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商品説明
中世から近世へ、時代の変化がもたらした文芸のスタイル・担い手・成立基盤の変貌を、制作方法や環境、受容の実態から照射する。文学史を文化史から再構築する、お伽草子論。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序論 中近世の狭間の文芸
- Ⅰ 物語・謡・雑談
- 近世初期の公家衆と御伽
- 三条西実隆の草子・絵巻読申
- 戦国期山科家の謡本
- Ⅱ 仮名草子への一潮流
- 『七草ひめ』考
- 『石山物語』考
- 『住吉の本地』考
- 『菊の前』考−お伽草子から仮名草子へ−
著者紹介
伊藤 慎吾
- 略歴
- 〈伊藤慎吾〉昭和47年生まれ。國學院大学大学院博士課程単位取得退学。埼玉大学で博士号(学術)取得。恵泉女学園大学、実践女子大学等非常勤講師。
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