紙の本
「クールビズ」 もデザイン思考の成果
2010/06/25 23:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
デザイン思考について,さまざまなエピソードをまじえて語っている. エピソードのひとつとして,小池百合子環境大臣のリーダーシップのもとで博報堂が展開した 「クールピズ」 のキャンペーンがとりあげられている. 短期間で 「クールピズ」 を浸透させることができたのもデザイン思考のおかげということだ.
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IDEO社CEOティム・ブラウンの著。
この記事を読んだらこの本もよみたくなった。
「地下鉄の自販機の売り上げをアップさせた、IDEOのユニークな行動観察調査手法」
http://www.fallinstar.org/2010/04/ideo.html
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面白かった!
デザイン思考。絶対に必要だな。
イノベーションは見る事から始る。
普通を見る
時間はクリエィティブな制約
人生はプロトタイプと考えよう
など。
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いわゆるデザインというと、グラフィックであったりプロダクトであったり、ほとんどの人はそれを思い浮かべるはず。しかし、ビジネスは残念ながら目に見える形を持たない。
ここで使われている「デザイン思考」とは、デザインを行うときの思考でビジネスを考えよというもの。
それは、既成概念に捕われることなく、物事を真剣に見つめることで、本質を掴み、イノベーションの糸口が見つかるというもの。
僕の敬愛するIDEOという会社のCEO ティム・ブラウン。
理想だ。
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最近やたら話を聞くようになったIDEOのCEOによる著書。大体聞いたことはある話ばかりではあるが、どこまで実践出来ているかといわれると。。。デザイン思考がはじめての人にはおすすめかも知れません。
そして編集部からちゃんと東大i.schoolの本に関する宣伝も入っていると言う。。。どんなのになるんだろうな。名前がちょっとアレだけど。。。
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デザインは人に花束を渡すようなもので、相手への理解や共感を利用すれば、相手の積極的な参加の機会を生み出す経験のデザインが可能になります。デザイン思考が持ち合わせている人間中心の性質は、花束を渡すまでの次なるステップを示してくれる、1つの物語なのかもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/separate-ks/20100805/1281011403
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本書は、いわゆる「思考術」のような、何らかの手法を体系化して紹介する類いの本ではない。
デザイン思考は何たるか、そしてどんな様式であるか。
この点の説明はされているが、では具体的に「個人の行動」に落とし込むのはどうすればいいのか、には触れていない。「ノート術」や「思考術」に憧れてこの本を手に取るのであれば、間違いとは言わないが、一冊目に選ぶ本としては正しいとは言えない。(なぜなら、「思考」や「術」というキーワードに反応して取る人は、自分自身が具体的に行動として身につけるべきものを模索しているからだ。だから逆に、行動に起こせるような人、つまり自分自身で解釈の出来る人はこの本からでも一向に構わないと思う)
また、この手の本(思考・アイデア云々)に必ずと行っていいほど出てくる「拡散的思考」と「収束的思考」だが、デザイン思考はこれらも包括し、かつ「分析 (Analysis)」と「綜合 (Synthesis)」という二つの要素も取り入れ、これら4つのフロアを自由かつ目まぐるしく動き回ることを述べている。
最後に「デザイン思考」の特徴的なことを挙げると、やはりデザイン思考は従来の思考術と違って、『型にハマったやり方』が存在しないことだろう。グラフィカルにすることを推奨するか、状況に応じてフロー図やマトリクス図を使え、という具体的な指導はない。「デザイン思考にはこのような思考の世界・空間が存在する」というが、その世界や空間を渡り歩く順序もステップも無い。
一見すれば無作為に放たれた世界ではあるが、要は「あなたは既に知っている。後は気づくだけだ」ということなのだろうか。論理的な思考術やノート術ばかり漁っていた私にとっては、ややアウトローに感じる本だが、非常に面白く、興味深かった。
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同じくIDEO本。根源的かつ見えないな社会のニーズを探る。
どうでもいいけどP&Gの「謎のシャンプー」もIDEOなのかな。P&Gも日本の会社があるなら違うだろうけど。
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「なぜ」と問うこと。それを自分の日常におけるノーマルの部分で行なう。アイデアは絵や写真など、視覚的に表現すること。他者のアイデアをもとにさらに考えてみる。記録をつける。人生をプロトタイプだと考える。
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IDEOというアップルのマウスとかを生み出してきた、有名デザインファームのCEOが書いた本。
商品やサービスを売るときに、これから必要なのは物語だという主張。
どれだけ、技術的にすごくても、便利なものであっても、
なかなか魅力を伝えることができなくなってきた世の中において、
人は、物語を求めているから、物語を書こう。
では、どうすれば書けるかということを書いた本。
訳が悪いのか、理解力がないのかわからないが、
読みにくかった。
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他の人のレビュー
http://atasinti.la.coocan.jp/dad2/sb.cgi?eid=5531
http://monotocoro.exblog.jp/13789676/
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世界的なデザイン・ファームIDEOのCEOが、イノベーションを持続的に生む出す同社のアプローチについてまとめた一冊。
デザイン思考とは何か? ロジカルなアプローチだけではなく、直感的な判断や感情的な欲求なども取り込んだプロセス、と読み取った。
そのバックグラウンドにあるのは、「人間中心」という考え方。
人間の本質的な欲求・性質とは何かを徹底に考え、それを満たすデザインをトータルで考えていく。単にモノを形づくるだけではなく、何故それが必要か? それを必要としている人はどのような機能を欲しているか?
それを調べるために、文化人類学者や心理学者までもデザイン・チームに加わることがあるという。
ドラッカーも言っているように、企業の目的は顧客を生む出すこと。そのためには、顧客とは誰か、そのニーズは何かを徹底して考えることが重要なのだろう。
開発・設計に従事する技術者には、とても刺激的な一冊。
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デザイン思考は世界を救うのかもしれない。
そう思わせてくれるのは、著者が本気で、デザインを愛し、
自分の成し遂げてきたことに誇りと自信を持っているからだろう。
この本では、デザインという点で、数々のイノベーションを起こしている
事例を取り上げている。
そのイノベーションの原点となるデザイン思考とは、
デザインだけの話ではなく、すべてのことに応用できる。
となると、もちろん自分自身にも。
またしてもヒントを得たり。
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アイデアなんざ死に物狂いでひねり出すもんだよ。詰まるところやる気ある奴はほっといても出すし、やる気ない奴はなにをどうしても出ない。でも、プロジェクトごとに小部屋を作るのはアリだ。そして机に緑を置こうと思う。
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デザインコンサルIDEO社の人の本。デザイン思考を広めている。あとがきにあるように、IDEOは既にデザイン請負ではなくコンサルティングに重きを置いている。既存の手法ではなく、人々自身気付いていないニーズやウォンツを探求する手法としてデザイン思考が紹介される。
デザイン思考とは
・有用性、技術的実現性、経済的実現性から考える。
・洞察、観察、共感、アイデア化というプロセス。
・イングレーティブシンキング。
・プロトタイプ製作しながら考える。
・初心に戻り、経験の物語をつくる。
・メッセージを物語として伝える。
デザイン思考をどう活かすか
・未来をデザインするもの。
・極端なユーザ視点で考える。
・大規模システムから持続可能性へ。
・新しいものを生み出すため組織への転換。
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[ 内容 ]
人々が気づいていないニーズを探り出し、飛躍的な発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。
これを研究・開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる。
その推進役として名を馳せているのが、これまでアップルのマウスなど画期的なプロダクトを手掛けてきたデザイン・ファームIDEO。
いまやイノベーションの代名詞となっている同社のCEOみずから、現代におけるデザインとイノベーションの必要性を熱く語り、組織を蘇らせる方法を明かす。
[ 目次 ]
1 デザイン思考とは何か?(デザイン思考を知る―デザイン思考はスタイルの問題ではない;ニーズを需要に変える―人間を最優先に;メンタル・マトリクス ―「この人たちにはプロセスというものがまるでない!」;作って考える―プロトタイプ製作のパワー ほか)
2 これからどこへ向かうのか(デザイン思考が企業に出会うとき―釣りを教える;新しい社会契約―ひとつの世界に生きる;デザイン・アクティヴィズム―グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す;いま、未来をデザインする)
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