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基本的に、他のWebサイトやらで保険の考え方はわかったつもりになっていたので、大体同じことが書いてあった。
数字を併記しているので、説得力はあると思います。
保険についての考え方をコストの面や売る側の面からまとめているので
読んでみる価値はあると思います。
実際にどうするか? についても色々と記述がありますが、
それについてはWebなどで調べたり本の中にもありますが、
有料相談などを使ってもいいのかな?(ハズレを引かないように)と思います。
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『生命保険の罠』(2007年)の著者による生命保険論の新しい本(2010年2月)。
第1部「保険会社は信用できるか」と第2部「保険商品を信じられるか」は『罠』のおさらいといった感じ。わかりやすいけれど、社名は伏せてあるのでこの部分は『罠』のほうが読んでいておもしろい。
第3部「それでは、どうすればよいのか」は読み応えがある。実際に保険に入っている人がこれからどうすべきかとか、営業トークへの切り返し方なんかがまとめられている。
結論としては、自分で内容を説明できるシンプルな保険(掛け捨ての定期保険)を基準に1円でも安く入ることを主張。団体保険やネット生保の活用などもすすめている。
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子どもの学資保険と、自分の医療保険の見直しの勉強のために読んだ。
結論からいうと、読んでよかったと思う。
たしかに、もしも自分が病気になったら、という悪いケースを考えると、少なくともそれが金銭的に保障されている、ということはずいぶんな安心感になるのだ。
60日間限定で1日5000円もらうために、何十年にもわたって月に何千円も払う、ということの損得を冷静に考えられなくなってしまう。
団体の掛け捨ての生命保険1本でOK、という言い切りの理由も納得できるし、今までよくわからなかった保険の見るべきポイントがわかってよかった。
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主張は至ってシンプル。職場の定期保険オンリーで大丈夫。医療保険等々は不要。いろいろ勉強してきたけど、結局は自分もこの考えに行き着いた。
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FirstRead:2011年3月20日
下読み:10分
本読み:60分
振り返り:10分
保険に加入する目的は「貯金では対応しにくい金額、要するに大金が調達できる」ことである。貯金で対応できるのであればわざわざ保険に加入する必要は低い。そのため、定期保険にだけで十分だと言うのが筆者の考えだ。
この考えには賛同できる。
現在(25歳・男・独身)では保険の必要性は非常に低い。結婚したら1000万の定期保険に加入するべきだが、それまでは現状のままで問題なさそうだ。
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・定期保険で十分。医療保険はいらない
・お宝保険・・・1999年4月2日以前の契約は利回りが高い
・払済・・・保険料の払込みをやめるとことにして、現時点での解約金で同じ種類の保険を買い取る。
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確かに医療保険は無駄なのかもしれない。2年前に解約返戻金なしの終身医療保険(1日1万円 最高180日分)にそれまでの65歳満期の医療保険を10年目で中途解約してかけ直したのだが、終身といっても保険料も終身払い続けなければならず、1日1万円で180日間の保証をもらうのに一体いくら払い続けるかを考えたら、180万円の貯金をしたほうが、資金の汎用性は高くなる。しかも、同じような医療保険が2つある。多分、掛金を回収する前に年金生活に入り、毎月の掛金がかけられなくなって解約することになるだろう。早く解約して、保険料分を積立しよう。
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<きっかけ>
著者の他の本「生命保険の罠」を読んで
<学んだもの>
保険の選び方の視点
<内容/感想>
日本生命出身の後田亨さんが書いた本。本自体の評価は★3か4くらいあるのですが、先に読んだ「生命保険の罠」と重複した内容が目立った点が大きくマイナスとなっています。
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私は胆のう炎で2カ月も入院!(普通は2~3週間)
掛かった費用は70万円弱
※健保の払い戻しと、確定申告でもう少し安くなるはず
でも、既におっさんである私の場合
医療系の生命保険に入っておらず、
預金を取り崩したほうがオトクらしい。
ということで、読む。
基本は、自分が分からないヤヤコシイ保険に入るな。
貯蓄は銀行へ、保険は掛け捨てでOK
236ページにまとめがある
25 日帰りで済む病気に保険は不要
43 アカウント型保険、定期特約つき終身保険の改悪版?
51 転換=悪、とは言い切れない
71 保険営業で一番大変なのは「面談」までこぎつける事
78 ランク、キャンペーン、ボーナス査定=代理店誘惑
82 月払い保険料、一世帯5万円が目標?
84 預かったお金を返金するのがボーナス?
85 勤務先の団体保険、ネット生保の定期保険、損保の収入保障保険
89 経費公開
102 CM、ケガの保険
123 割りに合わない医療保険
133 日常的に準備できる金額なら貯金でOK
135 プロがほしい保険、入院31日以降でいいから無期限で給付金
149 診断給付金、はイイ
186 お宝保険、1999年3月まで
190 払済
221 保険商品、割引はない。キャンペーン期間はノルマがきついだけ
232 生保の業界人は団体保険好き
236 まとめ
実は大昔に仕事で保険の勉強をしたことがある
結果、保険には一切入っていないw
「保険とは自分の負けに賭けること」
そういえば最近のFPの家計指導
・自家用車は売れ
・保険見直し
が圧倒的に多い
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語り口が明快で、保険業界の不透明な部分をスパッと切るような切り口が心地よいです。
「保険ってよくわからない」という方にお勧めします。
保険商品が、なぜわかりにくい構造になっているのかが理解できると思います。
また、自分に必要な保障とそれに適する対処の仕方が浮き彫りになってくるでしょう。対処の仕方、と書いたのは、そもそも保険契約の必要性の有無を考えるところが第一関門だからです。
最近は、保険商品を否定する風潮も見られますが、本書は、ただ否定するのではなく、どういう理由で、どのような点が不要なのかが明確に書かれています。
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保険事業の可能性についてまさに真剣に向き合う立場のひとりとして、謙虚に読ませていただきました。「相互扶助」の仕組みが保険を取り巻く世界で磨かれていくのはこれからだという高尚な投げかけが最後にありましたが、残念ながら最後のその意見への過程の部分では保険料納付と保険金受取りの損得比較が大勢を占めていて、いまひとつ同調することができませんでした。まさに日本経済の縮小均衡の感覚に乗っかっているとは思いますが。とはいうものの、海外の再保険などの保険事情をみるにつけ、日本の保険事業はまさにもっと真剣にその可能性をみていかなければ明日はない、という危機感はもてますね。
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確か18年程前だったと思いますが、現在では日本経済の危機本ばかり書いている浅井氏が生命保険について本を書いたことがあります。
その内容は生命保険会社が提案する保険には、定期保険と終身保険がセットになっていて、わたしがそれまで思い込んでいた保険(死ぬ時まで有効の保険)は全体のほんの一部であることを知って驚いた記憶があります。
保険証書を確認してみると、その通りになっていて終身部分を増やして変更しました。しかしそうすると毎月の積立部分が多くなり、生活が苦しくなったので、友人の奨めもあり、現在は掛け捨て型の県民共済にしてます。
この本を読んで、私がとった方法はそれほど間違っていないことがわかり少し安心しました。生命保険とは、家に次いで大きな買い物であるにも拘わらず、最終的にいくら払うのかもあまり計算せずに決めてしまうものなので、保険に関する知識は、限られた給料で生活しなければならない私にとっては重要であると思いました。
以下は気になったポイントです。
・万が一の事態にのみ備える定期保険こそが、最も保険本来の機能を引き出す可能性が高い商品である(p24)
・内容を理解するよりも、わかる範囲で利用できる保険を選ぶこと(p26)
・契約転換のキモは、それまでの契約の解約金(積立部分の積立金)を新契約の頭金に充てること(p49)
・10年で更新されるタイプは、保険料がどんどん高くなる、10年前の保険に10歳高い保険料で入り直すことを意味する(p54、63)
・代理店には、特級・上級・普通・初級のランクがあり、同じ商品を販売しても手数料が異なる(p76)
・損害保険であれば、医師の診断なしに入れるのは当たり前(p104)
・自動車保険の保険料が年間数万円で収まるのは、人口1.2億人の交通事故から30日以内に死亡した人の合計は6023人、0.005%であるから(p132)
・プロが入りたがる保険は、入院から31日目以降、日数無制限で給付金が支払われるもの、普通は60日が限度(p135)
・50歳前までに癌にかかる人は、男:2.2%、女:4.4%、64歳までで1割程度(p139)
・癌保険の支払は、1営業日あたり、1000人に対して12億円(1件:120万円)である、年間営業日は244日なので、1年間=365と考えると7割程度(p143)
・積立利率が2%とは、毎月支払う保険料から、会社経費等を差し引いた残りを2%で運用すること、5年後の解約金の返戻率がマイナスになるのはそのため(p161)
・生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」で、入院時の平均自己負担費用が1日:2.1万円とあるが、この数字には高額療養費制度は考慮されていない(p173)
・保険見直しのポイントは、1)定期保険は残す、2)特約は、すでに病気にかかっている人以外は解約、3)終身保険等は金利が高い時代(2.75%以上)のものは解約しない、である(p183)
・保険会社が破綻した場合に��響をうけるのは、終身保険等の積立部分、一方で定期保険部分は引き継がれる場合が多い(p201)
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ライフネット生命副社長・岩瀬大輔氏の『生命保険のカラクリ』に続けて読んだ。
日本生命の営業マンを10年間勤めた著者による本。
両者の主張はおおむね共通しているが、
岩瀬氏の本が、業界の概要や保険商品の儲けのしくみを大局的に
理解するのに役立つのに対して、
こちらは元営業マンが著者ということで、より現場に近い目線から、
豊富な事例をもとに保険選びを考えさせてくれる本。
長年販売の第一線にいた立場から、明らかにされる
売り手側の内情や考え方はやはりしたたかでプロのそれである。
冒頭の「利用価値倍率」を用いた保険の価値の説明が分かりやすく、
非常に納得感があった。
(つづく)
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保険の本は「生命保険のからくり」の次の2冊目です。書いてる内容はからくりの方は保険の内容や生保レディーや保険会社の損益が詳しく書かれていたのに対し、ウラ側は具体例が多く、ぶっちゃけどれがいいかに比重が多い気がします。共通しているのは掛け捨て定期がいいこと。
近々保険の見直しになるので、解約しようかなと考えています。保険ってわかりにくいけど、ちゃんと計算して選ばなきゃダメだなぁ。特にプロが選ぶ保険の部分は勉強になりました。
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結論。
公的健康保険+会社福利厚生+定期保険だけで事足りる。
あとは投資性保険を賢く組み合わせるかどうか。
月々の保険負担も「月給の1%以下」に押さえること。
<保険選びの注意点>
・医療保険は費用対効果が合わず、入らない方が良い。
・公的健康保険が最強の保険であり、それだけで十分。
・会社の福利厚生制度や高額医療制度などを上手く活用すべき。
<保険商品の見極め方>
・保険は費用対効果で殺伐と管理、見直しをするべき。
・利用価値倍率が合わないものは、ハッキリ断る。
・保険会社の品質やアフターは、価格差を生むほど大したものじゃない。
・保険商品にはすべてウラ側があることを理解する。
<良い保険内容とは?>
・基本的に定期保険のみでOK。
・投資効果の得られる「貯蓄保険」は検討の価値あり。
・保険のプロ自身が加入している保険商品を選ぶ。
・月々の保険料負担としては、「月給の1%程度」が最適。
・決めた予算内で、自分の理解できる商品だけ加入する。