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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2010/03/18
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春新書
  • サイズ:18cm/247p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-660745-7
新書

紙の本

名文どろぼう (文春新書)

著者 竹内 政明 (著)

人の心を打つ名文を書くには、名文を盗むことから始めよう。当代随一の名文家が、小林秀雄からスティーヴン・キング、落語、六法全書まで、秘密のネタ帳から古今東西の「名文」を絶妙...

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名文どろぼう (文春新書)

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商品説明

人の心を打つ名文を書くには、名文を盗むことから始めよう。当代随一の名文家が、小林秀雄からスティーヴン・キング、落語、六法全書まで、秘密のネタ帳から古今東西の「名文」を絶妙に引用して綴る人生の四季。名文の芳香に浸る至福のひととき。【「BOOK」データベースの商品解説】

人の心を打つ名文を書くには、名文を盗むことから始めよう。当代随一の名文家が、小林秀雄からスティーヴン・キング、落語、六法全書まで、秘密のネタ帳から古今東西の「名文」を絶妙に引用して贈る空前絶後の文章術。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

竹内 政明

略歴
〈竹内政明〉1955年神奈川県生まれ。北海道大学文学部哲学科(宗教学専攻)卒業。読売新聞論説委員。『読売新聞』の看板コラム「編集手帳」6代目執筆者。

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みんなのレビュー46件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

現代コラム小史。

2010/06/01 11:14

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

こういう引用からなる新書を紹介するときに、いちいち内容紹介をしていってもよいのでしょうが、天邪鬼(あまのじゃく)な私は、本の内容には触れずに、しかも引用でもって、あなたをこの新書の前まで連れて行きたくなるのでした。では御案内。


いまは、新聞の一面コラムをそんなに読まなくなりました。
それでも、天声人語・産経抄・編集手帳という順番で、たどりたくなります。

坪内祐三著「考える人」(新潮社)でとりあげられている人の一人に深代惇郎氏が登場しておりました。ちょっとそこを引用してゆきます。

「ジャーナリストやコラムニストは、その現役の時に出会えなければ、過去の人として、復活されにくい。つまり、言説が、同時代の中で、消費されてしまう。」

さてっと、ここからすこし飛ばして、坪内氏は、ご自身の生徒の頃を語ります。

「今の中学、高校の国語(現代国語)の授業方針はどうなっているのか知りませんが、当時、私の中学、高校生時代には、国語力をつけるために『天声人語』を読むことが奨励されていました。例えば夏休みには、毎日の『天声人語』についての二、三百字程度の要約が課題(宿題ではなく課題だったと思います)で出されました。私が『天声人語』を熱心に読むようになったのは、そういう教育方針に導かれてのことだと思います。・・・それがたまたま深代惇郎の担当時期に当っていたのですから(そのこと、筆者が誰であるかということに、当時の私は、もちろん、無自覚でした――つまりあくまで匿名コラムとして愛読していたのです)。それはとても幸福なことでした。
しかし、その結果、『天声人語』イコール深代惇郎レベルの文章という印象が体に深くしみついてしまったのは不幸なことでした。それ以後の『天声人語』はろくなものじゃない。」

ここで坪内氏は、「ろくなものじゃない」ことを、きちんと指摘するのです。

「元『天声人語』子というキャリアをバックに、それらの人たちは、カルチュアースクールの文章教室の講師をしたり、『上手な文章の書き方』といったたぐいの本を出版したりしますが、皆、しょせん『社内名文家』にすぎません。
深代惇郎と、それ以後の『天声人語』の違いは、端的に言って、教養の違いです。ただ教養がるかないかということではなく、より具体的に述べれば、教養のふところの深さの違いです。そしてその深代惇郎の教養のふところの深さは、タイムリーなネタに困った時に、真価を発揮します。・・・」

まあ、こうして一例をひいております。
うん、天声人語はこのくらいにします。
つぎ、産経抄の石井英夫氏にいきます。
こちらは、司馬遼太郎氏に語っていただきましょう。

石井英夫著「コラムばか一代  産経抄の35年」(産経新聞社)に、司馬さんからのはがきの文面を引用してあり、そこをあらためて、孫引きいたします。


「たびたびはがきをいただいたが、はがきの全面にびっしりと太い万年筆で小さな文字が埋めつくされているのが常だった。たとえばこういうのがある。『(前略)なんといっても、この歴史的な時代に、石井さんは現場のまっただなかにあって、自分の呼吸を書きつづけることができるのです。きょう、朝日の秦正流さんから来翰あり、『老骨、現場に身を置かざるくやしさ』とありました。石井さんはその至福を得ている人だと思うと、ナミダがこぼれるほどうれしいことですね。若武者のような――堅牢さと花やぎをもって、一回々々書いて行って下さい。すぐれた才質と、ひかえめなお人柄のせいとはいえ、石井さんは日本の記者のなかでいちばん幸福なのです・・・』(平成三年七月十日付)」(p145)

「昭和63年度の日本記者クラブ賞を頂戴したときにいただいたはがきはこうである。『いいことづくめで、お疲れになったでしょう。それでも毎朝、力のみなぎった『サンケイ抄』(このごろは『産経抄』)を拝読して、当方はしあわせであります。』


「またたとえば、これは小欄が菊池寛賞を受けたときにいただいたはがきである。『(前略)菊池寛賞のこと、テレビ(NHK)正午のニュースで知り、大きなよろこびがこみあげました。又、きょう『産経抄』のコラム、すばらしかったですね。魅力のほどがわかりました。すきとおった謙虚さなんですね。楚人冠から深代惇郎、細川忠雄さんまで回顧して、霊前に菊を供されている姿がなんともよかったです。それに菊池寛のこと、小欄の恐縮、うれしいですね。小生、むかし楚人冠は日本文学史上の人だといいますと、桑原武夫さんも『私もそれが持論です、文壇は狭隘ですね』といわれたのをおぼえています。細川さんは、しょっちゅう手紙を下さったのでひとしおなつかしい思いです』(p145~146)


さてっと、その石井英夫氏の「産経抄」が読めなくなって、もう何年たつのでしょう。平成16年12月28日まで書き続けたようです。

2010年の雑誌「WILL」7月号に、
「石井英夫の今月この一冊」という欄では、
竹内政明著「名文どろぼう」を取り上げておりました。
せっかくですから、引用します。最初から

「日本の新聞には、たいがい朝刊の一面の下にコラムというへんちくりんな欄がある。・・・・・そんな各紙のコラムのなかで、いまいちばん世評が高いのが読売新聞の『編集手帳』であるという。この著者はその六代目の担当者だ。『編集手帳』が好評なわけは、まず文章の切れ味の良さにある。同時に、コラムに引用する古今東西の言葉や文献がユニークで、斬新で、多彩であることだろう。」

まあ、2ページの文を石井氏はこうはじめていたのでした。


そこで、その本「名文どろぼう」を読んだというわけです。引用からなる本ですから、最初は面食らうかもしれませんが、読むほどに、だんだんと、私などよい意味で裏切られることになったのです。それはそれ、読んでのお楽しみということにいたしましょう。

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紙の本

「ひねり」がうれしい。「ういっと」がきいてる名文集。

2011/08/15 07:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

落語家から政治家まで、広く残された「名言」。記者という職業からか、著者の「選択基準」の幅は広い。掲載された「名言」を貫いているもの、それは「ユーモア」。日本語でどう表現すればいいのかわからないけれど、「とんちがきいてる」くらいでしょうか。
生きるってツライこともあるけれども、みんな頑張ってるよ、だから肩の力を抜いて気楽に、でも一所懸命いこうよ。
っていう感じが全編にわたって感じられる。気のきいた「アメリカンジョーク」とはまた一味違う、「市井の出来事」がベースになっていて、悲しい中にもちょっとだけ笑いがあるような、温かい気持ちが少しわいてくるような、読んでいても楽しくなるものが多い。落語家はもちろん、政治家も、考えてみれば「言葉」を操ることが大事だよね。発する言葉で、(言葉だけではなくタイミングも重要ですが)勢いが増すこともあれば、失速することも多い。最近は「失速」のほうのリスクにかなり偏重して、「おもしろい」ものが少ないような気もします。表面的に「失言」をあげつらう傾向が強まる中、おもしろくもなんともない「無難」な言葉が選ばれるんでしょうね。変に「統制」されたものですらあるような...
ちょっと前に読んだ『日本人の叡智』も「名文」ですが、どちらかといえば、「こんな時代から本質的な言葉を発していた日本人がいたんだ!すごい!」といったものであるのに対して、本書は、庶民的な観点から「おー、うまいなー」というものが集まっています。著者が軽快に「はさむ」言葉もエンターテイメント。さすが記者、ここが本書の「おもしろさ」を増幅させていることは間違いありません。
ここから何か感銘を受けるとか、使ってみようか、とか、そういうことは正直ありません。その言葉をママ使ったところで、環境が違います。普段からモノを考えている人、彼らが発したその場の当意即妙の言葉であるからこそ、どこかに知性を感じる「軽い」けど重い言葉になっています。
読み物として楽しめます。あとはそういう言葉を残してきた方々のバックボーンを想像しながら、「こーゆー時にこーゆー表現ができるって素晴らしい」と素直に感激するような読み方が、一番適しているかと思われます。もちろん、それを敏感に感じ取れる著者の幅の広さ、その幅の広さをなし得た活動フィールドの広さを尊敬しながら。

【ことば】多くの人は運を貯蓄していって、どこかで消費型の男が現れて花を咲かせる。...我々は三代か五代後の子孫のために、こつこつうんを貯め込むことになるか。

色川武大さんの言葉。この境地に立てることが「ひととして」重要かと思う。自分の子供に対してはなんら問題はない。よろこんで運を渡したい。そして自分の子供以外、出会った魅力的な人たちに...こちらはまだまだ要努力。

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紙の本

激化と劇化

2018/09/17 15:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野次馬之介 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔テレビがなかった時代、NHKラジオに和田信賢というアナウンサーがいた。のちに「話の泉」の司会をつとめて広く知られた。あるとき何を間違えたか「マグダラのマリア」を「マタグラのマリア」と読んでお目玉を喰らった。そんな話が本書に出てくるが、「マリアのマタグラ」だったらお目玉ぐらいではすまなかったろう……などと下品なことを考えるのは馬之介だけであろうか。
 そういえば今年8月30日の何時のテレビ・ニュースだったか忘れたけれど、アメリカの中間選挙について報じるアナウンサーが、共和党の福音派を「フクオンハ」と読んでいた。聞いていて「おや?」と思ったら、数分後にまた同じ間違いを繰り返した。あとで、この人がお目玉を喰らったかどうかは知らない。
 もうひとつ、何年も前からアナウンサーの誰もが「激化」を「ゲキカ」と発音するようになった。「航空界にLCC(格安航空会社)が増えて、競争がゲキカするでしょう」などという。これでは競争が激しくなるのではなくて「劇化」されるように聞こえる。航空界の競争をテーマとするドラマでも作るつもりかといいたくなるが、ここは「ゲッカ」と言ってもらいたい。
 テレビやラジオのアナウンサーは、日本語の音声について模範となるべき職業である。その人びとが単純な間違いならともかく、故意か無知か、ヘンな日本語を広めようとしているのはまことに嘆かわしいことである。

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2010/05/17 12:38

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2010/05/17 13:54

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2010/05/23 22:12

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2010/07/01 23:01

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2010/07/08 16:47

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2010/07/26 15:31

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2010/08/19 14:22

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