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難民探偵
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まともなミステリ。でもそこか京極夏彦であり、海堂尊でもある。そして肝心の維新の気配が希薄。ま、萌え、が少ないだけのことなんですが・・・
みーちゃん
2010/08/09 19:48:36
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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この小説に就職難民が登場します。いえ、難民探偵役の根深陽義のことではなくて、主人公の窓居証子のこと。で、私がこれを読んでいる頃、我が家でも長女が就職難民になりそうで、本当に心配していました。ともかく書類選考で落ちます。エントリーシートを書いても書いても、最初のところを通過できません。いえ、それどころか会社説明会に行くことすら難しい。不況だということは分かっていましたが、長女を見ているだけで胸が痛くなりました。彼女の口からは時々「死にたい」という言葉まで漏れたほどなんです。ようやく就職の目途がたったのはつい最近で、家族一同胸をなでおろしています。でも、ここで苦しんだことは、娘の長い人生にとっては…
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難民探偵は、現実寄り気なり
椎野 鹿
2010/01/26 22:46:12
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評価 ( ★マーク )
★★★★
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ゼロ年代の雄。西尾維新の新作は挿絵のない新・スイリ小説。難民というには恵まれている探偵と浪人の事件簿。この物語にドラマチックさはなく、起承転結の転を失ったまま、事件は終わり現実は続く。淡々と、やるせない思いを抱えながらも、何処か楽観的に。 …うーん。事件の顛末は読者の期待からワザとズラしたんだろうけど、難民探偵の設定を考えると何処かチグハグ。優秀ではあるけど、この程度では税金ドロボーの謗りは免れまい。真田さんのためにも、もう少しハッタリを効かせて難民探偵の天才性を感じさせて欲しかったです。 しかし、登場人物達の会話劇は相変わらず面白い。作家の京樹には「私の密室は、いつも読者からお叱りを受…
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ごく平凡なリアルな痛み
にい
2009/12/30 21:22:56
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評価 ( ★マーク )
★★★
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みずからネットカフェ難民となった元警視が就職難民の主人公の女性を助手として殺人事件の捜査に乗り出すというほど派手派手しくはないですリアル性を強く出し、地味で単調な展開最初の殺人事件から次の事件が起こるでもなく、容疑者二人から話を聞いておしまい現代モノとしてリアルな捜査と娯楽ミステリとの違いを打ち出した感じでしょうかごく平凡な痛いリアルさはあるものの「本物」感はなく、創作の域を出るほどではないですねしかし、このページ数の多さでこの単調さは流石にきつい
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推理小説という入れ物に固執した、何か別の小説
くまくま
2009/12/13 00:34:56
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評価 ( ★マーク )
★★★
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タイトルを2つの部分に分けると、"探偵"よりも"難民"の方に若干重きが置かれている。あえてスイリ小説という枠を意識しなければならない必然性はないと感じた。実際、肝心の解決の部分も論理というよりは地道な捜査に主眼が置かれていると思う。 だから、どちらかといえば、社会派的なノリが強い印象を受ける。 真面目に大学に通ったものの就職できずに卒業し就職浪人をしている窓居証子は、バイトをしながら就職しようとするけれど失敗し、親に泣きつくけれどもお見合いを勧められるので、紆余曲折の末、叔父でベストセラー作家の窓居京樹のアシスタントという名目で居候することになる。そし…
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