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紙の本

オランダ宿の娘 (ハヤカワ・ミステリワールド)

著者 葉室 麟 (著)

江戸参府のオランダ使節団が、自分たちの宿「長崎屋」に泊まるのを、るんと美鶴は誇りにしていた。文政五年、二人は碧眼の若者、丈吉と出逢い、両国の血をひく彼と交流を深めてゆく。...

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オランダ宿の娘 (ハヤカワ・ミステリワールド)

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商品説明

江戸参府のオランダ使節団が、自分たちの宿「長崎屋」に泊まるのを、るんと美鶴は誇りにしていた。文政五年、二人は碧眼の若者、丈吉と出逢い、両国の血をひく彼と交流を深めてゆく。まもなく、病人のために秘薬を探していたるんは、薬の納入先を聞きつけた丈吉と回船問屋を訪れる。が、店に赴いた彼らが発見したのは男の死体だった。さらに数年後シーボルトをめぐる大事件が起こり、姉妹はその渦中に。【「BOOK」データベースの商品解説】

1822年、江戸の宿屋「長崎屋」の姉妹・るんと美鶴は、異国の血を引く青い目の少年武士・丈吉と運命的な出逢いをはたす。やがて彼らは秘薬「テリアカ」をめぐる陰謀に巻き込まれてゆく…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

葉室 麟

略歴
〈葉室麟〉1951年北九州市生まれ。西南学院大学卒。2005年「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年「銀漢の賦」で松本清張賞を受賞。ほかの著書に「花や散るらん」など。

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評価内訳

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紙の本

気持ちを伝える贈りもの

2010/04/07 13:23

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代、ヨーロッパの国では唯一、
貿易が認められていたオランダ。
出島にとどめ置かれた彼らですが
1790年以降は4年に一度、
江戸まで商館長以下、長崎奉行などが参府しました。

この時、江戸で彼らの定宿に定められたのが
本書の舞台である長崎屋。

婿養子の源右衛門、実質取り仕切っているおかつ、
そして、美しい姉妹るんと美鶴。
幼いころから異人に親しんだ彼女たちは
その日本人女性らしいたおやかさで
カピタンに接します。

長崎屋は火事によって消失したことがありますが
カピタン・ドゥーフの援助で再建。
彼は、姉妹に指輪を送っています。
このように贈り物は
「相手を大切に思う気持ちを伝える」ものと
カピタンは教えます。
それがこの物語の軸となっていきます。

長崎屋で勉学をしながら逗留する駒次郎、
カピタンの京都での定宿海老屋の三男で
見習いに来ている沢之助。
彼らもまた深く長崎屋と関わってきます。

不幸の始まりは、テリアカと呼ばれる貴重な南蛮の薬を
古川藩藩士の鷹見十郎左衛門が欲したことでした。
偽物も多いテリアカですが、
病弱な妻には本物を飲ませてやりたいと望みました。

そこから南蛮貿易に関わる抜け荷といった黒い側面と
言葉が伝わらないとはいえ接することで生まれる信頼関係という
人間と人間の交流が明らかになってきます。

それはシーボルト追放、
その事件により幕府天文方・書物奉行処刑にまで発展します。

初めての蘭和辞典「ドゥーフ・ハルマ」をあらわした
ドゥーフの忘れ形見の青い目の青年丈吉や
不思議な力を持つ美鶴、
そして幼い頃行方不明になった、おかつの幼馴染のおかほ。
火事によって数万の人の命が失われる江戸の町。
印象的な人々や出来事が次々に起こる歴史ミステリーです。

鎖国がもたらした不幸な出来事は
市井の人々までも苦しめました。
ただそこには、人と人との信頼があっただけでした。

シーボルト事件はさまざまな解釈がされていますが
本書では、制度が人の心を踏みにじる、
やるせない事件として描いています。

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紙の本

歴史とミステリー両立の難しさ

2010/06/06 14:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

知り合いの病に効くという薬を求めたのが原因で、国家を揺るがす陰謀に家ともども巻き込まれてゆく一家の物語。歴史の中で、大義や国に翻弄される個人という対立図式もはっきりとしており、主人公を取り巻く人々はおおむね善人であり、主人公の苦悩や悲しみを常に癒してくれるので、安心して読める作品である。

史実というがちがちの(ある意味では)事実の中にミステリーを紛れ込ませようとするのだから、それは難産であったろうと思う。しかし死んだ人が見えるだの、予知能力があるだのと、SF的要素まで入れ込んでしまうのはいかがなものか。SF的要素を取り入れるということは、つまりは常識の範囲内で物事を収めなくてもよいわけで、縛りがないのだから何を入れても良くなってしまう。「何でもあり」故の面白さも確かにあるのだが、例えば先が読めてしまう女性がいるならば、今起きているであろう史実もひっくり返せるわけで、ひっくり返らなかった理由について、その能力が自然に消えていったから…というのはご都合主義のように思えた。

更に登場人物が多い割に、それぞれの心情描写が浅いので、さらさらと物語が流れていってしまう印象があり、惜しまれた。

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2010/04/07 16:47

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2010/05/04 21:27

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2010/05/30 06:32

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2010/07/01 01:34

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2011/01/23 20:52

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2011/07/22 16:19

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2010/12/18 23:32

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2012/02/01 18:25

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2012/06/09 00:11

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2013/04/01 22:21

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2013/06/30 10:48

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2013/12/15 17:54

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2014/10/05 16:48

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