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- カテゴリ:一般
- 発売日:2010/03/12
- 出版社: エンターブレイン
- サイズ:19cm/238,15p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-726430-4
読割 50
紙の本
iPad vs.キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)
著者 西田 宗千佳 (著)
キンドルって何? iPadって何がすごいの? 紙の本って無くなるの? 「電子書籍」に関する全ての疑問に回答し、IT最前線からその未来像を浮き彫りにする。「キンドル購入から...
iPad vs.キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 (brain on the entertainment Books)
iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏
05/02まで通常943円
税込 471 円 4ptこのセットに含まれる商品
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商品説明
キンドルって何? iPadって何がすごいの? 紙の本って無くなるの? 「電子書籍」に関する全ての疑問に回答し、IT最前線からその未来像を浮き彫りにする。「キンドル購入から利用までの手引き」付き。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西田 宗千佳
- 略歴
- 〈西田宗千佳〉1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電など。著書に「iPhone仕事術!」「クラウド・コンピューティング」など。
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紙の本
読書家にはキンドルがツボ?
2012/03/26 13:38
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る
会社に読書好きな年配の方がいます。電子書籍リーダーの購入を検討中なのだとか。色々な思いを馳せて語ってくれました。ですがiPadやDocomoタブレットの料金体系などなど、どうも腑に落ちないみたい。結局断念したそうです。まだまだ時期尚早なのでしょうか?
「電子書籍リーダーって色々あるけど結局どれがいいの?」。「iPadとキンドルって何が違うの?」。「そもそも電子書籍ってどうして日本では普及しないの?」。そんな疑問に本著はスッキリ答えてくれます。Popな装丁に相反して、とても読み応えのある一冊でした。
●黒船襲来
アメリカではAmazonを筆頭に電子書籍化が猛威を振るっています。下記の記事が記憶に新しい。ついに黒船襲来かと日本の出版業界を脅かしました。
そのAmazonが提供するデバイスがキンドル。今流行のIPadとは何が違うのか? 両機を比較検証することで、すなわちAmazonとAppleの戦略の違いと電子書籍業界の現在が見えてきます。本著はその格好のテキストといえるでしょう。
かなりAmazon寄りな本ですね。キンドルを軸に電子書籍リーダーの生い立ちからAmazonの戦略までを解説。カウンターとしてのAplleとの比較。Sonyの日本での失敗とアメリカでの成功。ebookの歴史。ついては再販制度と著作権の問題まで話題は言及しています。
●エンターテイメントなiPad、ストイックなキンドル
iPad。読書という概念自体を覆します。PCと同じく動画などビジュアル表示に特化した液晶パネルを採用。電子書籍リーダーというガジェットが本とウェブページの垣根を取り払い、ひいては音楽・動画・テキストといった情報伝達そのものを統合させる目論見です。「もう誰も本なんか読まない」。ジョブズ氏のこの言葉に集約されていますね。彼らしい革新的な発想です。
反対にキンドル。読書家層をターゲットに本を読むという行為の特化に徹底して開発されています。省電力の電子ペーパーを採用。液晶パネルに比べて圧倒的に目が疲れにくいそうです。3G回線を内蔵しながら別途通信契約も不要。iPadやDocomoタブレットのように携帯電話とは別に2重のパケット契約をするのは正直しんどいですよね。前述の会社の人もここがネックだといってました。Amazonは通信費を価格に組み込むことで、インフラのわずらわしさを解消しています。スマートなやりかたです。
キンドルの思想の方が私的にはツボですね。潔いというか。本著を読んでそう感じました。単に洗脳されただけかもしれませんが(汗) メカ好きや一般層ではなく、本に投資を惜しまない読書家が普及の鍵を握るとAmazon並びに著者は踏まえています。
●乱立する戦国時代へ突入
後半はサブタイトルが示す「日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏」。アメリカのビジネスモデルや日本の出版業界との確執や軋轢に関する話題が中心です。再販制度と著作権。これが妨げているのですね。台所事情がアメリカとはまるで違います。日本の国会図書館館長の長尾真さんが私案する「電子図書館制度」構想。これに新聞社の立ち位置や、GoogleBooksの目論見なども絡んできます。乱立する戦国時代へ突入です。
・・・ちょっと長くなりそうですね。実は電子書籍に関する別本も読了済み。そちらの方が更に濃かったです。そういうわけで、この話題は次回に持ち越しますね。
※「です・ます調」レビュー100本ノック。30本目。
紙の本
iPad, キンドルにとどまらない eBook の話題満載
2010/07/01 01:49
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり,iPad とキンドル (Kindle) がおもな話題だが,それらだけにとどまらず,ソニーの eBook やボイジャー・ジャパンの T-Time などもとりあげられている. eBook に関してどういう歴史があったのか,それらと iPad やキンドルはどうちがうのか,キンドルのビジネスモデルはどうなっているのか. そういうエピソードがおりこまれ,さまざまな知識をえることができる.