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紙の本
天才勝新太郎 (文春新書)
著者 春日 太一 (著)
「座頭市」と豪快な勝新伝説で知られる勝新太郎。巨匠・黒澤との決裂の真相とは…。映画製作者としての勝とその凄まじい現場をスタッフの証言を元に再現し、繊細すぎる実像を浮き彫り...
天才勝新太郎 (文春新書)
天才 勝新太郎
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商品説明
「座頭市」と豪快な勝新伝説で知られる勝新太郎。巨匠・黒澤との決裂の真相とは…。映画製作者としての勝とその凄まじい現場をスタッフの証言を元に再現し、繊細すぎる実像を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
春日 太一
- 略歴
- 〈春日太一〉1977年生まれ。東京都出身。日本大学大学院博士後期課程修了。芸術学博士。時代劇を中心にした日本の映画・テレビドラマの研究家。著書に「時代劇は死なず!」がある。
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紙の本
純粋な映画人 勝新太郎
2010/05/15 00:47
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rindajones - この投稿者のレビュー一覧を見る
人というものは結局のところ誤解する生き物
もしくは
自分にとってオサマリが良い解釈をする生き物
のようです、悲しいかな。
可哀そうなのは誤解された対象なのか、誤解している方なのか? しかし、「勝新」にとってはどちらでも良かったのかもしれない。
これは勝新太郎の伝記である。「ふぅ~ん、武勇伝なのね?」程度のものと想像するが、むしろ「ルポルタージュ」。作者の取材と分析力は素晴らしい。
特に私は勝新太郎のファンではなかった。作品もまともに見たことがない、恐らく多くの方が持たれているイメージ
・座頭市
・豪快な男
・中村玉緒の旦那
この程度であった。
更に、余計なことを加えるなら、下着に隠したコカインで逮捕されて「パンツの中に入っていたんだよ」発言。
この本でその理解は大きく変えられた。特に「豪快な男」は違うと思った、むしろ「繊細な男」かもしれない。何よりも「純粋な映画人」だったと思う。
「天才」は多くの人を惹きつけるが、その半面多くの敵も作るのでしょう。勝新もそんな「天才」だったようです。しかし、惹きつけられたその多くは深く魅了されていたようです。
「魅力的なものを易々と語られちゃ、そりゃ魅力的じゃないってことよ~」
ということで、多くは語らずにおきますが一言
私は人間「勝新太郎」が好き
になりました。
紙の本
豪快かつ繊細
2021/02/07 14:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
希代の名優の素顔に、様々な角度から迫っています。破天荒なエピソードの陰に隠れた、優しい人柄を垣間見ることができました。