魔界探偵冥王星Ｏ ヴァイオリンのＶ （講談社ノベルス）

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講談社ノベルスと電撃文庫がガッツリ組んで
世に送り出す覆面作家「越前魔太郎」の冥王星Oという
探偵を主役に配した連続刊行シリーズ。その第1刊目。

覆面作家の正体はさておき...まず自分がこのシリーズの
世界観に入っていけるのかどうか...が鍵っすね。
正直まだ怪しいw。半信半疑。ギリギリ追走出来る
範囲内だったけど、充分楽しんだかというと...
まだ分からないすね。でも、今作の骨格は概ね
理解したぞ！　これ以降の作品を追ってみて楽しめるか
どうかですね。

しかし、こういう売り方って...小説の販売の手法よりも
コミックに近いよね。色々考えるもんだと感心。

で、自分なりにこの覆面作家の正体を推察するに...
(次刊の感想に続く)

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舞城王太郎が関係しているらしいということで手に取ってみた。
最後でやっと冥王星Oの骨組みが分かったという感じ。謎はまだまだ多い。Wに期待。

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越前魔太郎のデビュー作品で、本書講談社ノベルズと並行して、電撃文庫でも同時執筆されるシリーズ物。

フリーライターの男が､友人から聞いた川辺で起きた奇妙な殺人事件｡被害者は身体の内側から爪でかきむしられて窒息死したらしい｡
男は事件を調査するうち、目撃者から犯人が手にしていた『バイオリン』の話を聞く。
そのバイオリンは､男が幼少期に1度だけ遊園地のテントで目にし､恋こがれていたものだった・・・
恋の成就のためにバイオリンを探す男、そのバイオリンを所持する怪物【醜悪な臓物】、そして男のもとに現れる【冥王星O】、
知らされる【彼ら】の存在、【彼ら】に目鼻髪を奪われた【顔のない女】、
【彼ら】の社会で一目おかれる【窓をつくる男】、、、
すべてが交錯し、そして明らかになる真実とは？


あくまでも序章といった感じだった。
文章構成自体は怒涛のように読めた。加えてバトルが結構多かったので、なおさら。

ってゆうか、チョコレートディスコ強化版？

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電撃文庫などと協力して出されるらしい、企画小説。
人体楽器、謎めいた探偵、異能の持ち主などモチーフはすごく好きなのだが、世界に入りにくくて苦労した。
この後、企画自体がどういった展開をしていくのかに興味があるので、注目は続けます。

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「HUNTER×HUNTER」のヨークシン編と世界観が似ています。最後まで違和感が残ったままでしたが、最後の最後まで読まないとよく分からない話です。謎の覆面作家ということですが、とても読みやすくて乙一氏を連想しました。

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何なのか、さっぱり分かりませんでした。
もう、こういう作品を読んでも理解出来ない年齢になってしまったんでしょうか？
今後もシリーズとして続々と発刊される予定のようですが、もういいです。

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どうでしょう、舞城王太郎なのかなあと思いながら買ったけど
各レーベルの代表作家という噂もある。
内容はなんか、そこまで舞城チックじゃないなあと感じた。
舞城ならもっと愛を（舞城の愛はこの作品のような偏屈な愛ではなく家族愛や普遍的な愛をひねくれて書いているような気がする）こだわって書くだろうし、残虐性も弱い。
総じてこれは舞城王太郎が書いてなかったらいいなと感じた。

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舞城王太郎の書き下ろし作品、『NECK』に登場する作家、越前魔太郎(映画では平
岡裕太が演じる)のデビュー作。

当然越前魔太郎は架空の人物なのだが、様々な作家が越前を装って書いているよ
うだ。
本作は話の流れや独特の漢字変換(平仮名表記が多い)から、乙一であると言われ
ているし、僕自身読んでてそうかなと思う。

『NECK』との関連性は不明だが文体や設定を見ると舞城へのオマージュ感が漂う
。
物語の1行目に突飛で、読者を引き付ける文章を持ってくることや意図的な改行の少なさ。クライムムービーのような会話のやり取りは正に舞城的である。

しかし舞台設定や舞城オマージュに振り回されている事も否めない。
後半に盛り込まれるバトルシーンはジョジョ4部のノベライズを彷彿させるが、文
章にキレがない。だらだらと状況説明をし過ぎていて、そこに乙一にあった『ジョジョ4部』の時のスタイリッシュさがない。

バトルの展開は面白いハズなのに「舞城さ」を押し出すあまり魅力が半減してし
まっている。
しかし様々な作家が同じ話を紡いでいくのは面白い企画だし、なによりレーベル
を越えてやっている事も好感度は高い。

9月に出る越前作品は舞城が手掛けるらしいし、それまでの繋ぎとして読むのもあ
りかも。

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よくある伝奇物。オチも読めてしまったし、文体もさして面白くない。でも、企画は面白いし、続きも読んでみようかな。

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舞城さん関連の企画本なので買った。複数作家が参加するシリーズものみたい。
ハードボイルド臭あふれる文章が、ストレートな表現としてもギャグとしても受け入れられずに不快だった。

他にも何冊かこのシリーズ買ったんだけど、もう少しセンスのある人が書いてくれてるのを期待する。とりあえず今買ってる4冊みんなダメだったら、ネタバレ感想とか読んで9月の舞城さん執筆分に備えたい。

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冥王星Oの第一弾。

主人公の『俺』は第二弾の『ワル』の弟という設定。
『ワル』は第二弾の中で中心的存在として出て来ます。
そのワルの弟が『冥王星O』として引き継ぐ。

本当の主人公は『窓をつくる男』なのではないかと…

かなりグロ要素満載です。
第二弾より読みやすいというか、スムーズってカンジ。
世界的に『閉じられてない』からか？

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最初に乙一氏が書いたのじゃないかと言われる理由について説明しておくと、某ニュースサイトで越前魔太郎の記事に普通に名前が載ってたからっていうｗ（その後名前だけ削除された。でもどっかに魚拓あったはず）
・・・ってレビューに全く関係なかった。

さて、作品自体だが、まずグロイ。状況をすごい細かく書かれていて頭にすぐ浮かんでくる＝グロイになるのだがｗ
特にヴァイオリンの描写は秀逸。

最後の返しもまぁよかったけど、この設定は他でも引き継がれるのか・・・？
とりあえず、期待しながら次巻以降も読んでみようと思う。

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一気に読んでしまった。
このシリーズは毎回違う有名作家達が「覆面作家　越前魔太郎」として書いているらしい。この「Ｖ」は（生協のヒントによると）『夏と花火と私の死体』な人らしい。確かに、話の構成にそれっぽい要素は感じられた。人があっけなく死んで行くところとか。
表記がリアル。最後のちょっと手前が少し普遍的だったが、「えっ！？いいの？」というシーンやどんでん返しも多く、面白かった。久しぶりにミステリーを読んだ。

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あまり読んだことのない作風です。でも映画やら何やらで見たことのあるような。
「居酒屋でビールに枝豆」ではなく、「薄暗いバーの片隅でウィスキーをロックで」みたいな。わけわからない。

けっして、すいすい読めちゃうわけではない。
けれど、ページを開くとイメージできる情感。風景。
蠱惑的なヴァイオリンが出てくるよ。嫌いじゃないよ。

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講談社ノベルス×電撃文庫のコラボシリーズ。作者は複数の覆面作家。
読んだ感じではこの巻は舞城王太郎かと思ったら、他の方々のレビューによれば乙一なのか。イメージ違う…
美しい少女の形をしたヴァイオリンに恋した男が【冥王星O】と名乗る男と出会って“彼ら”の存在を知り、事件に巻き込まれていく。
人体楽器、【醜悪な臓物】などかなりグロい。しかし【窓をつくる男】、【顔のない女】などのネーミングも含めて造型は雰囲気があっていい。後半の戦闘シーンがやけに論理的に展開するのに少々違和感を感じるものの、全体としては面白かった。