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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.2
- 出版社: 筑摩書房
- サイズ:20cm/284,6p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-480-87361-3
紙の本
ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く
活力と希望に溢れた音楽をめぐる空間、ジャズ喫茶。ピアニストであり日本文化研究者である著者が、日本全国のジャズ喫茶を取材。今まで語られなかった異空間の真の姿を描き出す。【「...
ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く
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商品説明
活力と希望に溢れた音楽をめぐる空間、ジャズ喫茶。ピアニストであり日本文化研究者である著者が、日本全国のジャズ喫茶を取材。今まで語られなかった異空間の真の姿を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
マイク・モラスキー
- 略歴
- 〈マイク・モラスキー〉1956年米国生まれ。シカゴ大学大学院東アジア言語文明学部博士課程修了(日本文学で博士号)。ミネソタ大学アジア言語文学学科教授。「戦後日本のジャズ文化」でサントリー学芸賞を受賞。
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紙の本
行ってみたい
2024/04/10 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦後の日本文化の一つであるジャズ喫茶について、興味深く読むことができました。残っているところに、行ってみたいです。
紙の本
ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く
2015/08/23 10:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本における「ジャズ喫茶」の過去と現在を、社会学の視点から考察した一冊である。一番の特徴は、地方にある「ジャズ喫茶」を丹念に取材し、そこのマスターと、地方におけるジャズ文化の受容の様子を記載していることである。戦前の日本のジャズ喫茶にやってくる顧客の大部分は、当時はやっていたダンスホールからの顧客だったこと。そのためイメージが戦後まで残り、ジャズ喫茶にたむろしている高校生たちは「不良」というイメージで見られていたこと、学生運動が華やかし頃の1960~70年代は、若者からジャズは「反体制」の象徴として捉えられていたことということは以外だった。あと、戦後~高度成長期のジャズ喫茶では、店内では「私語禁止」という暗黙のルールが存在ことについては、ジャズ喫茶は一種のオタクの巣窟であると思った。