、すべてが物語の伏線としての役割を果たしているかのようだ。ライオンとねずみの生活や家族など、それぞれの背景も絵から窺えて、物語のストーリー以上に想像が広がり、楽しい。

 ストーリーは、おなじみイソップのお話。ライオンの眠りのじゃまをしたねずみが、つかまえられる。けれど、ライオンは、そのねずみを食べないで放してやる。(この場面のライオンの表情がなんと多くのことを語っていることか!)ねずみは、その恩を忘れず、人間のワナにかかったライオンを、その縄を切って助けてやるのだ。

 「自然保護区のそばに住んでいる」という作者は、野生動物の魅力をあますところなく伝える。そして、そこに作者の解釈により「表情」ともいうべきものを加えているので、物語に、より深みと奥行きが与えられている。
 隅から隅まで、最初から最後まで、想像力を刺激される絵本だ。

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2010/06/23 14:03

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2010/07/20 12:59

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2010/07/23 06:08

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2011/12/15 11:48

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2011/06/05 21:39

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2022/12/14 05:10

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