紙の本
「もしドラ」の二番煎じのような感じで、何も残るものがない
2010/06/24 17:44
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ビーグル犬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近はビジネス書も小説ぽい本が流行りに流行っています。
この本もサクサク読めるし、若手サラリーマンの応援歌、
ためにもなりますが、読後は何も残らない、そんな本でした。
事実を基にしたノンフィクションだそうですが、先輩が亡く
なるシーンも「もしドラ」と酷似していますし、素直に感情
移入できませんでした。
プロモーションで先行型の本で、この種の本が受けるには
何か強烈なミッションが必要と思いました。
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当たり前だけど、成長していくために必要不可欠な考え方を教えてくれる本。
苦しみや悲しみを乗り越えていく姿にうるっときます!
萌え系表紙の泣けるビジネス書は、ひとつのジャンルになっていくのかもしれない・・・。
【本文より印象に残った一文】
「ブレーキがかかっているときは『飛ばしすぎたかな?』って振り返ることが大事なんだよ。ブレーキがかかっている理由を理解することだな。上手いドライバーってのはアクセルだけでスピードコントロールするから、あまりブレーキを踏まないんだぜ」
自分は誰よりも頑張っているんだから、みんな自分に合わせて欲しいという考え方を少しでも持っていた自分を恥じる。
他の人に足を引っ張られる(ブレーキ)ということは、自分しか見ていない事への警鐘ということなのかな。
同じ所属体の中でもそれぞれのスピードがある。相手のスピードに付き合うことは無いが、周りを見て少しアクセルを緩めたりすることを心がけようと思う。
そうした方が目的地に早くたどり着けるから。
他にも名言がたくさんあります。勇気が欲しい人、今頑張っていることを肯定して欲しい人読んでみて下さい。
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著者の原マサヒコ氏とは実は知り合いです。
まさかビジネス書で泣かされるとは・・・
著者の実体験を書かれている本ですが
全部実話って・・・波瀾万丈すぎる!!!
一番勉強になったことは、自らの努力で道は開けるということですね。
自らを規定するものは環境だが、環境を作り上げるのは自分である。
ということを教えてくれる本です。
ぜひ皆様もご一読くださいませ。
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有名人翻訳家の関谷さん @erikosekiya ご推薦の本。日常の仕事をどういう意識でこなすのか?登場人物の石田さんの意識と思いやりの心はとても大事。
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感動小説みたい。今を一生懸命生きないと!毎日の行動が未来を変える。どんな小さなことでもいいから、何かを目指せ。何かを目指すその過程で学べ。学びを続けて人間として大きくなれ。どんな人からもどんなものからも学ぶことはあるはずだ。
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色弱や多汗症とか色々ハンデを抱えた著者が、どうやってトヨタの整備士として一人前になっていったか、の話。
技術的な知識とか車の知識とかは特に無くても全然読める。そういう事より、もっと一般的?な人生訓がメイン。
・エンジニアではない、単なるチェンジニアになるな。常に頭を使え。
・ブレーキがかかっている時は「飛ばしすぎたかな?」と周りや自分を振り返るべし
・この世に生を受けたこと、それ自体が最大のチャンス
・チャンスが実際に訪れる前から、日々暖機をしておく事が大事
・シガーライターのように、ベースとなる思考があれば、どこにいっても通用する
・どんな小さな事でもいいから、何かを目指せ
何かを目指すその過程で、学べ
学びを続けて、人間として大きくなれ
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結構泣いてしまった。本のカバーはチャライが、中身のあることをサラッと伝えている。石田さんのようなひとがいたのは幸せだが、それを活かすのもまた自分自身だ。
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萌え表紙と本文はほぼ無関係。
内容はまっとうな自己啓発書。
トヨタのメカニックだった筆者の
真実のサクセスストーリー。
まさかの展開に泣けるはず。
おもろいです。
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表紙のイメージから、もっと軽いノリの話だと想像していたけれど、トヨタに務めた著者が、どんなに辛い困難にあっても、決して挫けることなく、目標を目指し、挑んでゆく様が、スポコンドラマのようで、熱い気持ちになって読むことができた。
時に泣き、時にワクワクし、時に励ましの思いを抱きながら、自分ももっと頑張れるのではないかという希望をも持てた。
人って目標があれば成長できるのだ!
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ストーリー形式でわかりやすく、大切な点を教えてくれる。非常にわかりやすく、同意する点も多く、参考にもなった。
大切な事は仕事一つ一つの中に、意味があること、考えることの大切さを教えてくれる。ルーチンワークを流すのではなく、次を考えながら仕事をするという忘れがちなことを思い出させてくれた。
肩肘張らずに読めるので、勉強する為に読むという感じではなく読めるのではないだろうか。
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【書評100701】『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』原マサヒコ
●ストーリー
コンプレックスを持った主人公が、さまざまな困難と闘いながらも、トヨタ技研オリンピックで優勝するまでの話
●書評
『もしドラ』と似てるんで購入。世間では『プラドラ』と呼ばれているそうな。
『もしドラ』と一緒で純粋な作家ではないから、表現として稚拙な部分はあるものの、車の部品や整備と教訓をかけているのは秀逸。
いじめの箇所だけは共感できないものの、失敗したとき。出番がなかなか無いとき。成功したとき。後輩が入ってきたとき。などいろんな場面でいろんな学びと元気がもらえる本
●フレーズ
まだクルマにも触らせてもらえないメカニックの卵。言ってみれば、晴れの日が続いて出番のないワイパーだ。
いつか、雨の日が来て活躍するときが来るかも知れない。いや、来るだろう。
そのときまでに準備をしておかなければならないのではないだろうか。ただ黙って待っているだけでは、固いゴムのように使い物にならなくなってしまう。p.31
(クルマをバックで入れるとき)
「そう、顔ごと後ろだけ見てたら、視野が狭くなるんだよ。ルームミラーと左右のバックミラーの三つを見てりゃ十分」p.144
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心の深い所に染み入る本。喫茶店で涙が零れてきて困りました。親に勘当されるほどどうしようもない男の子がトヨタでNo.1になるまでを描きます。車の豆知識、人生に対する姿勢、物語としての楽しさ、味わえます。
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毎日の過ごし方が大事だと気付かせる成功体験談。
常に問題意識を持つということを忘れずにさせるいい本だった。
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色弱で多汗症。
女子の手を握ると汗でびっしょりの手が気持ち悪いと言われる。
人生負けっ放しの青年が、トヨタの整備士になる。
しかし、トヨタの整備工場にいるのは、ほとんどがトヨタの整備専門学校を出たメカニック。
別の整備専門学校出の原さんは、先輩たちからいじめられているような疎外感を感じます。
そんな彼に親しくしてくれたのは、メンター的先輩の石田さんでした。
仕事をしくじりそうになるたびに、含蓄にとんだ言葉で導いてくれます。
たとえば、新人として入って一年。与えられた仕事に慣れて、だんだん手を抜くようになってしまった原さんに、石田さんは実践的かつ示唆的な、こんな言葉をかけます。
「原さあ、ちょっと片手運転になっていないか?」
「片手運転ですか?」
「そう、ちょっと仕事の手え抜いてないか、って」
「お前、一年ぐらいで手を抜いてどうするんだよ! お前にとっては何十台目かのクルマかも知れないけどなぁ、お客さまにとってはたった一台のクルマなんだよ! よく考えろ」
文字通りのOJTで、仕事ばかりでなく、「生きること」そのものを学んでいきます。
石田さんの丁寧な仕事ぶりは、いま向き合った仕事に時間をかけ、完璧に仕上げることで、お客さまに満足してもらう。
その満足で、将来のクレームをなくすことができれば、やりなおしの時間と手間ひまを事前に節約することができるという発想です。
石田さんの志の高さは、原さんのどこか投げやりだった生き方をしだいに変えていきます。
原さんは、工場の朝礼で、毎年全社で行う「トヨタ技能オリンピック」に出場し、さらにそこでナンバーワンになると宣言します。
技能オリンピックには、実技だけではなく学課試験もあります。
勉強嫌いだった原さんには実技以上のハードルでしたが、自分だけの勉強法を編み出し、乗り切りました。
23歳で、最年少のNo.1メカニックとなります。
タイトルの「プラスドライバー」にまつわるエピソードは、読んでいてちょっと辛くなります。
比喩ではなく、プラスドライバーは本当に原さんに、人生で大切なことをすべて教えてくれるアイテムでした。
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高校にほとんど行かずバイトと好きだった車に没頭する生活を続け、親に勘当されてしまい途方にくれた主人公が選んだ道は、好きな車に携わることができる自動車整備士を目指すことに。専門学校で必死勉強し、トヨタの営業所で働くことになった主人公であったが、そこでは苦労の連続であった・・・トヨタ営業所での整備士として学び、仕事への姿勢や人間関係の広がりを通して、成長した過程をまとめた本。車の話が沢山出てくるので、車が好きな人にもおすすめです。(2010.9.5)