電子書籍
そう来たか
2024/01/17 21:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みぽこぽこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初から最新刊まで、しゃばけシリーズを読んでしまった。さて、どうしよう。
しばらく、このお江戸から出たくない。
令和は色々と気の晴れない事が多いし。
そう言えば、畠中さんは他にも時代物があったような。
で、読み始めたら大満足。
若だんなとは違うけど、お腹の中の優しさは同じような。
楽しみをまた見つけました。
紙の本
まんまこと
2022/04/25 09:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読み作家さん
既読の時代小説に度々登場していた名主という職業
ぼんやりとしか理解できていませんでしたが具体的に知る良い機会になりました
今でいうと市役所の市民課、簡易裁判所、町内会長をあわせたような感じに受け取りました
新しい目線で描く人情小説 楽しく読めました
短編集ですが話は全部続いているので一冊丸ごとだと長編小説にもなっています
紙の本
町名主の仕事
2020/02/16 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の町名主の息子・麻之介を主人公にした連作短編集。
ぼんやりした馬鹿息子と侮るなかれ、麻之介はなかなかのクセ者。
面白いぞ。
投稿元:
レビューを見る
面白かったんだけど、あっさりしすぎていまいち印象に残らない。
しゃばけシリーズが好きすぎるので、どうしてもくらべてしまう。
投稿元:
レビューを見る
事件の規模としては小さいかな。
短編集のようで読みやすかった。
私的には最後にどんでん返しが…!
投稿元:
レビューを見る
『しゃばけシリーズ』とは一味違うキャラクターの揃った新シリーズです。
主役の麻之助は、町名主の跡取り息子。16歳までは、近所の評判も上々で、高橋家の跡取りに恥じない大層良くできた、「ぼん」でしたが……。
ところが、16歳を境に、「それまでの生真面目で勤勉なところを、どこぞに落としてなくしてしまったらし」く、今ではすっかりお気楽もの。
両親の不安をよそに、遊び人の若だんなです。
そんな若だんなを支える幼なじみが、
女好きの清十郎(同じく町名主の跡取り)と、堅物の吉五郎(同心見習い)です。
この3人が、あれこれと事件解決に奔走します。
なぜ、16歳で性格が変わってしまったのか…。
所々にでてきますが、麻之助の心の澱が切ないです。
投稿元:
レビューを見る
親友の父の後妻となった、かの人。
お話を読むに従い、主人公のかの人への想いが見え隠れする。
また、主人公自身、気づいていく。
そういった心のひだの描き方は、すごいなぁとおもう。
繰り返し読みたい本。
投稿元:
レビューを見る
読みやすくて面白い、ライト時代小説。
悪友3人が、力を合わせて事件を解決!
って設定は、相変わらずのキャッチーぶり。
タイトルの雰囲気で『しゃばけ』シリーズなのかな、と思ってたら違った。
だけど、なんとなく『しゃばけ』と何が違うんだろう、って感じ。
投稿元:
レビューを見る
畠中恵さんの本は世の中のままならないことも、物語にすっと織り込みそれと気づかず読ませるのが素晴らしい。
今回も人の身勝手さから起こるいざこざを書いていながら、一度もつまずくことなく最後まで読むことができた。
玄関で揉め事の最低をつける町名主の跡取り息子麻之助。
この麻之助、十六の歳までは大層評判のよい若者であったのに、何があったのか十六になった歳に、お気楽な放蕩息子になってしまった。
そんな麻之助が幼馴染で親友の清十郎と吉五郎、支配町の人々を巻き込んだり巻き込まれたりしながら日々のいざこざを収める連作シリーズ。
てきとーに要約するとこんなかんじだろうか。
麻之助の心の揺れ動きに清十郎やお由有、吉五郎、町の人々とのやり取りがとても好き。
とくに時に殴り合いの喧嘩も辞さない親友三人組のやり取りは本当に読んでいて楽しかった。
このシリーズは長く続いて欲しい。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけシリーズの大ファンなのですが、この本はあまり好みではありませんでした。文章は優しく、読みやすさは変わらないのですが、どうしても「若だんな」の純粋さの方が好感が持てて、この主人公はウジウジ後悔して周りを振り回しているようにしか思えませんでした。人間らしい、とも言えますが。
投稿元:
レビューを見る
「しゃばけ」も好きだけど・・こっちの方が人間感があって面白かった。第2弾は出てる様だけど、文庫になるのはまだ先かな。。
投稿元:
レビューを見る
とにかく、雰囲気やキャラやセリフ回しがツボ。
安心して読めるし、ちゃんと味があってすごく好き。
まだ気になることは山とある作品ですね。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけ読んだ時と同じく、なんか登場人物たちにうまく馴染めない感じがする。
それぞれのイメージがあんまりわかない。容姿等の描写が少なめだからかな?それか、ピンとこない江戸の言葉で書かれてたのかもしれない。そこまで注意して読んでないから覚えてないけど。
主人公の恋愛面でも、相手方の人物像がよくわからないので「あ、そうなの」と思うくらい。描写の少なさは、著者的にはここはそっと進めたかったのかもしれない。あくまで話の主軸はここではないというか。
勝手な推測だけど。
シリーズとして続いているようなので、やはりしゃばけと同じく回を増す毎に馴染んで好きになるかもしれない。この本も基本は好きなので。毎回先が気になる展開の短編集。
投稿元:
レビューを見る
しゃばけシリーズと似たような設定ながら、なんと、違うシリーズ。
しかし、今回は妖怪は出てきません。
私はしゃばけシリーズの妖怪たちのドタバタが好きなので、この新シリーズが好きになれるかどうかわかりませんでしたが、最後まで読んでいったところ、どうやら好きになりそう。
というのも、主人公のほのかなロマンスが・・・意外に物語にハマっているのですよ。
若だんなが今までまったく色気なしだったので、作者の描くラブストーリーに期待していなかったのですが、これはなかなかツボです。
「あの時こうしていれば」とか「なんで付き合わなかったんだろう」みたいな後悔が誰にでもある(というか、私は今でも後悔している!!)と思うのですが、そのほろ苦い思い出がシンクロする1冊でございます。。。
投稿元:
レビューを見る
やっぱり若だんなの要素が随所に。
妖怪がいない分、人の心が浮き彫りになっている。
それも悪くはないんだけど、平凡な印象になってしまった感じもする。