紙の本
強引に感じた
2018/09/15 16:40
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いが、ざっくりし過ぎて多少細やかさに欠けるように感じられた。
主人公たちの生きる世界の生活描写にも力を入れて書いてもらえれば絵空事感がなくなると思うが。
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ずっと待ってたフェンネル大陸文庫版! 久々に良質なハイファンタジーを読めました。高里椎奈さん、やっぱりすごいなぁ。好きだなぁ。最後の手紙のくだりには泣きました。良かったねぇ、フェン。
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続きは古本で安く売ってたら買うかなぁって感じ。ストーリーやキャラクターは面白いと思うし、ラノベとしては悪くない部類に入るけど、オビのいう「最高のハイファンタジー」にははるか遠く及ばないと思う。少なくとも、守り人シリーズとか、十二国記の水準には少しも到達してはいないだろう。そう呼ばれるには、この作品は少し俗っぽすぎて、異世界の空気感を構築し足りていないと思う。
その差は作者の力量の差ともいえる。細部のことを言うと、キャラクターのわずかな動作を伝えるために文が長くなりすぎてテンポを崩してしまったり、逆に短すぎて何が言いたいのか分からなかったりしていた。
次に全体を見ると、構成のバランスが悪く感じた。最初、戦場のシーンに力を入れて書きすぎかな、と思ったがそれが後々伏線になっていたことが分かるので、それはいいんだけど、途中出てくる大好きなお兄様の素敵さが伝わってこない。短すぎる。そしてテオに出会うまでの経緯が長くて重くて暗くてダレる。ここの長さには少しも意義を感じなかった。もう少しまとめられたのでは。
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ライトノベル。
始まりは重厚な雰囲気が漂っており、主人公の不運が始まるあたりまでは先を楽しみに読み進めましたが、あまりに様々なことがあっさり進みすぎるためにちょっと期待しすぎたかなと反省しました。
異種族についてのネタばらしの伏線が足りなかったのかもしれません。
中学生くらいならば楽しめる作品のようでしたので、学級文庫へ。
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まだまだ序章という雰囲気が伝わってきた。
フェンという、これから成長していくであろう少女の
生い立ちと岐路を綴った一冊。
ストライフとラークスパーで
分割されている印象を受けたけど、
片方づつだけでもっと膨らませて一冊いってもよかったんじゃないかなあと思った。
特にストライフ編はもっとじっくりやった方が、
基盤がしっかりしたんじゃないかなと。
全体通してみないとなんとも言えないけど
フェンがとっても魅力的。
今はまだ真っ白だけど、この先どんな風に成長して
意志を持っていくのかがとても楽しみ。
サキもいいキャラクター。
このさき絶対フェンにとって重要な存在になると思うのだけど。
続きよんで確認したい。
ラストのテオの告白は、いままで自分を信じてこられなかったフェンを支える大切なシーンで、このシーンで救われて本当によかった。
ここからフェンの世界が動き出して、
物語が始まるってことなんだろうなあ。
一つだけ、地の文が読みにくくて、私は苦手。
内容がするする入ってこなくて、ちょっと集中力を必要とされるのが辛かった。
でも続きを読んでみたいと思う一冊
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軽い感じだなというのが第一印象でした
読み終わっても印象は変わらず
いや、つまんないというわけではないんだけど、何だか軽いなという感じです
でも、シリーズを飾る印象的なオープニングですね
狭い世界にいてそれが当たり前だと思う。
よくある話しです。
でも、実はちょっと位置を変えると全く違う世界が広がっているもんなんですよね
そんなことを思いました
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薬屋シリーズを読んでいた頃から気になっていた作品。なかなか手を出せずにいましたが、文庫化したから軽い気持で手を出したら、ヒットしてしまいました。
面白すぎる。
文庫になるまで読んでいなかったのが悔やまれる。
高里先生の作品は、薬屋もそうだったけど、重いところもあるけれど、一度読み始めると癖になる。次を次をと求めてしまいます。
続きが読みたかったのと、前から装丁が良いと思っていたため、3巻目からは新書を買っています。それくらい、お気に入り。
これから、フェンにはどんな運命が待ち受けているのか。
真勇伝の終りまで見届けたいと思います。
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王女フェンベルクは、十三歳でグールを指揮する将軍。国のため兄のためと戦ってきたが、ある日、脱獄者から信じ難い話を聞くことになる。
前半はファンタジーだから仕方ないけれど、カタカナばっかりで話に着いていくのに必死でしたが、後半は文章も読みやすく、ストーリー展開もよかったかなと思います。
やっぱりファンタジーは面白いなぁと改めて思いました。
面白かったけれど、続編を読むかどうかは未定です。
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水彩画のような世界を眺めているような気分で読みました。灰汁の無いファンタジーだと思います。主人公・フェンの生きる世界にも差別や裏切りや陰謀や、そういう色々とどす黒いものがあります。それでも、なんというか、生々しさがないというか。フェン自身や登場人物たちの雰囲気もあるのかもしれませんが、水彩画で描かれた世界、というか、絵巻物語があって、それをすーっと横にずらしながら眺めていく感覚に近いというか。
決して物足りない、と言いたいのではないです。それぐらいすっと自分に溶け込む世界観だと言うことです。
生々しく無いので、その世界に飛び込んだような感覚はしないけれど、フェンの肩越しに世界を眺めているような。
透明感がある感じがします。
フェンがこれから『外』の世界で何を感じて行くのか。
そして『外』の世界には何があるのか。
読み始めはそうでもなかったんですが、読み終わると続きが気になるくらい好きになってました^^
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とにかく、フェンが可愛い!!
何あの可愛さ。
そして強い!!憧れます。
最後のテオとのシーンが一番好きです。
兄の命の恩人を守りたかったんだなぁ…
一気にテオが好きになった。
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正直、あまり良くなかった。
世界観やストーリーや主人公の境遇とかファンタジー的な部分は申し分無いんだけど、そこを重視しすぎたのか登場人物の心情が分かりにくかった気がする。
まぁ、次回作以降に期待。
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武闘派で知将の13歳の王女フェンがこの物語の主人公。国の為、兄の為に戦ってきた彼女に絶望が降りかかるところから物語が動き出します。最初、フェンのハイスペックさがどうかと思っていましたが、背景が判るにつれて徐々に惹かれていきました。また、終盤で明かされる真実には驚かされました。これが物語の重要な鍵になりそうな予感。まだまだ序章であり多くの謎がありますが、これからどこへ向かい、どのような結末を迎えるか楽しみです。
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最初、13歳の王女が将軍として戦いに出ていることから物語がはじまる。
13歳の王女が将軍として戦争に参加するなんてネタでしかない。
そんな活躍をみてもイマイチ感動できないかな、と思っていたら中盤あたりから事が一点する。
13歳の王女が罪人となって島流しされる。そして、人身売買されてしまう。
信じるものをすべて失ってしまい。崩れているところから、流された街でいろいろな人に出会い、真実を知り得ながら、少しずつ立ち直っていく姿は健気でよかった。
6章最後のテオの言葉は、不意にもうるっとしてしまった。
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読み応えがあるというわけでは無いが、綺麗にまとまったファンタジーで、さらりと読める。
これからの、登場人物同士の関わり合い方に期待して続きを購入致しました。
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おもしろい!
最近のファンタジーの中では一押しです。ファンタジーとか久々に読んだけども。
フェンの今後どうなるかが気になるところ。健気で純粋でめちゃくちゃ強いってのは主人公として魅力的。テオさんのツンデレっぷりもいいよね
ほんと久しぶりにわくわくするファンタジーに出会った。大きい本の方で続きが早く読みたくなっちゃうけどそこは我慢だ。続きが楽しみ!